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3話 朽ち果てた遺跡にて

気が付いたら俺は地上にいた。


「まずは状況把握だな。」


周りを見まわしてみると森に囲まれた少し開けた場所に何かの遺跡らしき跡がある、この形は神殿かなにかかな?


遺跡の近くの朽ちた石に腰掛け、エリス様に言われた通りスキルを意識してみる。おお、わかるわかる。まず自分の状態を確認だな。あれを言ってみるか。


「ステータスオープン!」


名前 カタナリソウシ

種族 異世界人

レベル 100

HP 15000/15000

MP 20000/-------

STR 7000

VIT 12000(エリスの天衣+5000)

INT 10000

AGI 8000  

加護 エリスの加護

スキル ドールクリエイト 言語理解 

称号 ドールマスター 


「おお、レベル100もあるよ!レベル上限がいくつかは知らないけど多分高いのだろう、弱まっていると言っていたのに力を分け与えてくれたエリス様に感謝。」


MPの最大値が無いな、これは不明ってことか。今着ている服はエリス様が創ってくれたのか、エリス様のチクチク針仕事想像したらほっこりした^^「かぁ~さんが~よなべ~してぇ~♪」ってメロディが脳内再生で聞こえてきたし。

いや天衣無縫って言うからこれは縫ってないのか?そんな事を考えつつまじまじと着ている服を見てみる。


白を基調としたオシャレなシャツに黒いズボン。外側が深紅で内側に星を散りばめ夜空のような紫紺の外套付きだ。それにしてもこの服めっちゃカッコイイな!地球で着たらコスプレみたいに見えるんだろうけど、異世界情緒あふれてるし良いよこれ。性能もさすが神衣って感じだ。エリス様ってセンス良いな。


そして肝心要のスキルはドールクリエイトって言うのか。地球では俺は人形師の家系で弟子とかも居たし、ドール作家として色々と創作していたからな、俺にぴったりマッチしている。使い方も既に頭に入っている。


「さすがはエリス様だ。」


よし、早速スキル使ってみようか。この世界の状況全くわからないし、まずは頼りになる秘書みたいな側近が欲しいところだな。動物、メカ、人型。女、男型に、不定形、妖精と色々バリエーションあるな。

可愛いモフモフ動物やファンタジックな妖精さんも捨てがたいが・・・。俺にはムサい男と肩を組む趣味はない、側近距離に宦官とか気色悪い。最初だしここは普通に人型の女の子でいいか。後は姿形やスケールも自由に出来るから、イメージして・・・。


「ドールクリエイト!側近創造!」


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