表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔宝石物語  作者: かうる
魔女と狂気の王子(下)
426/498

かくも儚き夢の跡1

 神殿。王都、それも王城上空に現れた亜竜(ワイバーン)の群れを見て、その男はホウっと溜息を吐いた。

 閉じられた扉の外からはワアワアと男女の入り混じる声が響き、窓越しに見上げる空にはモクモクと灰煙が立ち昇る。戦時中の様な騒がしさと似た喧騒は、緊張感を孕んで忍び寄る。


「あぁ、始まりましたね……」


 外の騒がしさとは対照的な落ち着いた声音。耳障りが良く、聞く者の心を落ち着ける柔らかなテノール。肩口まで伸ばされた淡い金の髪。同色の瞳。大変柔らかな物腰で、男性的な欲を一切感じさせない雰囲気を纏う司祭がひとり、物憂げな顔で窓の外を眺めゆく。

 姫巫女つきの修道女には、その容姿をめぐり揶揄われた程の整った容姿を持つ司祭は、現在もぬけの殻となった奥之院にて一人、ぼんやりと写らぬ瞳で空を見上げていた。

 生まれながらの盲目というハンディを背負った彼を、他人(ひと)は皆、何の力もない無力な存在と位置付け、警戒心を抱かない。庇護の対象であるが故に、他者からは同情と愛護精神を向けられる事はあっても、憎悪の対象とはならないのだ。そんな自身の置かれた立場を司祭本人はよく理解しており、また利用してもいた。

 無力を装い他者の心に漬け込み、同情をかい無償の手助けを得る。それらを意図的に起こす事に、何の躊躇いもなかった。全ては自分自身がこの醜い世界で生き残る為なのだ。何を躊躇う事があろうかと……。しかし……


「あの魔女様相手には、少々、無いはずの良心が苛まれましたね……」


 脳裏に白髪の美しい少女の顔を浮かべれば、無意識にクスリと苦笑が漏れ出る。

 王宮から預かった記憶を失った隣国の魔女。第二王子シュバルツェ殿下によって隣国より誘拐(招か)れた哀れな魔女。ライザタニア軍の侵攻を悉く防いでいるという魔女は、実に『普通』の少女であった。

 何処にでもいるような、至って普通の、何の変哲もない少女。その少女一人を、ライザタニアの誰もが恐れている。

 或いは屈強な戦士たちが、或いは一騎当千の騎士たちが、そして名もない兵士たちが。

 中でも恐れているのは無知な貴族たちではないだろうか。

 噂を畏れてある事ない事喚き散らし、悪評をたて、暗殺を試みているのだから。


「本当にバカな人たちです。だからこそ、どれだけ利用しようが心が痛まないのですが……」


 保身と利益にしか興味のない野心家たち。彼らをこそ、司祭は最も疎ましく思う。

 貴族とは少なからず野心家である必要はあるが、それでも分相応というものがあろう。自身の実力以上のものを得ようとするならば、それ相応のリスクを背負う必要があるのだ。

 しかし、身の丈を知らぬ野心家というものは、往々にしてリスクマネージメントを行わないという慣例がある。現に、大司教ルスティアナ侯爵はその典型であった。


「どうやら、あの方に仕掛けた暗示も上手く作用したようですね」


 ふふふと口元から笑みが綻ぶ。

 人心を読む術を持たない野心家を言い包める事など容易いものだ。

 ここはライザタニア。呪術発生の起源とされる妖精の地。簡単につけ入れられるようでは、お話にならない。

 先程、外部より齎された情報には、『ルスティアナ侯爵が隣国の工作員と交戦、姫巫女を奪取し、そのまま王宮へと馬車を走らせた』とあった。そして今、目の前に立ち昇る黒煙。上空に亜竜の群れ。その意味とする所を、司祭はよくよく理解していた。


「はてさて、上手くいったこの事態を喜ぶべきか、または愁うべきか……何にしても、これで少しは事態が好転する筈です」


 手元には琥珀を湛えた白磁のティーカップ。

 急に呼びつけた司祭にお小言の一つ二つをくれたものの、それでも素直に茶を用意していった気の強い修道女。大輪のマーガレットのような鮮やかなオレンジの髪を持つ修道女は、自身に課せられた役目を命を賭けてでも全うするだろう。彼女がいるからこそ、姫巫女の心配は其れ程ないともいえる。

 

「あの魔女様には最後の最後まで苦労をおかけして心苦しいですが、それも全ては我が国の未来の為。尊い犠牲だと思う事に致しましょう」


 鼻腔を擽る香りと共に湯気が立ち上がる筈の紅茶は既に冷めてはいるが、どんな美酒より芳しく思えた。

 勝利の美酒には早いが、それも時間の問題だろう。間も無く、自分の望む結果が齎されるに違いない。そう思えばこそ、思い悩む心も僅かに軽くなるというものだ。


「我が国の未来に、幸あらんことを……」


 司祭は、勝利を願いティーカップを掲げた。



 ※※※



 一国の主たる王に必要な能力とは、人々を惹きつける魅力や容姿、統率力といったものだけではない。明確な構想。実現可能な方策。行動力と政務処理能力。要は、国家の為に馬車馬になって働ける者が頂点に立つ必要があるといえる。

 『我こそが一国の主』と玉座を狙う者たちは、その華々しさばかりに目が向いている様だが、王の責務とは実に地味な仕事の連続である事を、本当の意味で知らないのかも知れない。

 国家を滅亡させその後釜に玉座へと座ったとして、新たな国の幕開けとなるには、様々な難点をクリアせねばならないだろう。建国よりも、国を維持させる事の方が難しいとされているのはその為だ。

 だからこそ、千年と続くエステル帝国はどの国からも尊敬の対象となっており、発言力も強い。そして、どんなに小さな国であっても、国主とそれに準ずる者たちが尊敬され、大国であっても小国を見下す事のないのは、国家運営の大変さを知るからこそなのである。


「ーーなのに、あんなの解放しちゃって、国をめちゃくちゃにして、この後どうするつもりなのかな?」


 アーリアは暴れる黄竜を背景として繰り広げられている寸劇に、ゲッソリとした面持ちとなっていた。

 自分は何を見せられているのだろう、もう帰っていいだろうか。この件に関して部外者の筈なのに、内乱全体を見れば当事者の一人に数えられているのが不満でならない。


「結局どうするの、これ?」


 ぶすっと顔を顰め、アーリアは愕然と膝を震えさせているルスティアナ侯爵と、ドヤ顔で仁王立ちする第一王子殿下とを見比べた。


「なっなっなっ、え、あ、そん、なっ……⁉︎」

「見た目に騙されるなんて、随分と初歩的なミスをしたものねぇ」


 手の甲を口元に腰に手を当て胸を反るイリスティアン殿下。方やルスティアナ侯爵は顔を赤くさせたり青くさせたりしながら声にならない声をあげている。

 まさか自分の行動が操られていたとは、とてもではないが認めたくない事実なのだろう。それも、目の前の麗しの王子が黒幕とあれば尚の事。

 誰しも、自分の言動が操られてのものだと言われて、良い気はしないもの。それが敵対する者ーー陥れようとしていた者ならば、余計に驚きが、そして怒りが湧いてくるに違いない。


「な、何をバカな事を!誰が誰に騙されたと……⁉︎」

「あら、ハッキリ言って欲しいの?余計惨めになると思うわよぉ」

「何の証拠があって断罪なさる⁉︎ もし、証拠もないのに決めつけておられるのなら……」

「あるわよ。当たり前じゃない!なぁに、今ココで見せて欲しいの?」


 懐から取り出した金属板ーーアーリアの見立てでは《録音》の魔宝具だーーをチラ見せする第一王子殿下。腰に手を当て、顎を上げて、今にも高笑いをしそうなその様子に、「あ、これがザマァって場面かな?」とアーリアは呟いた。アーリアは以前、麗しの治療士に勧められた数々の小説の中に似たシーンがあった事を、呑気に思い出していた。

 事実、悪事を暴露されたルスティアナ侯爵は「あっ、それは……!」と、あからさまな同様を見せている。


「ええっと、全部あの人が仕組んでたって事でいいのかな?」


 どうにも真相は分からないが、どうやらルスティアナ侯爵がこの混乱の真犯人らしい。

 ゼッペル准尉らを嗾しかけ、黄竜を呼び出させ、ドサクサに紛れ現王を殺そうとした。全ては、自分の都合の良い時世をつくる為に。あわよくば、姫巫女制度を使い、玉座をも狙っていたのかも知れない。

 けれど、そもそもルスティアナ侯爵がこの様な謀略を企んだのは、『誰か』に唆されての事だったらしい。その『誰か』もまた、第一王子殿下の指示で動いていたのだと、会話から推測できた。

 全てが憶測でしかないが、今のアーリアにはそれだけで情報は十分だった。


「ほんと、つまらないオチ。結局のところみんながみんな、自分の都合で動き過ぎなんだよね。自身の能力を過信して一石二鳥どころか三鳥を狙うから計画が破綻するんだよ。まぁ、どうでも良いけど」


 最後の一言に本音を添え、アーリアは呆れた顔で呟いた後、ハアと一際大きな溜息吐きつつ上空を見上げた。

 天井から剥がれ落ちる岩屑や粉塵から身を守るべく頭上に展開した《結界》越しに、黄土色の翼が旗めくのが見える。

 相変わらず黄竜は大暴れしており、天井からタイルや岩壁が剥がれ落ち続けている。このまま放っておけば、そのうち何処かへ飛び去ってくれるだろうか。

 いずれにしても、自分たちにさえ被害がなければ、対処する必要はない。

 ここはライザタニア。この国の人間が対処すべき事だ。そう思い、アーリアが最高責任者ーー現王へと視線を向けた丁度その時、現王へと問い掛ける者の姿があった。


「さてライザタニア王よ、この惨状をどうお考えになる?」


 瓦礫降り注ぐ中、第一王子イリスティアン殿下の背にあるライザタニア王アレクサンドル陛下へ語りかけるのは、隣国システィナよりの訪問者、宰相アルヴァンド公爵閣下。

 アルヴァンド公爵の視線を受けた現王は、最早、これまでの様な現実も見えぬ愚王ではなかった。


「全ては我が過失。これまでの愚行がこの惨状を生み出している事を、我は承知している。なればこそ、あの者らの所業を許す事はないと、ご承知おき願おう。我が名の下、皆が納得する沙汰を申し付けようぞ」


 現王はライザタニア王として自身の責任を口にし、それを隣国システィナの宰相へ聞かせる事で公のものとした。

 これまでの様に内々に済ませて来た事柄であれば、現王の言葉が覆される事もあっただろう。現王政権下、不正が横行していたライザタニアでは往々にあり得る事態だ。

 しかし、他国の使者が耳にした事により、それは既に内々に済ませられるものではなくなった。


「これまで我が国が他国へ行ってきた事への償いもしなければならない。勿論、システィナへも。必要ならば、首の一つでも差し出そう」

「父っ……陛下!」

「黙るが良い、イリスティアン。我は我の責任を他に押し付けたりはせぬ。ーーそなたらに、これ以上情け無い姿など見せとうはない」


 反論を口に仕掛けたイリスティアン殿下を目線で制し、その上で自分の責任だと明言する。その凛々しい横顔にイリスティアン殿下はハッとする。かつて自身が憧れ、臣下として忠義を尽くそうと考えた父親の姿がそこにはあった。


「懸命なご判断です。私の口からも、ライザタニア王陛下御自らそう伺ったと、システィナ王陛下へ伝えましょう」

「うむ、そなたに感謝を」


 想像していた以上の成果を手に入れ、アルヴァンド公爵は強く顎を下げる。

 噂に聞いていた愚王ライザタニア王の姿は微塵もない。王者の風格を帯びる佇まい、理性的で理知的な表情、少し言葉を交わせばその聡明さが良くわかる。やはり以前のあれは偽りの姿であったのか、と頭の片隅で得心する。

 現王アレクサンドルはアルヴァンド公爵が子どもの頃からライザタニア王として在籍しており、公爵は彼の噂を山ほど耳にしてきた。

 賢王の血と名を継ぎし聡明な王。剣舞の才はまさに軍神と誉高く、その姿を見た者は誰もが平伏すだろう。ーー物語りを聞くかの如く耳にした噂話に、アルヴァンド公爵も子ども時分には胸をときめかせて聞いていた。

 たが、それらの噂はいつの間にか崩れ去っていた。

 賢王から愚王へ。軍神から戦鬪凶へと。

 若きアルヴァンド公爵ルイスの抱いていた感情、憧れが侮蔑へと変化していくのも、時間の問題であった。

 しかし、今にして思えば、それは『ライザタニア王アレクサンドル』という人物を実在する人物ではなく、物語の中の登場人物として捉えていたという証拠でもある。実際に本人に会った事も、話した事もない自分に、どうして相手の本質を理解し得るというのだろうか。


「……ああ、本当に愚かでしたな」


 今なら分かる。前宰相サリアン公爵が自分を指して、何故、『まだまだ現実が見えていない』と言ったのかが。

 誰に言う事のない自嘲を拾った現王が「何か仰ったか?」と首を傾げる。周囲の騒音により言葉が拾い難い状況、本来ならこの様なやり取りは静かな部屋で取り行いたいが、混乱の最中に横入りしてきた自覚のあるアルヴァンド公爵がそれを言うのも憚られる。アルヴァンド公爵は「いえ」とだけ返し、「ところで」と問い掛け直した。


「先立ってこの事態。ライザタニア王陛下は、この事態をどう収拾されるおつもりですかな?」

「そうだな、とりあえず反逆者共は牢へ繋ぐとして、早急の問題は()()であるな」


 両者の視線の先にある()()とは、言わずもがな、頭上で暴れまくっている黄竜である。

 目的なく翼を大きく振るう黄竜。理性の欠けた瞳は虚。けたたましい咆哮をあげ、まるで苦痛から逃れるように周囲へ当たり散らす。今は未だ脅威が人間の方へ向いてはいないが、いつ何時、何らかの切っ掛けで無差別に襲い始めても可笑しくはない。

 今此処には王族をはじめ高貴なる者たちが集まっている。

 本来なら真っ先に守られなければならない要人たちだ。

 それぞれが魔法や魔宝具によって身を守ってはいるものの、一刻も早く、この場から退避するべきである。それでもって、騎士や兵士によって黄竜の討伐を行うべきなのだが、いかんせん、今現在、迂闊に動けば二次災害に発展しそうな状況下にある。この場を如何に収めるべきかは現王アレクサンドルにかかっているともいえた。

 逆に云えば、部外者であるアルヴァンド公爵には、この場を如何に収めるべきか判断はできない。せいぜい、自身の身を守るに徹するくらいだろう。


「ふ……けんなっ……っ!」


 現王とアルヴァンド公爵との話し合いの最中、一人の男が身体を震わせていた。ゼッペル准尉だ。准尉は顔を俯かせ、歯をカチカチ鳴らしながら、肩を小刻みに震わせた。

 先程、第一王子イリスティアン殿下により現王暗殺を阻止されたゼッペル准尉は、第一王子殿下とルスティアナ侯爵とのやり取りに於いて、自身が利用されていたのだと知った。

 だが、ゼッペル准尉にとって自身が誰かに利用されていると言う事実は、それほど驚く事ではない。

 そもそも、自身に得るものがあるから、自ら納得し利用されていたのだ。

 現に、依頼主からは相応の見返りが用意されている。それは現王暗殺というハイリスクに見合うもので、だからこそ引き受けて此処に至っているのだ。

 依頼を遂行出来ず自身が捕まれば、当然、依頼主にも被害は飛び火する。タダでは済まない。だがそれが何だと言うのか。


「……くそったれが!」


 どいつもこいつもバカにしやがって!ーーゼッペル准尉は怒り狂っていた。脳内には自身を認めず、それどころか見下す者たちへの罵詈雑言で溢れていた。

 保身ばかりを求める親も、馬鹿な事は止めろと苦言を呈してきた兄弟たちも、現状に甘んじる同僚も、誰も彼も、何も分かっていない。より良い暮らしを求めて何が悪いというのか。その為の努力をする自分を何故認めようとしないのか。貴族に生まれた以上、矜持を持って人生を邁進すべきだろう。多少、仄暗い手だろうと、それが利益に繋がるならば、手を伸ばすべきだ。現に多くの貴族が私利私欲の為に人を使い、人を貶め、人から掠取している。それを咎める者など、どこにもいない。いや、いなかった。


 二人の王子によって、内乱が引き起こされるまでは。


 現王が病床につき、二人の王子が玉座を賭け争う最中、王子たちはそれぞれの陣地を東西に分け、互いに競うように統治を始めた。これまでの法は撤廃され、または見直されて、私利私欲を貪る貴族たちは生き辛さを覚えた。中には、捕縛され、処罰を受けた者もいる。それは一人や二人ではない。

 確実に変わり行く状況に、焦りを覚えた者は多い。ゼッペル准尉もその一人だった。

 漸く軌道に乗り始めた帝国(エステル)との貿易。密輸。だがそれも間も無く、第一王子殿下の出した御触れより厳しく取り締まられるようになった。輸出入には厳しい制限が設けられた。その中には、当然のように奴隷売買も含まれた。


「……何が『一視同仁』だ、笑わせる!『天上の神の下には人間は皆平等』なんて、どの口が言いやがるッ!てめぇの地位は何だよ、王族サマだろ!俺ら下々の者を言葉一つで支配する権利を持ってんだろうが!その権利で俺を裁こうってんだ!バカも休み休み言えっつんだよ!」


 怒りで歯をガチガチと鳴らす。息のみが歯の隙間を通り、言葉は言葉にはならず、口の中に止まる。

 言いたい事は山ほどあるが、ここで喚き散らすのは得策ではないと、まだ冷静な部分が告げていた。自分には未だやるべき事があるのだから。

 殺意溢れる視線が第一王子殿下を捉え、そしてルスティアナ侯爵へ移る。そのまま流れるように現王を捉え、そしてその背後にある敵国の魔女を写した。


「っ……そうだ。まだ俺にはアレがあるじゃないか!」


 風に乱れる白髪を押さえ、どこか気怠げに立つ敵国の魔女。

 光を帯び虹色に輝く瞳が、ゼッペル准尉には何よりも美しい宝石に見えた。




ブックマーク登録、感想、評価など、大変励みになります!ありがとうございます(^^)


『かくも儚き夢の跡1』をお送りしました。

誰かが、そして誰もが描いた夢が、奇しくも儚く崩れさろうとしています。この先の未来を、誰が予測できたでしょうか。


事実『かくも儚き夢の跡2』も是非ご覧ください!



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ