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魔宝石物語  作者: かうる
魔女と砂漠の戦士
472/499

華やかなる社交術2


「やぁ!久しぶりだね」

「……アルヴァンド卿」


 とある夜会で久しぶりに出会った男は、赤毛の美しい美女を連れていた。


 メリハリのあるボディは艶かしく、艶めいた唇は瑞々しい。はっと目を引く美女だが、それ以上に人々の目を引いたのは隣の男ーーカイネクリフだった。

 袖や襟に銀の刺繍が施された濃紺の夜会服、磨かれた靴先にも銀の装飾、イヤリングやカフスボタンなどにはさり気なくダイヤが光る。

 美少年から美青年へと成長を果たした彼は、益々その美貌に磨きをかけていた。


「留学から帰ってきたとは聞いたが、相変わらずのようだな」

「何が相変わらずなのか分からないけど、そうだね、元気にやっているよ」

「留学先でも相変わらずだったのだろう」

「ははは、何が相変わらずなのか分からないけど、留学は有意義なものだったよ」


 会話になっているようでなっていない会話を交わした後、コーネリアは改めて美女へと向き直り、自己紹介した。


「初めてお目にかかる、美しい方。私はコーネリア・フィア・パリステアという」

「丁寧なご挨拶をありがとうございます。私はリーリング伯爵家が長女、カサンドラと申します」

「アルヴァンド卿にこんなに美しい婚約者がいるとは、知りませんでした」


 嫌味を交えて顔をカイネクリフへと向ければ、カイネクリフはキョトンとした後、ああ、と声を上げた。


「彼女は婚約者じゃないよ」

「は?」

「だから、婚約者じゃない。友だちだよ」


 以前見かけた時と違う女性を連れているので、コーネリアはてっきり彼女カサンドラがカイネクリフの婚約者だと勘違いした。

 社交界デビューから数年。同級生には結婚した者も子供のいる者もいる。政略結婚が当たり前の貴族に生まれた彼らには、婚姻の義務がある。幼い頃から婚約者がいる場合もあれば、社交界を通して相手を探す場合もある。婚約を結んでいたとしても、家の都合や政略上、変わる場合もままある。そしてコーネリアもまた、家の都合で決めた婚約者との婚約を解消したところだった。


「君も婚約解消を?」

「違うよ。そもそも、私には婚約者はいないからね」

「ああ、家の都合か」

「それも違う」

「は?」


 よくよく聞けば、カイネクリフの生家であるアルヴァンド公爵家は恋愛第一主義。政略的に婚約を結ばねばならない場合であっても、何より大切にするのは互いの相性で、どれだけ自分にとって魅力的に映るかが重要であるという。

 例え相手が王族であっても魅力を感じなければそれまで。縁がなかったと言う理由だけで婚約者の枠から外れてしまう。

 他方から『王族相手に拒否できるのか』と問われた事があるそうだが、これにアルヴァンドは『魅力があるように見せなかった時点で、縁はない』とキッパリ答えたという。

 確かに、好かれたいと思うのなら、自分からアプローチするのは当然で、それすらないのなら長い人生を共にするのは難しいだろう。

 何はともあれ、この様なアルヴァンドのやり方には大いに驚愕だが、何より驚愕すべきはアルヴァンドの媚びなさだろう。


「恋愛も結婚も、愛があってのものだよ」

「個人的には同意するが、貴族としてはどうなんだ?」

「我々アルヴァンドは愛こそが全てなんだよ」

「それは……納得すべきなのだろうか?」


 微妙な表情になったコーネリアに、カイネクリフはハハと笑う。

 カイネクリフがここまで言い切るのだから、口から出まかせではないのかも知れない。コーネリアはこの時そう考えたが、後にこれこそがアルヴァンドの「常識」であり「絶対的不文律」なのだと聞き、更に驚愕する事となる。

 

「まぁいい。個人の恋愛は自由だ。誰かの迷惑にならなければな!」


 そう区切ると、コーネリアはカイネクリフへと眉根を吊り上げた。


「貴様!友の婚約者を奪うとは、どういう了見だ!?」

「何のことだい?」

「惚けるな!トリスタンの婚約者だったカテリーナだ」

「ああ、カテリーナ嬢。彼女は彼の婚約者だったのか」

「しらばっくれるか!」

「しらばっくれるも何も、彼女に彼という婚約者がいた事を知らなかったからね」

「なに!?」


 トリスタンはコーネリアの貴重な友だ。

 伯爵家の長男として生まれたトリスタンは優しく気のいい男で、アカデミー卒業後、コーネリアと同じ部署に就職した。

 キレやすく喧嘩っ早い(本人に自覚はない)コーネリアに根気よく付き合ってくれ、学生時代から今まで友情関係が継続している。


「やはり遊びだったのか!?」

「遊びだなんて。私はいつだって愛に対して誠実さ。彼女との付き合いだって、真剣そのものだよ」


 しれっと言い放つカイネクリフ。

 コーネリアはここが夜会会場であるのも忘れて、大声を出しそうになった。


「バカなのか?!」

「失礼だな。私は嘘なんて言っていない」

「それこそバカだろう!」


 曲がりなりにも公爵家令息に『バカ』とは。家格が下の侯爵家令息が口にして良い言葉ではない。

 それだけコーネリアが熱くなっていたのだが。

 カイネクリフは自分のした事にカケラの後悔も反省もないが、それでもコーネリアが憤っている理由が分かるので、罵倒された件について抗議する気はなかった。


「なんだ、君は私が羨ましいのか?」

「なっ!?何故そうなる!?」

「まぁいいよ。本人がいない所で言い合うのも馬鹿らしい。君もこれ以上、目立ちたくはないだろう?」

「っ!」


 良くも悪くも、常に周囲からの注目に晒されているカイネクリフ。令嬢たちが、或いは御婦人たちが、はたまた令嬢の視線を横取り出された令息たちもが、カイネクリフを遠巻きに見ていた。

 コーネリアは場の悪さを見てさっと顔色を変え、今更ながら居住まいを正した。


「では、お互い良い夜を過ごそうじゃないか」


 じゃあね、と親しい友人にするように手を振ると、美女を連れて去って行ってしまった。


 置いて行かれたコーネリアは、この日ほど悔しくて堪らない気持ちになった事はなかった。

 友人の無念を晴らす事もできず、それどころか蔑むように『羨ましいのか?』とまで言われ、頭が怒りでどうにかなりそうだった。

 しかし、もっとどうにかなりそうになったのはこれから半月後、カイネクリフに新しくできた婚約者を奪われてからだったーー……!



 あれから十年。


 

 コーネリアは王宮で各省の文官を経て領主経営を行うまでになっていた。数年前に父親から爵位を継ぎ、同時に領地を継いだのだ。


 システィナでは定期的に領地替えが行われる。

 領民との癒着や不正を防ぐ意味がある。

 痩せた土地を豊かに、豊かな土地をより豊かにできるかどうかは領主の才能次第であり、名領主と認められたならば多くの土地を、認められなければ領主としての職を取り上げられるというかなりシビアな状況であったが、文句を言う者は誰もいない。


 コーネリアはというと、領主としては及第点、新しい産業を生み出すまではないが、現状を維持する能力には長けていた。

 初めは北のエステルとの国境付近、次に王都の北、現在は南都へと順調に領土を増やしながら領主としての才を奮っていた。


 南都は南国ドーアとの国境を望む大都市で、隣国との交易も盛んに行われており、領主として特段何かを行わなくとも現状を維持するだけで潤う、まさにコーネリアにうってつけの街だった。

 領民から領主館へと入る税収は安定しており、しかも他の領地と比べても領民一人ひとりが豊かで、領地が抱えている問題も少ない。

 強いてあげるならば隣国ドーアと接していることであろうか。

 南都は『塔』を有しており、ドーアからの侵攻の脅威を『塔の魔女』による《結界》が阻んでいたが、それもドーアとの関係が良好な現在を思えば、あまり意味のない設備とも思えた。

 案の定、『南の塔』は他の『塔』と比べ緊張感の薄い所が見て取れたが、だからと『気を引き締めよ!』と叱咤する気にもならない。コーネリア自身、内心いらぬ心配だと思ったからだ。

 現状で問題がないものに対してどう対応せよというのか、教えてもらいたいものだ。

 

 任期満了に伴い、新たな『塔の魔女』が王都より派遣されてきた時も、それが年若い少女であった時も、何の感情の起伏もおきなかった。領主も魔女も、任期中に現状を維持できてさえいれば良いのだからと。

 だから『南の塔の魔女』が『東の塔の魔女』と交流を図りたいと言い出した時も、コーネリアは止める事すらしなかった。

 年若い令嬢から節目がちに『同じ塔の魔女にしか分からない相談を』と言われたなら、それもそうだと思ったし、コーネリアに年頃の少女の悩みなど分かる筈もないとも思ったからだ。


 だが後々思い返せば、寧ろそれがいけなかったのだろう。


 しかし、宿敵カイネクリフを南都へ呼び寄せた事は想定内だとしても、それ以外の不確定要素をも呼び寄せてしまった事が今後の人生を左右する事になろうとは、この時のコーネリアには想像すらつかなかった。



『アーリア嬢、君はエイシャ嬢の気持ちが分からないのか?』


 苛立ちと共に問えば、目の前の白い魔女は真っ直ぐにコーネリアの眼を捉えてきた。


『……領主様。お言葉を返すようですが、私は私の考えが間違っているとは思いません。間違えていないものを間違えているとは言えないのです』


 小娘同士のケンカの原因など、正直どうでも良い事だ。しかし、その小娘の片割れが『南の塔の魔女』となれば、黙っている事はできない。

 だが、それは東の魔女も同じだったのだろう。

 自分と、何より騎士たちの名誉を傷つけられたとあって、黙ってなどおれないと。それは、その後に続く魔女の言葉でも分かった。


『真にエイシャ様が許しを乞うているなら、私も考えたでしょう。けれど、今のままのエイシャ様を許す事などできる筈がないではありませんか』


 

 ※※※



 コーネリアの目の前に二度と会いたくないと思い、そしてもう一度会いたいとも思っていた男がいた。

 領主官邸、その開け放たれた正面扉の前で赤髪の美しい美女と談笑しているが、その距離がやたらと近い。


「やあカサンドラ、久しいね。君の咲き誇る薔薇の様な美しさは、いつ見ても色褪せる事はない」

「まぁ、相変わらずお口が上手ね」

「世辞じゃないさ。本心だよ。久しぶりに食事でもどうだい?」

「考えておくわ」


 年を経て翳りを見せるかと思われた美貌に益々磨きをかけ、無駄に綺羅綺羅しい男が赤毛の美女を口説いている。

 コーネリアは怒りに身を任せ殴りつけようとする理性を叱咤し、目の前の男を睨みつけるに留めた。


「何をしれっと人妻を口説いているんだ?カサンドラは私の妻だ」

「勿論知っているとも。だからって、そこに美しい女性がいるのに放っておく男がいるとでも?」

「何を抜け抜けと!君もだカサンドラ、君は私の妻だろう?」

「ええ、貴方の()()()()よ。それがどうしたの?」


 一夫多妻が認められているシスティナに於いて『人妻を口説いてはいけない』という法は、ない。

 道徳的な意味合いから不逞な行い推奨されてはいないだけで、その道徳心も人それぞれに委ねられている為、明確に不倫をやめさせる方法は現状ない。

 また、暴力や脅しなど明らかな有責で人妻を自分の物とするのは犯罪だが、横恋慕の末に離婚し再婚というのはままある事であった。

 貴族に於いて何よりも大切なのは家の存続。その為の政略結婚、そして一夫多妻は合法。つまり、相手を養える財力があり、気持ちが通じ合っているなら、パートナーを何人持とうとも良いという理屈がまかり通る。そうでなくとも貴族は側室を持つ習慣があるので、横恋慕や不倫等、その辺の倫理観が緩みがちになるのは仕方ない現象ではあった。


「どうしたのって、お前……」

「貴方は私という妻がありながら他の女にも声をかけているじゃない。現に貴方には私以外にも妻がいる。約束の一つも守れない男にとやかく言われたくないわね」

「っ!」

「ねえアナタ。一体誰に対抗しているのかしら?」


 目を眇めはぁと溜息を吐く美女。一瞬、美しい眉が憂いを帯びる。

 正論を言われた時の癖ーー無意識に唇を引き結んだ夫コーネリアを見て、美女はそっと溜め息を落とす。


「さて、用がないようだから私はもう帰るわね。ーーカイネクリフ様、連絡待ってるわ」


 美女ーーコーネリアの妻カサンドラは、夫たるコーネリアに目もくれず、カイネクリフへ投げキッスすると、颯爽と去っていった。



 去っていく妻の伸びた背を見送ったコーネリアは、再びカイネクリフへと向き直った。


「……何しに来たんだ?まさか女の尻を追いかけて来たとは言わんだろうな?」

「まさか!仕事に決まっているじゃないか」

「仕事?」

「ああ。ーーコーネリア、君、随分と舐めた真似しているじゃないか」


 冷たい口調で言い放ったコーネリアに対して、カイネクリフもまた、冷たい口調で言い返してきた。

 口もとは笑顔のまま。しかし目元が笑っておらず、大変ぞっとする表情だ。

 これまで向けられた事のない表情に、コーネリアはぎくりとし、それでも「何?」と言い返した。


「『東の塔の魔女』」

「は?あの魔女がどうした?」

「彼女はアルカードにとって、いや、我がシスティナにとっても重要人物(大切な人)なんだよね。それを君は解っていないのかな?」


 にこにこと擬音がつきそうな笑顔のカイネクリフ。

 まるでバカにされたかの様に思え、コーネリアの苛立ちは募る。


「お前の領民がどう思おうが、私の知る所ではない」

「そんなだから『塔の魔女』を平気で呼びつけるなんて事ができるんだよ。挙句、自領の魔女の管理もまるでなっていないなんてね」

「なんだと!?」

「あれほどの非礼を働いて謝罪の一つもできない令嬢を放置しているじゃないか。本来ならば、君があの令嬢の言動を諌めねばならなかった。なのに君がしたのは、謝罪すべき相手に許しの言葉を強要しただけだ」


 カイネクリフから笑みが消えていく。

 整った眉が切れ長く上がり、青い目が深海のように沈んでいく。


「エイシャ嬢は反省していた。しかも、自分から直接謝罪をしたいと申し出た。その気持ちを汲んでやりたいと思って何が悪い?」

「……君は謝罪に至る経緯を聞いたのか?」

「いいや。だが、所詮は女同士のイザコザだろう?」


 コーネリアの言葉にカイネクリフは首を振った。

 一方的な意見しか聞かずに、何が仲裁か。


「まさか一方の意見しか聞かずに対応したのか」

「何がいけない?エイシャ嬢は頭まで下げたんだぞ?」

「平民の魔女に、か?」

「そうだ」


 腕を組んでいたカイネクリフは、苛立ち気に叩いていた指を止めた。


「己が身分を振り翳し相手に言葉を強要する。実に貴族的だな」

「……何が言いたい?」


 これまで聞いた事のない挑発的な、そして嘲るような言葉に、コーネリアは知らず喉を鳴らした。知らず、身構える。


「君がその気なら、こちらにも考えがある」

「は?」

「容赦しないと言っているんだ」


 カイネクリフはそれだけ言うと帽子を被り直し、さっと身を翻した。そのまま、退室の言葉なく扉から出て行こうとする。

 暫く固まっていたコーネリアはハッと我に帰ると、扉の向こうに消えゆく背に「おい!」声をかけた。すると相手は振り向きざまに「なんだ?」と視線を投げてきた。


「用事はそれだけか?」

「私はこれでも忙しいんだ。余暇は全てを女性たちの為に空けてあるのでね」


 と言って、カイネクリフは王子様スマイルを一つ浮かべ、手をひとつ振ると部屋から出て行った。


 残されたコーネリアはカイネクリフの言動に眉を顰める。

 何かと問題のある男だが、経営面では目を見張る物がある。加えて、やはりアルヴァンドの名は伊達ではない。

 カイネクリフの氏は変わらず、現在も『アルヴァンド』を名乗る事を許されている。それだけで、彼がアルヴァンド家においてどの様な立ち位置にあるか、そしてその影響力がどれ程あるかが窺えた。


「『アルヴァンド』だから何だと言うのだ?」


 同年であるコーネリアはこれまでも度々カイネクリフ比べられてきた。学力に剣術、社交術に経営力。果ては容姿に性格、財力まで。その度憤ってきたのだ。

 そんな男が「容赦はしない」と言ってきた。

 何故……?


「ふん、また奴の気まぐれだろう」


 コーネリアはすぐに思考を放棄した。

 女にだらしないカイネクリフの事だ。自領の魔女を貶められ、一時的に憤っているだけに違いない。

 他人の女には散々手を出しておいて、自分の女に手出しされて憤るとは、何とも勝手な男だ。


 そう結論出すと、コーネリアは靴を鳴らして応接間を後にした。

 それが間違いであるとは、この時は一欠片も思わずにーー……



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『華やかなる社交術2』をお送りしました。

学生時代から何かと接点のあるカイネクリフとコーネリア。特にコーネリアは一方的にカイネクリフを敵と見なし、何かと張り合ってきました。

残念ながらその事に本人の自覚がないままにここまで来てしまい、しかもそのコーネリアの一人相撲に巻き込まれた不幸な人々がいるというのが大きな問題になりつつあるのですが、本人だけはどこ吹く風。北の大山より高いプライドが邪魔をして、自分の犯した大きなミスに気づきもしません。


アルヴァンド家の寵児に敵認定されたコーネリアの運命やいかに!


次話も是非ご覧ください!



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