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魔宝石物語  作者: かうる
幕間4《誘拐編》
271/497

威力偵察

 黄砂の舞う白い空を一頭の鷹が飛んでいく。鷹は風に身を任せるようにして宙を滑るように下降していくと、その視界に淡く輝く天幕を捉えた。その遥か向こうに、青瓦の輝く塔が天に伸びている。


「どうだ?塔の様子は」

「依然、動きはありません」


 上官からの言葉に部下は立ち上がると敬礼し、端的な返答で応えた。部下は手にしていた《遠目》の魔宝具を上官に手渡す。上官は細長い筒のような円筒形の魔宝具の右手に持つと、その端に右目を当てた。左目を閉じ右目のみに視力を集中させると、筒の先に映し出された景色が徐々に拡大されていく。

 深き山を越え、谷間を越えた先に見える深き森。その更に奥に聳える白き塔。それこそが彼らの目標であった。


「斥候は?」

「昨日より何度も入っています。焼けた森の範囲はそれほど広くはない、とのこと」

「そうか」


 彼らライザタニアの第二陸上師団第一部隊が指令を受けて西の国境線を守る砦へ入ったのは三日前。その間、システィナには動きがまるでなかった。


 ーそれにしても、あの情報は確かなのだろうか?ー


 魔宝具を下ろしながら上官は内心首を傾げた。上官は独自の情報を掴んで此処にいたのだ。それも、遽には信じられない情報を。


 ー塔の魔女が連れ出された、など……⁇ー


 七日前、谷向こうのシスティナを監視していた兵たちが異変を察知し、その情報は即時、王都エルラバートへと齎された。システィナで起きた異変とは、システィナがライザタニアからの攻撃から自国を守る為に築かれた『東の塔』と呼ばれる軍事施設、その塔周辺の森が炎に包まれたというものだった。


 システィナは魔術とを駆使する魔導士と、魔導士の創り出した魔宝具を日常的に使用する魔導国家。システィナでは隣国と接する国境に他国からの軍事的侵攻を防ぐ為の施設を設けており、そこに魔導による細工を施し、更には昼夜を問わず力ある魔導士による《結界》魔術によって防衛している。守護に於いては鉄壁の施設ーーその施設の名を『塔』という。

 だが、その鉄壁さも突破されてしまえば意味がない。

 およそ三年前ライザタニアは一方的にシスティナへ侵攻し、交戦を仕掛けた。その折、ライザタニアはシスティナの東の国境ーー『東の塔』を一度攻略しているのだ。


 ー卑劣な作戦ではあったが、な……ー


 内心そう皮肉を呟いた上官は、ギュッと眉を顰めた。

 自身の爵位と今後の生命の為にも口が裂けても言えないが、上官は三年前の『東の塔攻略作戦』には否定的な考えを持っていた。

 作戦は『奴隷を洗脳し突入させる』というもの。その奴隷というのも死を恐れぬ洗脳を施した『無垢の子ども』を突入させるという、正常な倫理観を持っている人間ならば眉を顰めざるを得ないものだったのだ。現に、作戦に反対を示した者は大勢いた。だが、反対した者は須く表舞台から消えていったので、その者たちに続く勇気ある者は現れなくなった。


 知らず溜息を吐いていた上官を、部下が不思議そうな顔をして見てきた。上官は脳内に燻る疑惑をかき消すと、小さく息を吸って気持ちを質した。


「偵察部隊からの報告の続きを聞こうか?」

「ハッ。システィナ国境に施された《結界》は健在」

「あちらの部隊は?」

「国境線上に展開し、こちらの出方を伺っているとのこと」

「規模は?」

「一個小隊程度であります」


 上官は顎に手を置き頷きながら情報を整理する。


「普段とそう差はないな?」

「そのように思われます」

「しかし、普段通りというのもまた、不気味ではある」


 七日前の深夜、東の国境をシスティナからライザタニアへと抜けた部隊があるという。しかも、その部隊は国境を抜けるや否や、この砦には一切寄らず、一路北に駆け上がって行ったとのこと。軍馬や馬車の軍旗から察するに、ライザタニア国軍に於いて王族にのみ従うという特殊工作部隊。勿論、砦にいる軍人にはその部隊を止める権限はなく、みすみす関所の検問までもをスルーさせるに至ったそうだ。


 システィナから現れた自国の特殊工作部隊。

 同晩にシスティナの森を包んだ炎。


 その二つは全く無関係とは思えない。しかも、掌中にある不可解な情報。それがある種の信憑性を生んでいた。だからこそ現在、上官率いる第一部隊はこうして西の砦にまで遣わされた訳だが……。


「一佐。ご指示を」


 部下は真摯な眼差しを上官へと向けた。


 ー己の為すべき事を為らねばなー


 自分たちに課せられた任務は『システィナへの威力偵察』を行う事である。加えて、システィナからの反応を見る事だ。任務以外の事は専門外であり、自分たち軍人には決して立ち入れぬ領分があるという事を、上官は知っていた。


「威力偵察を開始する」


 《遠見》の魔宝具を部下へ押し付けると上官は腰から指揮棒を抜き放った。


「魔宝具《大筒》を使用する。目標、塔の《結界》」

「復唱します。魔宝具《大筒》を使用した威力偵察。目標、塔の《結界》」


 上官と部下の言葉は魔宝具を通し、西の砦から凡そ10キロの地点に在る実行部隊へと即時伝えられる。上官は部下たちの姿こそ見えぬ位置にあったとしても、部下たちの行動に疑いはなかった。


「実行部隊より入電。指令。いつでも打てます」


 部下の言葉に上官は一つの頷きを持って応えた。


「第一波、打て」


 部下が上官の命令を復唱した次の瞬間、


 ーカッー


 眩い光が西の空に向かい真っ直ぐに駆け上がる。更に次の瞬間ーーーー


 ーッドォォオオオオンンッー


 攻撃魔術の爆発のような音が国境付近の森から齎された。

 空気がピリピリと振動し、けたたましい動物の鳴き声が上がると、森から大小様々な鳥たちが一斉に空へと羽ばたいていった。


「《結界》への着弾を確認。《結界》は……無傷です」

「そうか。では次弾装填」

「ハッ。次弾装填!」


 彼らライザタニア軍はこの日、システィナの《結界》に向けて威力偵察を敢行した。使用された兵器は魔宝具を軍事転用した攻撃魔術を放つ《大筒》であった。《大筒》から放たれた魔術はシスティナの《結界》に着弾すると花火のように弾け、ライザタニアとシスティナとの間に光のシャワーを降り注いだという。



 ※※※※※※※※※※



 ードォォォオオオオンンン……ー

 ーパラ、パラパラパラ……ー


 森中に木霊する爆音。空を彩る光のシャワー。東から来る光は《結界》に触れると爆発し、空気を揺らしながら閃光と爆音を放った。ピリピリと肌を小刻みに揺らす空気の揺れは、否が応でも身体中に緊張感をはしらせた。


 黒髪黒目の騎士は馬上から上空に煌く《結界》を視界に映しながら、その瞳に此処ではない何処かを見ていた。


「ーーナイル、来ていましたか?」


 背後より馬の蹄の音。


「副団長。お疲れ様です」


 ナイルは馬の手綱を引くと反転し、馬上から素早く地面へと降りる。そして上官に向かって敬礼すると、上官ーー副隊長アーネストは返礼した。


「貴方は未だ休養休暇が明けていない筈では?」


 アーネスト副団長は敬礼の際、ややぎこちない動きを見せたナイルを目に留めると、僅かに眉を下げた。


「それを仰るなら副団長もではありませんか?大怪我をなさったとお聞きしましたが……」

「ハハハ。あの程度の傷は怪我には入りませんよ」

「それなら私も同じですね」


 襲撃時に受けた傷は深く、二人共が本来ならば療養期間である筈であった。現に、未だ多くの騎士ものたちは寝台ベッドの上での生活を余儀なくされている。

 アルカードより離れた赴任地に居た者、奇跡的に無傷だった者たちは負傷者の穴を埋めるべく不眠不休で働いている。その最中、『塔の騎士団』副団長であるアーネストが大人しく寝台ベッドの上に在る筈がない。治療士による簡易治療が終わや早々に現場指揮に戻ったのは言うまでもない。

 そして、それはナイルも同じであった。

 ナイルは仲間の裏切りーー後輩騎士セイの攻撃を受けて負傷した。その際、魔女によって王都オーセンへと《転送》させられていたのだ。辛うじて王都への連絡業務を済ませた後、死んだように眠りについたナイルは、目覚めた後、治療士の言葉を押し切ってアルカードへと戻った。


「『威力偵察』ですか?」


 ナイルは空を仰ぎ見た。未だ、爆音は潰えていない。


「ええ。そうでしょう。早朝からご苦労な事です」


 副団長の言葉で予想を確信と変えたナイルは頷くと、周囲に展開する騎士(同僚)たちの中に赤毛の大男が居ない事に疑問を浮かべた。


「ルーデルス団長は?」

「部隊を連れて東へ。万が一の為に《結界》ギリギリ内側で待機なさっています」

「あの様子では万が一など起きますまい」

「そうですね。朝からの連続砲撃に小揺るぎもしておりませんから」


 二人して『東の塔』の上空へと視線を向けた。『東の塔』を中心に東の空へと張り巡らされた金の籠。金細工のような籠は太陽の光を受けて幻想的な輝きを放っている。今は外部からの刺激を受け、キラキラと魔力粒子を放ちながら空に美しい軌跡を描いている。それは現在は此処には居ない彼らの主が施した《結界》の魔術であった。


「リュゼ殿は?」

「『見ていても意味がない』からと……」

「それでは騎士寮に?」

「はい」


 魔女の専属護衛リュゼは襲撃者との戦闘に於いて大怪我を負い、数日前まで寝台の上をを生活の場にしていた。襲撃者による攻撃は毒性を多分に含んでおり、身体に受けた怪我の多くが毒によって焼け爛れ、目を覆う有様であったという。

 本来なら、守るべき主を守れず生き残った騎士など、嫌悪の対象であるだろう。しかし、そのような大怪我を負って尚、自身の怪我の治療など放って、単身、ライザタニアへと主を追いかけて行こうとした彼のその鬼人の如き様相には、その場に居た騎士の誰もが息を呑んだという。

 止めた騎士を殴りつけ暴れ始めたリュゼを止めたのは、王都オーセンよりウィリアム殿下の護衛として来ていた若き近衛騎士だという。近衛騎士は傷ついたリュゼを怒鳴り、殴りつけ、寝台へと引き摺って行ったそうだ。

 それから数日間、リュゼは大人しく治療を受け、騎士寮で療養している。その様子にどの騎士もホッと一息吐いているのいう。


「確かに、見ていても意味がないでしょうね?我が主が施された《結界》が破られる筈などございませんから」

「私も、そう思います。ーーいえ、此処へ来て改めて確信致しました。我が主の偉大さを」


 この三年、ただ天を見上げて眺めているだけの時には感じなかった《結界》の性能、その安定の機能、そして安心感をその身で直に感じ、ナイルは胸の中が熱くなる思いだった。


「この場においでになくとも、我々システィナの民を守ってくださっている」


 ぐっと握った拳。目頭が熱くなり、一粒の涙が溢れ落ちた。


「……ナイル?」


 騎士の涙ーーしかも、『騎士団の良人』とも呼ばれる程の生真面目騎士の涙に、アーネスト副団長はハッと息を呑んだ。男がーーそれも騎士が涙を流す場面を他者が見る事などない。だからこそ、ナイルの流した涙には、流石のアーネスト副団長も言葉を失ってしまった。


「申し訳ございません。どうも精神が安定せぬのです」


 ナイルがアーネスト副団長から顔を逸らし戻した時にはもう、普段通りの表情がそこにはあった。

 アーネスト副団長は眼鏡を手に取ると布巾で硝子の砂を拭き取りながら、ナイルが流した涙の意味について考えていた。


「無理もありません。我々は仲間だと思っていた者たちの裏切りに遭ったのです。かく言う私も、未だあの襲撃の夜を思い出しては苛立ちに駆られる始末」


 眼鏡を掛け直すアーネスト副団長の瞳には、憤怒の炎が宿っていた。


「嗚呼、情け無いッ!守るべき主を守れず、どの面下げて『副団長』などと名乗れるのか⁉︎ 挙句、今もなお主に助けられているなど……!」


 声を荒げる事なく淡々と告げるアーネスト副団長の言葉には、自身の不甲斐なさを責める苛立ちで溢れていた。


「全く。大したお方ですね」

「ええ。そして、巫山戯たお方ですよ」


 ナイルは自身のみならず、主をも貶した言葉にギョッと顔を上げた。


「副隊長⁉︎」

「彼女は我々騎士を信頼なさっておいでではなかったのです」

「それは……」

「『仕方ない』と言うのでしょう?ええ、信頼し切れなかったのも無理からぬ話でしょう。結局、我々騎士は三年前の教訓を活かし切れず、主をお守りできなかった。しかも、みすみす敵の掌中に大切なあるじを受け渡したのですから」

「ッーー!」

「私のこの怒りも自分勝手な想いだと自覚しております。ええ、ええ、自覚しておりますとも!」


 彼らの主ーー『東の塔の魔女』、名をアーリアという。魔女は敵の襲撃時、最後まで大人しく騎士たちに守られてはくれなかった。騎士の忠誠心を信じ切れず、魔女は己の魔術を用いて騎士を現場から遠ざけた。その事で魔女の身にどのような厄災が降り注ぐとも知らずに。ーーいや、知っていて、魔女は自身を囮にして騎士たちを、更にはアルカードの民を守ったのだ。


「……私が目覚めた時、一番に目に入ったのは何か分かりますか?」


 俯き、両の拳を握り締めたアーネスト副団長の言葉に、ナイルは静かに問うた。


「……何だったのですか?」

「無事な手足です」


 アーネスト副団長は自身の両手に視線を移した。


「私は黒き竜と化したセイとの戦いの末、その巨大による体当たりを真面に受け、瓦礫に埋れました。あの時、確かに私の腕は瓦礫と竜とに挟まれ潰れた筈なのです。ですが……」


 五体満足な身体。治療室の寝台で目覚めたアーネストの身体には、その何処にも不調はなく、両手両足に至っては普段通りどころか怪我をする以前よりも良く機能した。

 あの大怪我を騎士寮の治療士だけの手で治されたとは到底思えず、アーネスト副団長は治療士へと自身の治療の経緯を聞けば、アーネスト副団長はこの治療室へ運ばれた頃にはもう、どの傷もほぼ治っていたという。そのような奇跡を誰が起こせるというのか。


 ーそのような者、一人しか考えられぬではないですか⁉︎ー


 聞けば、傷ついた騎士たちの殆どが奇跡を受けたと証言した。


「あの曲面に於いて、アーリア様は何を一番優先されたか分かりますか?ご自身の命ではなく騎士たちの命なのですよ?」


 『奉仕活動』や『慈善活動』という類の言葉を嫌っていた魔女アーリアは、『東の塔の魔女』という名誉職についても良くは思っていなかった。アーリアは『東の塔の管理業務』と言って憚らず、『仕事』と割り切っていた。そのアーリア当人が己の利益とならぬ仕事を為した事について、アーネスト副団長も不思議に思えてならなかった。


 ーあれほど『自分には慈悲や慈善の心など無い』と仰っておいでだったのにー


「『塔の魔女』にとって優先すべき事はご自身の命を守る事だと、アーリア様はご理解なさっていた。なのに……」

「私もアーリア様に救われた身。副隊長のお気持ちは痛いほど理解できます」


 魔女の手により戦線から離脱させられたナイル。王都に《転送》させられた時の絶望感。次に目覚めた時、アーリアが既にライザタニアへと拐われた後だと知らされた時の絶望感。急ぎアルカードへと戻れば、そこには襲撃により崩れた騎士駐屯基地と、アーリアたちがセイたちと争った裏庭の変わり果てた姿を見た時の焦燥感。

 裏庭には何か大きなモノが暴れた跡と、そして所々に飛び地っている赤黒いシミ。一段と大きなシミの跡に血に染まった数本の白い髪を見つけた時、ナイルの心臓は押し潰されたかのような強い痛みを覚えた。


「副隊長、お聞かせください。アーリア殿は今もご無事であると思われますか?」


 セイと黒髪の男に連れ拐わたアーリア。途中、副団長とリュゼ殿とが交戦した。


「きっとご無事です。私はそう信じております」


 アーネスト副団長は痛々しげに顔を顰めると、気持ちを紛らわすように指の先で眼鏡を上げた。


「アーリア様はああ見えて、悪運の強いお方ですから」

「ええ。ええ、そうですね」

「それに……私の部下だった者たちが彼女に愚かな真似などせぬ筈だ。そう、信じたいのです」


 ふぅと深い息を吐いたアーネスト副団長。その顔には怒りと悲しみとが混在したような哀愁感漂う表情が浮かんでいた。その表情を目にした時、鬼の副団長と呼ばれる騎士も心乱れる時が有るのだと、ナイルは確信した。


「愚かな私を笑いますか?」


 上空に輝く金の網に視線を移したアーネスト副団長の横顔に、ナイルはポツリと呟いた。


「いいえ。私もーー私の後輩を信じておりますから……」


 その時、ナイルは一つの強い想いを胸に抱いた。

 魔女アーリアとは、騎士ナイルにとって大切な主であると同時に、交換不可能な主でもあった。

 騎士が一度捧げた剣を取り下げる事などあり得ない。その主か窮地なれば、それをお救いするのは騎士の役目。どんな手を使ってでも主を助けに行かねばならない。それが隣国ライザタニアであろうとも……。


 ーアーリア様。私が貴方を必ずお助けに参ります。元気なお顔が見れました際には、私に叱られてくださいねー


 ナイルは再び拳を握りしめると、再び主不在となった『東の塔』を見上げた。


お読みくださり、ありがとうございます!

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『威力偵察』をお送りしました。

傷の癒えぬ先輩騎士ナイルと副団長アーネストの会話。彼らの傷は見えぬ所だけにあるとは限りません。目に見えぬ傷だからこそ、傷に必要な治療薬もまた、目に見えぬ薬なのです。


次話も是非、ご覧ください!

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