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魔宝石物語  作者: かうる
魔女と狂気の王子(上)
345/500

誰が味方で誰が敵?

side:Sistina

 ※(リュゼ視点)


「金持ちは狙われ易い」


 これは世界の心理だとおもうね。金の匂いにツラれて何処からともなく害虫が湧いて出るんだ。まるで夏場のボウフラのようだよね。しかも、ヤツらはまるで昔からの知り合いのように、親切そうなツラして近づいてくる。ほら、良く聞くでしょ?一攫千金したラッキーなヒトに、これまで連絡なんて取ったコトのない顔も知らない親戚が金の無心に現れたってハナシ。


「リュゼ殿、今はそのような議論をかわす状況にないのでは?」


 ちゃっかりツッコミを入れてくるマジメな先輩。苦労性だからスッカリ苦笑顔が板に着いちゃってる。まだ若いのにかわいそーに。


「でもさ、先輩。やっぱり、世の中って金が絡んでる事件の方が多くないですかね?」

「それは、まぁ、そうだろうが……」

「じゃ、コレはどーゆー状況だと思います?」

「大方、我々の存在を鬱陶しく思う者がいるのだろう」

「でしょーねぇ」


 仲間と味方は似たようなもんだけど、実際には大きく異なる。仲間は同類だ。同じ組織に属する者ーー例えば騎士団に属する騎士たちを指す。で、もう一方の味方ってのは、自分を支持、応援する人・される人のコトだ。自分を助けてくれる人が『味方』で、助け合う関係の人なら『仲間』ってコトだね。


 ーじゃあ、僕たちの関係は何だろう?ー


 この『僕たち』ってのは、僕らシスティナから来た潜入調査員ーーつまり工作員スパイだーーと、第一王子殿下を頂点とした派閥のことさ。

 僕たちは同じ目的を持つ『仲間』になるだろうか?イヤ、どう考えてもムリがある。友人の友人が友人同士ではないように、仲間の仲間が仲間同士にはなり得ない。現に僕たちは第一王子殿下に招かれた『食客』であり、殿下とは『共通の敵』を持つ者同士らしいけど、実際には味方でも仲間でもないんじゃないかな?どっちかって言うと『利害一致』の関係。協力関係にある状態に意味があるんだ。

 そもそも、彼らとは『目的』そのものが違うじゃないか。僕らはただ、彼女を救い出せればそれで良い。ライザタニアの命運になんて興味はないんだ。極論、第一王子殿下やその派閥がどうなろうと関係ないんだよ。だから、『助け合う』事なんて出来やしない。今の所は『敵対』している訳じゃないから『味方』の立ち位置にいるだけのハナシさ。


 ーじゃあ、この状況はどうなる?ー


 黒ずくめの男たちに囲まれた状況を見て、ついついハァァと溜息を吐いてしまった。

 ひい、ふう、みい……視界にある者だけで八人ね。彼らは各々武器を構えーーその殆どが暗器なワケだけどーー僕たちに殺意を浴びせてくる。「悪いが、お前たちにはここで死んでもらう」なーんてお決まりの台詞セリフにはゲッソリしてしまったのは、仕方ないと思わない?暗殺者集団に洒落た台詞セリフを吐けってのも無茶振りなんだろうけど、もーちょっとマシな台詞セリフを用意できないもんだろうか?


「いや、リュゼ殿。どんな台詞も状況次第で然程の意味も持たないのではないか?」

「気分の問題ですよ、気分の」

「はあ……?」


 コイツらは僕ら『商人兄弟』を物取りの犯行に見せかけて殺す気なんだ。工作員スパイなんて大きな声で言えないから、僕らは商人に偽装中。しかも、僕ら商売のセンスがあったみたいで、貴族婦人相手の商売でヒットしちゃってボロ儲けしてる。商品はシスティナとエステルのバックアップもあって、不足する事もない。今じゃこの界隈では『今をトキメく☆商人兄弟』で名が知られてるくらいなんだ。笑えるだろう?んで、そんな僕たちがトアル貴族邸宅へ呼ばれた帰り道で黒ずくめの怪しい集団に囲まれてしまったってワケ。


 ①第一王子殿下の名を語って僕たちをトアル屋敷へ誘き出す→②夜盗の仕業に見せかけて帰路につく僕たちを暗殺する(←今、ココ)


 めちゃくちゃ分かり易い図式だと思わない?ま、それに引っかかっちゃってる僕たちもどうなのって気もしなくないけど。でもさぁ……


「僕たちは『殿下の味方』を公言してるってのに、こんな早々から暗殺者集団コイツらが送られて来たんだよ?僕たちがここで死んでも構わないーーいや、とどのつまり死んで欲しいと思ってる貴族ひとがいるってコトじゃん」

「まぁなぁ……」

「僕たちの死は殿下の顔に泥を塗るコトに繋がるのにさ。そこんとこ、理解わかってるのかなぁ?」


 僕たちがーーシスティナ公認の工作員スパイが死ねば、きっとシスティナは黙っちゃいない。今度こそ報復に乗り出すだろうね。その事を理解しているからこそ、第一王子殿下は僕たちを味方に引き入れた。勿論、味方に引き入れるリスクを分かった上で。

 だからこそ、殿下は僕たちとの関係を『共通の敵を持つ者同士』として客人対応した。要するに、殿下を擁護し後方支援バックアップする貴族たちに知らしめたワケだ。『第一王子の客人だから迂闊に手を出すな』ってね。

 なのに、その殿下の配慮を理解できないどこぞの阿呆アホが僕たちの暗殺に乗りだした。

 これでホントに僕たちが死んじゃったら、第一王子殿下の面目は丸潰れだ。きっとあのキレーなツラした第一王子殿下も怒り狂うに違いないよ。『なんて事をしてくれたんだ!?』ってね。


「いや、案外逆かも知れん」

「逆?」

「殿下の怒りを承知で、私たちの暗殺を実行した可能性もあり得るのでは?」

「じゃあなに、暗殺者派遣これは忠誠心からの行動だってこと?」

「殿下の覇道に、私たちの存在が障害と見なされたのではないか?」


 意外や意外。ナイル先輩は『第一王子殿下を慕う忠臣による独断』説を出してきた。

 な〜るほど!胸に忠誠心と正義感を宿す忠臣たちなら、処罰覚悟で憂いが生まれる前に、邪魔な隣国の工作員スパイを始末した方が得策だと考えても不思議じゃない。

 でもさ、この段階でどちらの説を推していても、あまり意味のない事ではあってーー……


「そうそう!ナイル先輩。良い加減、その微妙〜な敬語止めません?」

「そういうリュゼ殿こそ……良い加減、その先輩呼びはどうかと思うのでーーだが?」

「だって、先輩は先輩じゃないですか?」

「私はリュゼ殿の先輩にはなり得ない」

新米騎士ルーキーの僕からすれば、古参騎士のナイル先輩は大大大先輩ですよ?」


 加えて、ナイル先輩は純粋培養の貴族騎士。僕みたいなニワカ騎士からすれば、ナイル先輩は『歩くお手本』。所作、動作、言動……どれをとっても参考になるばかり。『歩く参考書』と言い換えても良いかな。


「それはこの際置いておくとして、我々はこの国に於いて、仮にも義兄弟きょうだいを名乗っている。ならば、義兄あに相手に『先輩』は可笑しいのではないか?」

「ハハッ!それを言うなら、義兄あにである筈の先輩が義弟おとうとに対して敬語なんて、フツーは使わないでしょ?」

「それもそうだが……いや、でも、そもそも……」


 ナイル先輩はぶつぶつと考え込んだ。こーゆー真面目なトコロ、嫌いじゃない。そもそもが僕の言葉をナイル先輩は真面目に取り合う必要なんてないんだ。平民出身のニワカ騎士なんて、先輩がマトモに相手にする必要はない。年も僕の方が下。偽装でも『義弟おとうと』という立ち位置なんだから、敬語なんか抜きで話してくれたら良いんだよ。だけど先輩は僕の立場を考えて、敢えて敬語で対応してくれているんだ。


 ー先輩って、めちゃくちゃ良い人だよねぇー


 だから、彼女も先輩の事をすぐに信頼したんだと思う。そう考えた時、ふと僕の脳裏に白い髪が揺れた。


「兄ちゃんたちヨユーだな!?」


 背後から悲鳴と怒号とが入り混じった子どもの声が上がった。トリップしかけた思考を戻して視界を僅かに傾ければ、赤茶毛た髪がピコピコと揺れているのが見えた。元下町の不良少年リンクだ。リンクは蒼白な顔をしてモップをやたらめったら振り回している。つーか、そのモップが時々俺の腰やら脛やらに当たって痛いんだけど?


「なによ、リンク。ビビってんの?」

「ち、ちげーよ!」

「平気平気。こーゆーのは『慣れ』だからさ」

「どーやったら慣れんの!?」

回数かずをこなせば?」

「数って⁉︎ フツーは暗殺者こんなのに囲まれる機会なんて、人生にそうないと思うんだけど!?」

「アハハ!そりゃ正論だ」


 リンクはヒィィと情けない悲鳴を上げながら、馭者台から暗殺者集団あやしいやつらと相対してる。その隣にはスコップを構えた親父さんが油断なく佇んでいる。何時でも馬車を出発出来る様にと左手には革ロープが握られている。元々、獅子のような肉食獣を思わせる面立ちの親父さんだけど、その顔には何時ものような柔らかな笑みはない。迂闊に近づけばヤられてしまいそうな、そんなオーラを出してる。……つーか、背筋ムキムキで上腕二頭筋がピクピクいってんだけど。もしかしなくても、めちゃくちゃ強そうだ。


「ーーそろそろ無駄な会話を止めてもらおうか」


 ヌラリと暗殺者集団の一人が口を挟んだ。


「負け犬の遠吠えだって。オタクら暗殺者プロでしょ?俺たち商人が束になってかかっても敵わないんだからさ、最期に僕たちが自由に話す時間を与えてくれても良いと思うんだけどな?」


 僕は暗殺者のひとりーー多分、この男がリーダー格だーーに向き直った。暗殺者たちはどいつもこいつも全身黒ずくめの装束。オーダーメイドだろうけど、こーゆーの、何処で仕立ててくるんだろうね?

 ぶっちゃけ問題、黒は闇夜に紛れ込み易く汚れた目立ちにくい。血糊が飛んでも気にならないから、僕も重宝してる。それに、全員揃いの衣装は『個性』を消すのに役立ってる。リーダーだと思った男がリーダーではない可能性も有るしね。


「ぬかせ。貴様たちが普通の商人であるものか」

「何でそう思うのさ?」

「そうだな……強いて言うならば『匂い』か。貴様からは俺たちと同じドブの匂いがする」


 黒布を巻いた顔の隙間からニヤついた笑みが覗く。煙草のヤニか、それとも薬の後遺症か……黄色味がかった歯の隙間から、鼻を突く匂いが風に流れてくるような錯覚がした。


「ア〜〜ヤダヤダ!アンタらと同じ匂いなんてしてたまるかってーのっ!」

「なにぃ?」

「アンタらみたく汗くっさい匂いさせてたら、彼女に嫌われちゃうでしょーが!」


 ただでさえ汗臭い騎士おとこ集団で朝から晩まで鍛錬なんてしてたら、一日着てた服なんて汗でドボドボになるし、勿論、めちゃくちゃ汗臭くなる。だからあの騎士団じゃこまめに着替える事とキチンと洗濯する事を推奨しているし、みんな、神経を遣ってる。

 男なんて元々汗臭い生き物だけどさ、だからって気になるから『汗臭い』『近づくな』なんて言われたら、一発で心が折れるでしょ?そんな事態にならない為にも、騎士団の騎士おとこたちは身に纏う匂いにはすごく気を遣ってた。彼ら騎士は皆、貴族子弟イイトコのぼっちゃんばかりだから、高級な洗濯用洗剤や石鹸なんかを実家から送って貰っている奴すら居たくらいで。


 ーなんたって、側に年頃の娘がいたからねー


 騎士たちは護衛として日がな一日、彼女のーー『塔の魔女』の側に控えなきゃいけない。うら若き女性の側に居るとなりゃ、そりゃもう自身の匂いにも気を遣うってもんだ。

 僕だって、専属護衛として常に彼女の側にいるようになってからは、前よりもずっと体臭には気を遣ってた。彼女ならきっと僕から汗の匂いがしたって嫌な顔一つしないだろうけどさ。でも、もし不意に顔を背けられでもしたら、立ち直れなくなるのは必至だろう?僕にはそんなの耐えられないからさ。

 そう力いっぱい叫べば、ナイル先輩は勿論、取り囲む暗殺者たちもが微妙に賛同してくれた。


「……。意味は分からなくもないが、俺が言ったのはそういう事ではなく……」


 律儀な暗殺者ヤツだ。暗殺対象の戯言なんざ聞き流せば良いだけなのに。側ではリンクが「ふーん、男は清潔さが命なのか……?」と自分の袖に鼻を押し当ててクンクン匂いを嗅いでいる。ホント、肝の座った子どもだよ。


「茶番は終わりだ」


 暗殺者たちはリーダー格の口から発せられたその言葉を合図に姿勢を質した。間もなく、「一人残らず殺せ」との命令が下る。すると、その場の空気がピリッと張り詰めた。


「あらら、せっかちだな?そんなんだと、益々、女の子に嫌われちゃうゾッ!」

「煩い野郎だ。そんなに死に急ぎたいならお前から殺してやる」


 ージャリッ……ー


 暗殺者たちが一斉に飛んだ。襲い来る殺意の刃にリンクがヒィッと悲鳴を上げる。だけど、僕は暗殺者たちの姿を目で追う事もせず、ただニヤリと口元に笑みを浮かべた。


 ーパキンッ!ー


「なにぃ⁉︎」


 眼前で弾け飛ぶ暗殺者たち。手から獲物が跳ね飛ばされて宙を舞う。キラキラと魔力残滓が闇夜に漂う。暗殺者たちの顔に驚愕が浮かんだ。


「バッカだなぁ!相手の本質を見誤るなんて、アンタたちホントにプロなの?」

「リュゼど……リュゼ、この国では魔宝具を人を守る為には使わないそうだ」

「へぇ?こんなに便利なのに?」

「丈夫な身体を持っているから、『守るより攻めろ』が基本だと聞いた覚えがある」

「なーる、所変われば何とやら……」


 ライザタニアとシスティナとの違いがこんな場面でもあるなんてね。

 ナイル先輩の言葉に感心していると、早くも暗殺者たちは大勢を立て直していた。


「魔宝具なぞ所詮は道具にしか過ぎない。壊してしまえばどうとでもなる」

「壊せるものならやってみなよ」

「何⁉︎」

「やってみなって言ったの。でも、そう簡単にいくかな?何てったって、コレは彼女が作った魔宝具だ。そう簡単に壊せるハズがない」


 魔宝具マジックアイテム自体、システィナ発祥の便利アイテム。だけど、その性能は製作者の力量に左右される。例え、同じ効果のある魔術が込められた魔宝具でも、腕の良い職人が造ったものと、腕の悪い職人が造ったものとでは雲泥の差が生まれるんだ。

 僕がシスティナから持ってきた魔宝具の殆どが彼女が製作したもの。彼女の部屋から掻き集めて来たものばかりだ。中には試作品(意訳)もあるけど、側についていた僕にはその一つひとつの性能と効果を知っている。


 ーその使い方さえね!ー


 いくらライザタニア人に妖精族の血が流れていようとも、人間ひとの域を超えた攻撃なんて出来しまい。同時に人間の創った魔宝具で防げて当然。しかも僕らが持つ魔宝具が彼女のーー『東の塔の魔女』が作った物ならば、効果は然るべきだ……!


「アンタらには壊せっこないんだよ」


 不適な笑みを浮かべた僕に暗殺者が怯んだ時を狙って、それは起きた。


 ーカッー


 眩い光が周囲を埋め尽くす。光魔術だ。

 真面に光を受けた暗殺者たちは呻き声を上げる。身構えていなかった暗殺者たちは予想外の攻撃に対しての対処が遅れたんだ。

 真昼のような明るさの中に黒い影がハッキリしたシルエットとして浮かび上がる。暗殺者アホどもの「グァッ⁉︎」「なにを⁉︎」「魔法か⁉︎」等と慌てた様子までハッキリと見て取れた。


「ナイスタイミング!」

「褒めても何もでねぇぞ?」


 リンクに向かって親指を立てる。でも、本心から褒めたってのにリンクは何故か膨れっ面だ。お年頃なのかな?

 僕は馬車に飛び乗ると「ナイル先輩、乗って!」と声を掛けた。するとナイル先輩も一息に馬車へ飛び乗り、口早に「どうするんだ?」と聞いてくる。


「『三十六計逃げるに如かず』って言うでしょ?」


 無駄な戦いなんて、しないに越した事はない。真面目に戦う必要はないし、逃げても恥にはならないんだからさ。僕たちはこんな所で大人しく殺されてやる訳にはいかない。やっと彼女への糸口を掴んだ所なんだから。だからーー


「使える魔宝具ものは何だって使うさ」


 胸の内ポケットから一つの魔宝具を取り出すと、迷わずに起動させた。

 魔力を込めると即座に魔術は起動を始める。馬車を丸ごと包むように赤い魔術方陣が広がった。慌てた暗殺者たちが飛びかかる直前、呪文キーフレーズを唱える。忽ち、僕たち四人を乗せた馬車は光の渦に包まれた。


「じゃあね、ばいばーい!」


 軽く手を振る向こうに、アホヅラの暗殺者たち。だけど、怒号が耳に入る前に視界が展開し、眼前から暗殺者たちの姿が忽然と掻き消えた。



お読み頂きまして、ありがとうございます!

ブックマーク登録、感想、評価など、大変有り難く思います!感謝です!!


サイド:システィナ

『誰が味方で誰が敵?』をお送りしました。

※東都を離れたリュゼたち一行ですが、王都に近づくにつれこのような襲撃に遭うように。その度、バックに強力なスポンサーがついているからこそできる荒技(意訳)を駆使して、逃げ果せています。

※「公爵家の財力最高!ルイスさん愛してるっ」と感謝しつつも、「これ、天引きじゃないよね?」と心配になる事も有るとか無いとか……?


次話も是非ご覧ください!

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