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夜空

 季節を問わず、私は夜が好きだった。いや、正確に言えば夜の空が好きなのだ。

 ふとそれを見上げた幼少から、私はそれの虜になっていた。意味もなく見上げる星空は、自分の無力さを忘れさせてくれた。


 どこまでも冷たくて、でも散りばめられた宝石のように美しくって、そして圧倒的な力強さを持つ、吸い込まれる様な黒いそら――――。私にとっては間違いなく、あの暗黒の水面に浮かぶ星々が、この世の何よりも価値のある世界に見えた。

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