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魔宝石物語  作者: かうる
魔女と狂気の王子(上)
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第二王子3

 シュバルツェ殿下は魔女を伴って広間を出ると、王族のみに許された通路を使い後宮へと向かっていた。


 ーじゃら、じゃらり、じゃら……ー


 病床の現王とその妻である正妃、側妃たちが離宮へと追いやられた現在いま、後宮を含む王城の王族の住まいとなる王宮に住まう者は、第二王子殿下以外にはいない。

 第一王子殿下含め全ての王族が第二王子殿下の命によって追い出された王宮は、閑古鳥が鳴く開店休業状態が二年以上も続いている。また、王宮や後宮といった奥宮で働く侍従・侍女の数も最低限となっていた。しかし、ここは仮にも王族たちの住まう場所。どの施設も最低限の手入れだけは為されていた。

 宮廷(=政治機関)から王族の住まう王宮の奥宮へと一歩足を踏み入れれば、そこは別世界のようにシンと静まり返っており、微かに聞こえるのは小鳥の囀りのみ。

 その中、赤、桃、白、黄……鮮やかな薔薇が咲き誇る中庭を望む回廊、何本もの白柱聳える廻廊には、じゃらり、じゃらりという金属が床を擦る異様な音だけが響いていた。


「止まれ。お前たちはここまでで良い」

「は、しかし……」


 シュバルツェ殿下は後宮へと足を踏み入れる直前、後ろを歩く2人の護衛騎士へと声をかけた。だが、任務中どのような事があろうとも決して表情を変えぬ護衛騎士たちも、この命令には難色を示した。例え主君である第二王子殿下の命と云えど、主君に捕虜である魔女を託して下がる事が憚られたからだ。

 しかし、ここで「下がれ」との命令が再度下る。

 二度目の命令に、難色示す騎士たちも一言「は」と答えると、軽く頭を下げた。


「歩け」


 何も、難色を示したのは何も騎士だけでなかった。奴隷宜しく連行されていた件の魔女ーーアーリアもまた、困惑を隠し切れずにいた。しかし、鎖を引かれ先を促されれば嫌とも言えず、再び前方へ足を向けると、重い足を引き摺って歩き始めるしかなかった。


「止まれ」

「っ!」


 護衛騎士を置いて再度歩き始め、角を二つ三つ曲がった時だった。アーリアは鎖を軽く後方へ引かれて立ち止まった。アーリアが恐る恐る振り向けば、そこにはシュバルツェ殿下の姿が思った以上間近にあり、アーリアはビクリと肩を震わせた。


「持て」

「……?」


 シュバルツェ殿下が有無を言わさず魔女に手渡した物ーーそれは、アーリアの足と首から伸びる長い鎖を一塊りに纏めたものだった。ズッシリとした重さのある鎖の束を持てと差し出されたアーリアは、怪訝に眉を潜めながらも大人しく受け取った。すると……


「ーー⁉︎」


 シュバルツェ殿下は無表情のままアーリアの膝裏と背中へ腕を回すと、なんと徐に抱き上げた。その想定外の行動に、アーリアは引き結んでいた口をアングリと開けた。


「騒ぐな」

「っ……」

「あぁ、声を封じていたのだな?」


 驚きから声を上げそうになったアーリアだが、出てくるのは吐息ばかり。シュバルツェ殿下は一言だけでアーリアを黙らせたつもりだったが、実際には呪術によって声の出せぬ状態のアーリアは、第二王子からの威圧感を受け、恐怖から身体を小さくするばかり。


「失念していた。騒がぬのなら話してもよいぞ?」


 その言葉が《言霊》となり合図となって、アーリアにかけられた呪が解かれた。喉の奥にあった何とも云えぬ違和感が消え、空気が口から肺までスムーズに通るようになり、間を置かず、喉奥に震える空気は音となり声となって形成されていった。


「ぇ……?」


 シュバルツェ殿下は呆然とするアーリアの様子など構いもせず、ツカツカと奥宮へと続く回廊を奥へ奥へと歩を進めていく。目的地は初めから決まっているのだろう。足取りに迷いはない。

 無表情、無関心、無感動……先ほど貴族たちの前で見せた凶悪な様子とはまるで異なるシュバルツェ殿下の言動。何故(なにゆえ)だろうか、悪魔の国の魔女を気遣っている様にも思えるその行動に、益々、アーリアの混乱を深まっていく。


「あ、あの……この状態は、なぜ……⁇」

「貴様の血で床を汚す訳にはいかん」


 アーリアがやっとの思いでそう呟けば、意外な返答が齎された。発言に対して咎められる事もなく、しかも、マトモな反応さえ返してきたシュバルツェ殿下に対して、アーリアは少なからず衝撃を受けた。

 アーリアは前方を向いたままのシュバルツェ殿下の顔を腕の中からトックリと見つめた。第二王子殿下の容姿は恐ろしく整っている。それこそ『王族の結晶』と言わんばかりだ。黙って立っていれば絵本から飛び出した『理想の王子様』ではないだろうか。だが、理想の王子様ならば決して浮かべぬであろう冷めた表情をどれだけ観察しても、アーリアにはシュバルツェ殿下の考えが一切分からなかった。


「ぃっ……」


 ズキリと鋭い痛みが足の指先から背中に抜けていく。この時になって漸く、アーリアは自身の足首と足の指先に怪我を負った事を知った。足首に嵌められた金属の輪によって擦れた傷。よくよく見れば、足指の何枚かの爪が剥がれかけてもいる。

 知らなければ痛みを感じぬソレも、知ってしまえば痛みを感じるもので、アーリアは突然訪れた痛みに顔を歪めた。


「そうだ。貴様、短刀など使えたのか?」

「あ、あれは……!その、咄嗟に……」

「は!バカな真似をする。だが、あのブタが貴様に刺されたなら、それはそれで面白かったかも知れぬな」


 クツクツと笑うシュバルツェ殿下の笑顔は凶悪そのもの。その微笑をうっかり目に留めてしまい、アーリアはゾッと背筋に身震いを起こした。

 あの時、アーリアは自己防衛とばかりにあの場にいた貴族から短刀を拝借した。魔術しか取り柄のない引き籠り魔女に盗られる貴族の方が余程鈍いのだ。しかし、そうであってもあれは尚早すぎた。そうアーリアは猛省すると、ギリリと奥歯を噛んだ。短刀など扱った事もないのに、どのようにして短刀一本であの場を切り抜けようとしたのか。


「なんだ?貴様、あの場で死ぬつもりであったのか?」


 気づくと苦悩するアーリアをシュバルツェ殿下の黄金の瞳が見下ろしていた。その鋭い眼光にアーリアはグッと息を飲み込む。


「自ら命を断とうとしたのか?」

「そ、れは……」

「そうとしか思えんな」


 他国の、それも敵国の王侯貴族の前で刃物を振り回すなど、『殺してくれ』と言っているようなものだ。自殺願望があると思われても仕方ない行為だ。

 反論など出来よう筈もなく、アーリアは仕方なく押し黙ると、悔しさからキュッと唇を噛んだ。離したいのに離せずにいる視線。鋭い視線には嘲りの感情。シュバルツェ殿下の黄金色の瞳にーーそこから放たれる威圧に飲まれ、アーリアは射竦まされていた。


「お前が死ねばシスティナ王国は、民は、お前の犠牲を喜ぶだろう」

「!?」

「何を驚く?貴様が生きている事こそが自国システィナの首を締めているとは、考えなかったのか?」


 アーリアはシュバルツェ殿下の言葉にハッとなり、唇を僅かに開けた。唇が、舌が、口内が急速に水分を失っていく。


「貴様が此処へ生きて連れて来られた意味を考えてみれば良い。ーーああ、その顔は貴様も気付いていたか」


 幾つもの宮を通り過ぎ、幾つもの庭を通り過ぎ、漸くシュバルツェ殿下はとある宮の前で止まった。控えていた侍従たちが扉を開ける。ガチャリと鍵が外され、扉が左右に大きく開かれた。

 ぽっかりと開かれた広間は各部屋への繋ぎーーエントランスホールだ。半円形のエントランスホールの左右と前方とを合わせると五つの部屋がある。左右の端から伸びる半円状の階段。二階部分にもカーテンに隠された部屋が幾つかあるようだ。

 シュバルツェ殿下はエントランスホールを真っ直ぐ突っ切ると、真正面の扉の前へと進んだ。そして、アーリアを抱えたまま開かれた扉の奥へと足を踏み入れた。


「システィナが今一番恐れている事が何か分かるか?ーーそうだ。貴様の口から情報が漏洩する事だ」


 シュバルツェ殿下は白を基調とした部屋の中を横切ると、アーリアを豪奢な長椅子の上へと下ろした。大人が三人座っても肘が当たらぬ程余裕のある長椅子へと。


「システィナの魔女よ。貴様の持つ魔導の知識。それは我が国にとって、喉から手が出る程貴重なもの。その頭に詰まっている膨大な知識。それさえあればシスティナを堕とす事など、容易いのだから」


 捕らえられた時から恐れていた事。それを他者からーーライザタニアの凶王子から伝えられるという事態に、アーリアの胸は徐々に押し潰されていった。


「そう。貴様は『生きていること』が既に罪なのだ」


 そう言うとシュバルツェ殿下はアーリアをトンと長椅子へと押し倒した。

 手から離れた鎖がジャラリと床へ落ちる。アーリアは咄嗟に目を瞑ってしまっていたが、押し倒された事で受ける衝撃は殆ど無く、それどころか柔さな感触が背中に伝わる。ギシリと長椅子が音を立て、僅かに沈む。同時にスルリと首に冷たいモノが触れた時、アーリアはハッと瞳を開けた。


「目を閉じるか。我が前で随分と余裕があるな?」

「……!」


 アーリアの首にシュバルツェ殿下の大きな手が滑るように這っていく。


「死を望むか?魔女よ」


 舐るように見下ろされる視線。吐息が頬を擽る。締め殺そうと思えばいつでも出来るであろう。しかし、シュバルツェ殿下の手はアーリアの首をスルリ、スルリと這うだけでそれ以上の力を入れる事はない。


「貴様が死ねばシスティナは後顧の憂いが晴れよう」


 ー分かってるー


「少なからず悲しむ者はいよう。しかし、それは貴様を喪った事への一時的な悲しみだ。人間ヒトとは忘却と共に生きるモノ。恒久の平和が感受されれば、遠からず貴様の存在は苦い経験と共に忘れ去られるだろう」


 ー分かってるー


「システィナは貴様の死を望んでいる。そして、貴様はシスティナの為に自死をも良しとしている。成る程どうして、哀れな女だな」


 ー分かってるー


 キッと睨んだまま目線を外せずにいるアーリアを、シュバルツェ殿下は厨房に運ばれる哀れな子羊を見るかのような目つきで見下ろしていた。


「システィナという国はお前の『想い』と『甘さ』を利用しているのだ。その事を、お前自身も気付いているのだろう?」


 ー分かってたー


 塔の《結界》の維持。そこから得られる恒久平和。それらをシスティナの民は望んでいる。それは嘘偽りのない事実。誰もが求める日常であり願い。『塔の魔女』に施される《結界》による守りに依存しているとも言える。詰まる所、望まれているのは《結界》であって、それを施す術者ではない。


『魔女には代えがきく』


 アーリアは『東の塔』に来てからその言葉を幾度となく聞いた。アーリア自身もその言葉を事実だと認めていた。『東の塔』に強固な《結界》を施せる事の出来る魔導士ならば誰でもーーアーリアでなくとも良いと。

 だとしても、アーリアがーー『塔の魔女』が他者に、それも他国に捕らえられるなどあってはならない。ただ一人のミスによって、残り三つの塔まで攻略されてしまう恐れがあるからだ。だからこそ、システィナはアーリアが囚われてなお生命いのち永らえるより、死して知識と技術とを闇に葬る方を好しとするだろう。


「貴様がどれほど祖国システィナで大事にされていたとしても、今はもう状況が異なるのだ」


 ー分かってたー


「国のーー人間ヒトの『想い』に『正義』などあるものか。国にもまた然り。あるのは自分勝手な希望だけだ」


 事実を目の前に突き付けられたアーリアは、計らずも目の前が真っ暗になっていく思いを抱いた。生きながらにズブズブと底無しの沼に沈んでいくかのように、柔らかなクッションの中に身体が沈んでしまうような感覚に囚われた。喉元を大きな手がーー指の腹がスルリ、スルリと這うと、徐にキュッと首を柔らかく掴んだ。


「誰もお前の死を悲しまない。お前が死ねば『過去の人』となるだけなのだから」


 美しい青年の顔。黙っておれば十人中九人の女性が振り返るのではないだろうか。だが、その美しい容姿には今、凶悪な表情が浮かんでいる。『人を痛ぶる事を喜びに感じる者が存在するというが、この青年が正にそうなのだろう』と、後にアーリアが思い出す光景がこれであった。

 凶悪であるのにどこか甘い微笑。愛しい者に愛を説く恋人のような美声。

 キリキリと少しずつ締められていく首。軌道が少しずつ狭まり、アーリアは息苦しさを覚え始めた。だが息苦しさは、決して首を締められた事で生じた訳ではなかった。


「それでも貴様は自死を選ぶのか?」


 ー分かってた!ー


「お前の死を喜ぶ国。そのような国に命を捧げる事に何の意味があるのだ?」


 ー分かってたの!ー


「お前の幸せは誰が願うのか?誰も願いはしない。己の幸せは己が決めるのだから」


 ー分かってた、分かってた、分かってたっ!ー


「故郷に大切な者はおろう?その者を置いて先に逝くのか?」


 アーリアは首をゆるゆると振る。自分の首を掴むシュバルツェ殿下の手に指をかけると、ぐっと力を込める。苦しげに喘げど、アーリアの力では青年の手はピクリとも動かせはしない。しかし、アーリアの意思をーー『生きる』意思を受け取った事で、シュバルツェ殿下は込めていた手の力を緩め始めた。


「っか……てた……」


 アーリアは目頭の奥がギュッと萎縮したのを自覚した。瞼の周りが熱くなり、ジワジワと熱いものが浮かんでくると、下瞼に収まり切らぬそれはやがて目尻を伝い落ちていった。


「わか、て、たの……。で、も……」


 泣くつもりなどなかった。だからこそ、アーリアは自身がこのようにライザタニアの狂王子の言葉に追い詰められた末に涙を零してしまった事に、『有り得ない』と強く狼狽した。しかし、一度溢れてしまった涙は止めようもなく、寧ろ、我慢すればするほど涙は溢れてくる事には、ほとほと困り果てた。


 ーこの王子の前で泣く事に、何の意味があるというの⁉︎ー


 この現状を作り出した第二王子(元凶)。自身を絶望の底に叩き落とした第二王子(元凶)。彼を目の前に弱り切った姿を晒す意味など、ない。

 言葉を紡ごうにも喉が閊え、息を吸った瞬間に唾を飲み込み、アーリアはごほごほと咽せて苦しげに喉を震わすと、小さな咳を繰り返した。

 元々、アーリアはライザタニアに連れて来られて以降、体調があまり芳しく無い。戦闘中に受けた傷と体内を侵す毒。《隷属》の魔宝具によって伴う倦怠感。冷静な思考力を封じられたアーリアにとって、本能では理解している事実を真正面から突き付けられる事こそが、何より辛い現実だった。


「み、ない、で……」


 咳が治りを見せたあと浅い呼吸を繰り返すと、アーリアは泣き顔を王子の目線から隠すように顔を逸らした。

 シュバルツェ殿下は右手の人差し指でアーリアの下瞼にそっと指を這わすと、溜まっていた涙を一掬いした。そして、あろう事かそのまま指の腹をペロリと舌で舐めたのだ。


「嗚呼、甘い。貴様は流す涙まで美しいのだな?」


 ギシリと音を立ててシュバルツェ殿下は長椅子の下へと降りると、何故かその場に膝を着いた。そして、「触るぞ」と一言断ると、本人の返答も待たずにアーリアの足首に手を触れた。


 ーカチャンー


 軽い音と共に足首から重さが消え、驚いたアーリアはクッションに伏せていた顔を上げた。


「ー光よ、揺蕩う水よー」


 柔らかな声音。力ある《言の葉》に反応した空気中に漂う精霊が動いた。すると、淡い翆色の光が足下からフワリと広がった。


「まほう……?」


 痛みの消えていく足首と足の指先。アーリアは涙を手の甲で乱雑に拭きながら上半身を起こすと、丁度、シュバルツェ殿下もその場に立ち上がった所だった。


「私以外につけられた傷など不要だ」

「え……?」

「貴様は我が後宮にただ一人迎えた魔女()なれば、これよりは我が宮にて、大切に扱おうぞ……」


 ーーようこそ、システィナの魔女よ。


 そう言ってアーリアに手を差し伸べたシュバルツェ殿下。浮かぶ微笑は早朝の澄んだ風のような爽やかさがあり、しかも、アーリアがこれまで見たどんな表情より『王子様』であった。

 意味が分からず惚けたアーリアの手を掴んだシュバルツェ殿下は、やはり、本人の許可を得ぬままにその手の甲に口づけを落とした。



お読み頂きまして、ありがとうございます!

ブックマーク登録、感想、評価など、とっても嬉しいです(*'▽'*) 励みになります!!


『第二王子3』をお送りしました。

飴と鞭を使い油断した所に傷に塩を塗り込むタイプの王子様に、アーリアは始終振り回されっぱなしです。行動が一致しない第二王子の真意は一体何処にあるのでしょうか?


※アーリアが意気消沈の為、暫く鬱々とした状態が続くので、話は少し暗めかも知れませんが、生温かく見守って頂ければ幸いです。


次話も是非ご覧ください!!


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