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真夏の鍋焼きうどん

 冷蔵庫を開けたらチルドの鍋焼きうどんが入っていた。しかもご丁寧に家族全員分、4つ入っている。

「このクソ暑い最中に鍋焼きうどん……?」

 どこかの夕ごはんで出てくるのだろうか。聞いてみたいけど母は仕事でいない。理由を聞いてそうな父も、もちろん仕事でいない。同じく何か聞いてそうな姉も塾に行っていて不在だ。

 そもそもを言えば小腹が空いたので冷蔵庫を開けたのだけど、この鍋焼きうどん、食べても良いのだろうか。今日の夕ごはんの予定だったりしたら困るし。いや、母に食べたと連絡しておけば良いのか? でもそこまで食べたい?

「どーしよっかなー」

 しかし小腹は空いている。ストックのカップ麺でも食べようか。あまり好きなのが残っていない。スナック系は腹持ちが悪いからダメだ。思いついて冷凍庫を見ると冷凍のたこ焼きと餃子があった。これでは? でも両方少しずつしかない。これも食べたら母に連絡をしておかないと怒られるやつだ。

「うーん」

 そこまで意地にならずとも母に食べたと言っておけば良いのだ。そんなことで怒る母ではない。こちらが食べ盛りであることを承知でこの手のストックをしてあるわけだから、食べたって良いだろう。

 あ、でも姉にも言わないといけない。姉がたこ焼きを楽しみに帰ってきて、なかったら申し訳ない。たこ焼き、食べたいかなあ。だったら鍋焼きうどんを食べた方が安全かなあ。安全って何だろうなあ。

 たぶん私は疲れていたのだろう。それに悩みすぎた。結局鍋焼きうどんもたこ焼きも餃子も食べてしまった。その後家族のグループ連絡先にその旨を申告して呆れられた。自分でもどうかと思う。

 ちなみに鍋焼きうどんは私と姉のおやつだったそうで、たまたま安売りしてたから2個ずつ買っておいたのだと母から聞かされた。先に言って欲しかった。

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