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魔宝石物語  作者: かうる
魔女と狂気の王子(上)
333/500

大人も子どもも関係ない

side:Sistina

 ※(リンク視点)


 月が傾き始めた頃、ようやく師匠は帰ってきた。普段ならぐっすり夢の中なんだけど、あまりに柔らかい寝台(ベッド)にそわそわして寝付けずにいた俺は、ガチャリと回されたドアノブの音に跳ね起きるた。寝台(ベッド)から足を下ろし、開いた扉の向こうへ顔を出せば、俺に向けてヒラヒラと手を降る師匠の姿が。いつものヘラヘラした笑みを浮かべている師匠だけど、今夜は特にその表情が弛く、頬もほんのり赤い。


「おかえり!どーだった師匠……って酒くさっ!」


 寝台から降りて師匠の方へと近寄れば、漂ってくる強烈な匂いにウッと鼻をしかめた。袖で鼻を覆ったけど遅かった。ツーンと鼻の奥に突く匂い。酒と飯。体臭と香水。あと、よく分かんないけど色んな匂いが混じってる。


「ただいま~~。ってそんな引くほど匂う?」


 師匠は俺のひきつった表情(かお)を見るなり、自分の腕周辺に鼻をつけてクンクンと嗅いだ。


「うん。なんか色々混じった匂いがしてる」

「マジで?」

「特に香水の匂いがヤバイ。鼻が曲がりそうなほどクサイんだけど……?」

「そ、そんなに……?」


 自分の匂いを嗅ぎながら首をかしげている師匠。本人には分からないかも知れない。でも、俺には判る。

 酒だけ、飯だけの匂いならそれほど問題ないけど、それにドギツイ香水まで混じっていて、どうにも耐え難い匂いになっちまってるんだ。ハッキリ言って『クサイ』の一言。ある意味では男の体臭に酒と飯の匂いが漂う下町の居酒屋のみやよりキツイかも知れない。


「俺、どうも他人ひとより嗅覚が優れているらしいんだ」

「へぇ~~それもライザタニアの血?」

「多分ね」


 父ちゃんがライザタニア出身だから俺の中にもライザタニアの血が流れてる。ライザタニアには妖精族の血を持つ民が多くて、どうやら俺にも妖精族のーー嗅覚の鋭い人狼あたりの血を引いてるみたいなんだ。それが良いやら悪いやらで……。


「とりあえず風呂入ってくれば?」

「そーするよ」


 俺の言葉に師匠は頷き、何だかちょっと項垂れた感じです浴室へと足を向けた。



 ※※※



 師匠ーーリュゼの兄ちゃんは只者タダモノじゃない。スリの技なんかはハンパねぇの!って言っても兄ちゃんは下町のチンピラじゃない。何と、兄ちゃんは『東の塔の魔女』様の専属護衛だったんだ。つまり『騎士』サマだ。それも魔女様からの一番の信頼を受ける騎士。普通なら、俺みたいな下町の小僧と知り合いになる事なんてない。なのに、俺はその騎士様を『師匠』『リュゼの兄ちゃん』と呼んでる。

 なんで騎士様な兄ちゃんと知り合ったかって言うと、一人の女の子との出会いがあったからなんだ。

 下町のパン屋の前で見つけたカモ。自分の足に蹴躓いて転けちゃうくらいどんくさい少女。俺みたいな駆け出しのスリに財布をスラれちゃうくらいのマヌケ。でも、その女の子は俺の救世主になった。俺をーー俺たち親子をどん底から救い上げてくれたんだ。

 少女って言っちゃいるけど、年齢的には成人を迎えた立派なレディ。初めは18歳だって聞いて驚いた。背丈なんて子どもの俺とあんまり変わらないさ。なんてったって、俺の知る『大人の女』とあまりにかけ離れてる。

 下町にいる『大人の女』ーー例えば、同じ長屋の住人たちで、いつも俺を揶揄ってくる妓楼や売春宿で働く姉さんたちと彼女じゃ、印象イメージがかけ離れ過ぎてる。色気?ってのかな?それの差かも知れない。こんな事言っちゃその少女ーーアーリアの姉ちゃんには怒られるかも知んないけど。姉ちゃんはその辺りの女とはちょっと違う気がする。匂い?かな。それが違うんだ。

 初めっからどこか現実味のない少女だと思ってたけど、姉ちゃんこそ只者タダモノじゃなかった。


 ー『東の塔の魔女』ー


 少し前に噂になってた『東の塔』を守護する魔女様。それが姉ちゃんの正体だったんだ。


『どーりで、なんか浮いてると思った』


 姉ちゃんの正体を知った時、俺の中で燻ってた違和感の正体も判って、ストンと納得できた。あーだからか?と思う事も沢山あった。すげー魔術が使えること、護衛がついてることトカさ。『貴族のお嬢様』って感じじゃなかったから、余計に違和感あったんだよ。

 確かに姉ちゃんは可愛い。街中を歩くにしても小綺麗な服装してたし、あんまり平民ぽくなかった。だって平民は昼間から『食べ歩き』なんてしないだろ?おのぼりの観光客かっての。まぁ、貴族っぽくもなかったけど。でもさ、魔導士様だと言われたら納得!ってなる。この国には魔術のエキスパートである『魔導士』っていう職業の人たちがいるけど、彼らは魔法や魔術に精通している分、変人が多いって聞いていたからさ。

 それに、姉ちゃんが『塔の魔女』様なら、自分の守護する塔の真下ーーアルカードの街を食べ歩きしてても変じゃない。自分の守護下にある街なんだから。


 ー今考えると、めちゃくちゃ自由だなー


 『塔の魔女』様は日がな一日、塔の中に籠って国の平和を願いつつ、国境に《結界》を施すのが仕事だ。自身の自由な生活をなげうって、自国の平和の為に従事し続ける。だから世間からは『慈愛の魔女』って呼ばれてる。


 ー慣れって怖いなー


 俺たちアルカード市民は魔女様の自由を引き換えにして、日々の平穏を甘受してる。それって『慣れ』っていうんじゃないか?この街には魔女様がいるから大丈夫だってーー他国から攻められても大丈夫だって信じてたんだ。自分たちの平和な暮しが誰の犠牲の上に成り立っているのかも忘れて。


 ーだから『天罰』が当たったんだー


 あの夜、アルカードは炎に包まれた。役人たちは口を揃えて事故だって言うけど、そんなん、信じられるワケないだろ!?

 でも、あの火事の後も『東の塔』が無事だからーー《結界》が消えてないから、役人たちの言葉を信じるしかなくなっちまったんだ。

 それでも俺は、ずっと違和感を持ち続けてた。だって、大好きな姉ちゃんがーー魔術の師匠でもあるアーリアが俺の前に現れなくなったんだ。


 ーまさかライザタニアに拉致されてたなんて!ー


 あの日、システィナの東を守護する『塔の魔女』様に関わりを持った俺たち親子は、騎士たちから『依頼』を受けた。隣国ライザタニアへ行き情報収集する間者となるように、と。貴族構成された騎士からの『依頼』は『命令』だ。平民が断れるわけない。けど、騎士たちは俺たち親子に無理強いするつもりはなかったみたいで……。


『世話になった方に恩を返したくはありませんか?』


 こう言われて『イヤ』なんて言えるワケがない。俺たち親子は確かに魔女様からの恩恵を直で受けたんだから。

 そんなワケで、俺たち親子はライザタニア人に化けて隣国侵入を果たした。騎士様二人の護衛つきで。ま、その騎士様二人が実はメインで、俺たち親子はカモフラージュ要因だけどさ。

 けど、俺の『姉ちゃんを助けたい!』って思いは本物だ。早く拐われたアーリアを助け出してやりたい!きっと寂しい思いをしてる筈だ。


 ーだって、アーリアは寂しがりやだからー



 風呂から出てきたリュゼの兄ちゃんは濡れた頭をタオルで拭きながら訪ねてきた。服装はわりとラフだ。寝間着とまではいかないけど、ズボンにシャツ一枚羽織っただけ。流石に剣は腰に刺してる。ここは敵国のど真ん中。しかも、どっかの貴族の屋敷ん中だ。俺たちシスティナのモンがドコでどう襲われたって、誰も助けちゃくれない。翌朝、プカリと川に浮いてても不思議じゃないし、誰も不信になんて思わない。


「バイセンさんは?」

「やっぱり馬車小屋で寝るってさ」

「なんで?」

「『性に合わないから』って……。俺もって思ったけど、二人とも部屋から居なくなったら、兄ちゃんたちが困るだろ?だから残ってた」

「なぁ~る……」


 トアル大物貴族に呼ばれた『システィナの商人たはち』、つまり俺たち四人は、その大物貴族の屋敷に世話になっている。懐がデカイのか羽振りが良いのかは分かんないけど、その大物貴族は俺たち四人共に部屋を貸し与えたんだ。システィナから来た商人を装おっている二人の騎士たちだけなら理解できる。けど、その二人の従者ーー気取った言い方は良くないな。召し使い親子にまで部屋を貸し与えるなんて、太っ腹を通り越してアヤシイ。だけど、貴族様のご厚意を突っぱねる事なんて出来ないだろう?

 俺はここぞとばかりにフワフワの寝台ベッドで寝る事にしたけど、父ちゃんはいぶかしんだ挙げ句に『荷の守りをしてくる』って言って、馬車小屋に戻っちまった。今となりゃ、父ちゃんの気持ちは分からなくない。良すぎる寝台ベッドじゃ寝つけねーもん。


「そっちこそ、ナイルの兄ちゃんは?」

「先輩はまだ会場じゃないかな?」

「ふーん。師匠……逃げて来たのか?」

「とんでもない!『名誉ある撤退』だよ」

「モノは言い様ってやつだね?」


 師匠のこの潔い感じ、嫌いじゃない。寧ろ、俺も見習いたいくらいだ。ムリなもんはムリ。苦手なものを急に好きになんてなれない。

 でも、師匠は何だかんだ言っても、どんな事も無難にこなすからスゴイよ。商人なんてやったことないって言ってたのに、今じゃもう凄腕商人だ。兄ちゃんたちが勧めた品物が飛ぶように売れてる。最近じゃ、金銭感覚が狂うんじゃかいかってくらいの金貨を手にしている。


「どぉ?匂いは取れた?」

「大体ね」


 石鹸の匂いをさせながら食いぎみで聞いてくる師匠に適当に答える。ーーそれにしても、師匠はあんなに香水の匂いプンプンつけて、どんだけの女に囲まれて来たんだ?って疑いたくなる。


「師匠さぁ、女は選んだ方が良いよ……?」

「変な言いがかりはヤメテ。君からそんな目で見られると、サスガに心が痛むからさ~~」


 両手を上げて「濡れ衣」だって言う師匠だけど、俺はどーしても疑いの目で見てしまう。だって、師匠はーー兄ちゃんたちはめちゃくちゃモテるんだ。これまでもドコゾのご令嬢やら奥様やらに誘われたのは一度や二度やないんだ。それが『仕事』ーー情報収集だって分かってても、子どもの俺には理解できない領分がある。


 ーだって、兄ちゃんはアーリアが好きなのに……ー


 これはカンだけどカンじゃない。きっと正解だ。事実なんだ。それにきっとアーリアも……


「匂いを嗅げば大体、その人の身分が判る。平民なのか、貴族なのか」


 帰って来た師匠から匂った香水の香り。あれは貴族のもの。それも相当身分の高い人のものだ。


「ふーん……例えば?」


 師匠は卓上にある水差しを傾けるとコップの中に水を注いだ。トクトクトクと音を立てて注がれる水に視線を向けながら、師匠は合図ちを打った。


「土の匂いがしたら平民。身綺麗でも口臭がキツイのは金貸し。鉄錆の匂いは兵士。魔物の匂いがしたら冒険者」

「じゃあ、騎士は?」

「騎士は特殊。香水と石鹸の匂いが割りと強いかな」


 表情を変えないまま、師匠はコップの縁に口を付けると一息に呷った。


「香水なんて平民は買わない。それに石鹸も平民にとっては高級品だよ。わりと手に入る固形石鹸ならまだしも、液体石鹸は匂いからしてめちゃくちゃ良いもん」


 姉ちゃんからはいつも良い香りがした。一度聞いてみたら、故郷の家族から送られて来た石鹸だって言ってた。あの時、この女神みたいな人にも家族がいるんだって知って驚いた。俺はアーリアの事をどこか架空の人物みたいに思ってたんだ。


「成る程ねぇ、すごいすごい」

「すごかねーよ。てか師匠、バカにしてんだろ?」

「いや。素直に褒めてるつもりだけど?」

「素直に褒められるのも微妙なんだけど」


 そもそも匂いで人間を判別する事くらい、師匠にも出来る筈なんだ。そもそも人間判別できる能力を持たなきゃ、下町じゃ生きていけない。リュゼの兄ちゃんはその辺にいる騎士とは違う。隣り合う『生』と『死』とを間近で感じられる部類の人だと、俺は思ってる。地を舐めた事のある人だって。


「で、どーだったの?収穫は」

「ま、ぼちぼちかな」

「ふーん……。そーゆー師匠の顔は『ぼちぼち』って感じじゃないよね?」

「君は目敏いねぇ~~」


 コンっと卓上にコップを置く師匠。その顔には苦虫を潰した時のような表情(かお)がある。いつも笑みを絶やさない師匠にしてはかなり珍しい。だから俺は『こりゃ、何かあったな』と直感したんだ。


「何が……いや、誰が出たの……?」


 問いかけ方を誤っただろうか。いや、これで合ってる筈だ。そう思った時、師匠は俺の方に顔を向けてニヤリと笑った。


「やっぱり君はカンが良いね。侮れない子どもだよ、全く。それに、あのの弟子を名乗るだけある」


 『あの娘』。師匠はこの国へ来て以来、姉ちゃんをその名で呼ばない。それは姉ちゃんを嫌いになったからトカ、恨んでるからトカじゃない。師匠から感じる姉ちゃんへの『想い』は俺なんかよりずっと深いんだから。でも、だからこそ俺は、俺だってーー


「大人も子どもも関係ないだろ!?」


 ー俺だって負けてねぇ!ー


 姉ちゃんを思う気持ちにウソなんてない。確かに俺はまだ子どもだ。成人まであと七年もある。けど、俺は一人の人間だ。俺の中にあるアーリアへの『想い』。それは誰からもバカにできないモンなんだ。そう、師匠にだってーーーー!


「そうだね。うん、そうだ……大人も子どもも関係ないよ」


 リュゼの兄ちゃんは笑みを浮かべたまま何度も何度も頷くと、「よし」と一言。丸卓(テーブル)を挟んだ二脚の椅子の片方へ座ると、もう一脚の椅子へ座るように促してきた。


「君を一人前の男と見て、話をするよ。隠し事はなしだ」

「う、うん……」

「その代わり……この話を聞いたら、君はもう逃げられなくなる。それでも聞く?」

「……」


 笑みを消した師匠の表情。冷たい氷が襟首から背中を滑るようにスッと体温が下がり、だんだん身体が強張っていった。黄色いお月様みたいな師匠の目から視線が外せなくなる。ゴクリと唾を飲んだ時、喉がカラカラに乾いているんだと気づいた。


「聞く。ううん、聞かせてほしい」


 真剣な表情で兄ちゃんの顔をガン見しながら答える。すると、兄ちゃんはニッコリ笑って俺の頭を撫でた。


「それでこそ大魔女アーリアの弟子だ」


 俺は兄ちゃんの言葉に「アッ」と声をあげた。兄ちゃんの目がめちゃくちゃ優しく笑ってる。それは思い違いでなければ、きっと、姉ちゃんのーーアーリアへの『想い』からだ。


 この夜、俺は兄ちゃんから夜会での出来事の全てを聞いた。この屋敷の主人ーートアル大物貴族とその仲間たちについて。そして、大物貴族の背後にいる王族についてを……



 ※※※



「聞いたのか?」

「うん」

「戻れなくなるぞ?」

「うん」

「そうか。覚悟を決めたんだな?」

「うん」


 馬車小屋に戻って来た俺を見るなり、父ちゃんは何もかんも知った顔で訪ねてきた。ううん、きっと父ちゃんは何もかんも知ってたんだ。俺だけが知らなかった。この旅がどんな危険を孕んでいたのかを……。


「リンク、お前、良い表情かおをするようになったな?」


 ぐしゃぐしゃと頭を撫でる大きな手。土の匂いのする大人の手に胸がぐっと詰まった。


「俺、守られてたんだな?」

「ああ」

「俺が子どもだからか?」

「ああ」

「俺に何かあったら、姉ちゃんが悲しむからか?」

「ああ」


 大人たちはズルイ。俺の気持ちなんか丸っきり無視してさ。俺もこの旅のーー魔女様を助ける為に情報収集するスパイたちの一員なのに。なのに、これまで俺の耳にヤバイ情報を入れずに来たのは、俺の身を守る為だったんだ。万が一捕まっても俺の生命が助かるようにって。


「でも、俺はーー俺も男だ。拐われたお姫様を助けに行くのは紳士ナイトの務めなんだろ!?」


 キッと顔を上げれば、満面の笑みを浮かべた父ちゃんの目と視線がぶつかった。


「そうだ。お前が本気でそう決めたのなら、もう何の心配もしない。騎士様方もこれからはお前を『一人前の男』として扱うだろう。だから、俺もお前を息子としてではなく、一人の男として扱う。いいな?」


 父ちゃんの言葉にギュッと口を引き結ぶと、ゆっくりこっくりと頷いた。もう、引き帰せない。それでも俺はーー……!!


 この日、俺は『一人の男』になった。


お読み頂きまして、ありがとうございます!

ブックマーク登録、感想、評価など、ほんっっとうに嬉しいです(*`▽´*)!

ありがとうございます!!


『大人も子どもも関係ない』をお送りしました。

少年リンクは旅をしながら少しずつ子どもから大人へと成長しています。それは、周囲の個性的な大人たちの存在も大いに関係しています。

子どもの視点だからこそ疑問に思う事など、少年リンクから見た『自国と他国』『周囲を取り巻く環境』などにも注目して楽しんで頂ければ幸いです。


次話も是非ご覧ください(*゜∀゜人゜∀゜*)♪



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