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魔宝石物語  作者: かうる
魔女と塔の騎士団
253/497

争乱は日常の中から起こり得るもの4

※争乱編※

 

『ーーアーリア様!』


 ナイルはその手を、腕を精一杯伸ばしたものの少女に手が届く事はなく、指先が宙を切っただけだった。空振りした腕は力なく床へと投げ出された。グラリと脳が揺すぶられ、激しい目眩が起き、眼前から少女の姿が消えた。すると、次の瞬間には見知った青年の顔が現れた。その青年は暫く前に王都に呼び出された専属騎士で、ナイルはアルカードに戻って来たという報告はまだ受けていなかった。


「ーー⁉︎ ナイル先輩センパイ⁉︎」


 床に崩れ落ちるナイルの身体を、その青年の両腕が受け止めた。


「先輩がどうして……ッ!ーー何があったんですか⁉︎」


 普段から不敵な笑みを崩す事のない青年騎士は、突然、宙から現れたナイルに対して驚愕を露わにし、二拍後には狼狽を露わにした。


「リュゼ、どの……⁉︎」


 ナイルの纏う青い騎士服は血に濡れ、其処彼処そこかしこに青黒いシミをつくっていた。背中にはズブリ刺された傷。血こそ止まってはいるが、ナイルは未だ自力で起き上がる事はままならない状態だった。


「こ、こは……?」

「王都。アルヴァンド公爵邸」

「王都……⁉︎」


 簡素な答えにも関わらず、ナイルの頭は混乱した。リュゼの腕にしがみ付きながらどうにか上半身を起こした。


「本当に、ここは王都な、のか?私は、今、まで……」


 元々、流血によって血が足りないナイルの身体、そして脳は、思考を停滞させ混乱させてしまうのは仕方のないことだった。

 騒ぎを聞きつけたアルヴァンド公爵邸の執事は、リュゼの視線を受けて主人に連絡を入れる為に走っていく。従者たちは医師に連絡を出し、侍女は湯を沸かす為に厨房へ走る。


「さっきのアレ、《転送》だよね?アーリアの身に何が起こったの⁉︎」


 リュゼはアルカードにーーアーリアの側にいる筈のナイルが突然、自分の前に現れた異常事態に目を細めた。突然の転移、しかも傷つき息も絶え絶えのナイルの状態は、普通ではあり得ない状況だ。

 しかも、アルカードでは《転送》魔術を扱える魔導士はアーリアしかいない。とすれば、ナイルを強制転送させたのはアーリア当人しかあり得ないのだ。


 アルカードで何か事件が発生した。更に言えばアーリアの周辺でだ。その事件に於いてナイルが負傷し、共に逃げる事が出来ないと判断したアーリアは、傷ついたナイルを強制的にアルカードから遠ざけた。

 ナイルの送り先はアルカードの『何処どこか』ではなく王都にいる『リュゼの側』。その事からも騎士団の施設の何処どこにも安全はないと思われた。しかも、此処ここはアーリアが一番信頼している専属護衛リュゼがいる王都の中心部ーーアルヴァンド公爵邸。

 アーリアはナイルを安全な場所に送ると同時に、アルカードに起きた緊急事態を王都に知らせようとしたのではないか。そう考えれば、ナイルの突然の転移に於けるアーリアの意図が判るではないか。アーリアとの付き合いが長いリュゼは瞬時にそう判断した。


「アルカードが……騎士団が、襲撃を……!」

「襲撃されたのは騎士団だけじゃないんだね?」

「公共施設、東の塔、街中でも……!」


 そこてバタバタと公爵邸では普段聞かない騒々しい足音が聞こえ、アルヴァンド公爵ルイスが駆けつけてきた。


「リュゼ!その者は……⁉︎」

「アルカードーー『塔の騎士団』の騎士。《転送》されて来た」


 簡素な説明だが、それだけでアルヴァンド公爵ルイスにはその意味が正解に理解できた。


「アルヴァンド公爵ルイスだ。アルカードの騎士よ、事件の概要を説明せよ」


 怪我人に対して非道とも言えるアルヴァンド公爵の言葉だが、ナイルには怪我を押してでも伝える義務があった。

 ナイルはリュゼの腕から手を離すと、その場に膝をついた。眼前に現れたアルヴァンド公爵ルイスと名乗る大貴族。眼前の壮年紳士が宰相閣下だという事を瞬時に理解すると、手をつきこうべを深々と垂れた。明転する意識に叱責しながら、どうにか言葉を紡ぐ。


「アルカード、各施設に、襲撃が……街中にも火の手が上がり、東の森は炎に包まれ……ました!」

「ーー!」

「騎士駐屯基地にも、襲撃者が……内部の騎士が、反乱を……っ!」

「反乱ーー⁉︎」

「襲撃者の、狙いは……『塔の魔女』!」


 判り切った事だった。アルカードを襲撃する意味など、『東の塔』に施された《結界》を破壊する事しかない。その為に狙われるのは『東の塔』に《結界》を施した魔導士。魔女を害する事が《結界》の打破にーーシスティナの打破に繋がると考える襲撃者は多い。


「宰相閣下……お願い申し上げます!アーリア様を、アーリア様をお助けくださいッ‼︎」


 ナイルは絞り出すように、心からの叫びはアルヴァンド公爵のーーリュゼの心を激しく揺すぶった。


「どうか、どうかっ……一刻も早く、救援に……!」


 ナイルはそう言い終えると、その場に力なく崩れ落ちた。



 ※※※


 ※(リュゼ視点)



 嫌な予感がしていた。


 得体も知れぬ悪寒。寒気を感じていた。肌が産毛立つような寒気を。


 その夜、ルイスさんと晩酌を交わし、寝室へと戻ろうとしたその時、首下にある《契約》の印がチリチリと痛み出したんだ。痛みに顔を顰め、首下に手を触れた時、それが《契約》の印から発せられる痛みだと気づいた。『契約相手に危険が及んだ時、もう一方にも異変が伝わる』仕組みだと聞いていた。『心が騒つき、居ても立っても居られなくなる』と。


 まさか……と、心が騒つき始めた。


『まさか、アーリアの身に何か起こったのではないか』……と。


「アーリア……?」


 思い違いじゃない。これはアーリアから伝わってくる感情だ。焦り、苛立ち、驚き、嘆き、悲しみ、そして恐れ……。その全てを内包した混乱の感情が、《契約》の印を通して僕の心の中へと流れ込んできた。

 まるで豪雨により齎された濁流。普段は穏やかな小川が汚水に溢れ、激流となって押し寄せるかのような精神の乱れ。

 自分の感情ではなない感情。それなのにまるで自分が体験しているかのような焦燥感。


「なに、が……⁉︎」


 ーー何がアーリアの身に起こったのか⁉︎


 首を押さえて踏み留まり、精神の乱れに耐えること数十秒。ふと、アーリアの魔力を感知して顔を上げれば、そこに血塗れの青年騎士が突如現れた。


「ーー⁉︎ ナイル先輩センパイ⁉︎」


 突然の出来事に口が上手く動かなかった。それでも宙に放り出された血塗れのナイル先輩が、床に崩れ落ちそうになるのを何とか受け止めて阻止する事はできた。


「先輩がどうして……ッ!ーー何があったんですか⁉︎」


 普段通りの態度ーーニヤついた笑みなんて浮かべていられなかった。虚空から突如現れた血塗れのナイル先輩を見た瞬間、驚きが焦りに変わっていたんだ。


「リュゼ、どの……⁉︎」


 ナイル先輩は目を白黒させて俺の顔を不思議そうに見上げてくる。先輩の青い騎士服は血に濡れ所々に赤黒いシミが飛んでいる。背中はズブリと刺された跡がある。血は止まっているみたいだ。けど、先輩は自力で立つ事はままならないようだった。


「こ、こは……?」

「王都。アルヴァンド公爵邸」

「王都……⁉︎」


 混乱しているのが分かっているから、なるべく簡素に答えた。それでもナイル先輩は混乱して、状況の理解が追いついていないようだった。

 先輩は俺の腕にしがみ付いて、脚にどうにか力を入れた。


「本当に、ここは王都な、のか?私は、今、まで……」


 ナイル先輩の身体は流血によって血が足りていないようで、額に手を置くと頭を何度も降っている。

 そうしている内に騒ぎを聞きつけたアルヴァンド公爵邸の執事がやってきた。僕の視線を受けると、屋敷の主人に連絡を入れるべく足速に行動していく。侍従や侍女たちも同様、求められずとも仕事を把握して動いていく。さすが優秀な公爵家の職員たちだ。

 そんな彼らの動きを目の端で見送った後、僕はナイル先輩に向き直った。先輩の肩を掴んで焦点の合わない目を覗き込む。


「さっきのアレ、《転送》だよね?アーリアの身に何が起こったの⁉︎」


 僕はアルカードにーーいや、アーリアの側にいる筈のナイルが突然、自分の前に現れた事を異常事態と捉えた。

 突然の転移、しかも送られて来たナイル先輩は血塗れだ。騎士が無防備にも背中から刺されるなんて状況は普通じゃあり得ない。不意打ち、騙し討ち、そのどれであっても『塔の騎士団』の騎士がこうも簡単に背後を取られるなんて。それに、ナイル先輩は騎士団でも指折りの騎士なんだ。そんな騎士の背後をこうも易々と……


 ナイル先輩を此処ここへ《転送》させたのはアーリアだ。人間を別の空間に移動させる魔術が扱える魔導士なんて、そう居やしない。


 アルカードでーーいや、アーリアの周辺で事件が起き、そこで何者かに襲撃を受けてナイル先輩が負傷。アーリアは已む無くナイルを《転送》させた。


 ーそれも強制的にー


 送り先はアルカードの『何処か』ではなく、『僕の側』。王都オーセン。


 ー騎士団内は何処ドコも安全じゃないってコトだー


 それどころかアルカード全体が危機的状況に見舞われているのかもしれない。


 ーいや、それだけじゃない!ー


 アーリアは無意味な事はしない。

 迂闊で人を信じすぎるお人好し。だけど、アーリアは馬鹿じゃない。アーリアが僕の下にナイル先輩を送ったってコトは、安全な場所に傷ついたナイル先輩を送るだけが目的じゃない。先輩を安全な場所に送ると同時に、アルカードに起きた緊急事態を王都にーー王宮に知らせようとした。そうに違いない。


「アルカードが……騎士団が、襲撃を……!」

「襲撃されたのは騎士団だけじゃないんだね?」

「公共施設、東の塔、街中でも……!」


 バタバタと公爵邸では滅多に聞かない煩い足音が聞こえた。血相を変えたルイスさんが俺とナイル先輩の元へ走って来た。普段のルイスさんとは思えぬ焦りを見せている。


「リュゼ!その者は……⁉︎」

「アルカードーー『塔の騎士団』の騎士。《転送》されて来た」


 簡素な説明。でも、それだけでルイスさんには僕の言った言葉の正確に理解できる筈だ。


「アルヴァンド公爵ルイスだ。アルカードの騎士よ、事件の概要を説明せよ」


 ナイル先輩はアルカードで起きた事件を説明した後、気を失ってその場に崩れ落ちた。アーリアの救出を願いながら力尽きたんだ。

 ナイル先輩は公爵家へ呼ばれた治癒士に手当てされて従者たちに運ばれていった。治癒士の話では、傷は塞がっていたそうだ。ここへ跳ばされてくる以前に簡易的な手当てを受けたのではないか、との事だった。


 ーそんなの、アーリアに決まってるー


 アーリアは自分の身がどれだけ危険な状況だったとしても、負傷したナイル先輩を放っておける筈なんてないんだ。彼女は『自分には奉仕精神はない』『薄情者だ』と断言してたけど、親しい騎士が苦しんでいるのを見過ごせるような精神はしてない。寧ろ、お節介とも言えるお人好しな精神を発揮してしまう時すらあるんだ。


「先生、あの者は……?」

「容態は安定しました。二、三日休めば完治するでしょう」


 治癒士はルイスさんの問いに端的に答えると、一礼してから部屋を後にした。


「リュゼ……」

「ルイスさん、ごめん。僕、もう……」


 僕はルイスさんの目を見れずにいた。チリチリと痛む首の印を片手で押さえながら、飛び出して行きそうになる身体を、その衝動を何とか抑えていた。でも、その我慢も限界だった。『今すぐアーリアの下へ行かなければ』との本能的欲求が心臓を圧迫するんだ。


「あぁ。君の想いは痛いほど分かっている」

「ならッ……!」

「私の判断だけで騎士や軍の派遣を決める事はできない。だから私は一先ず登城して、そして陛下の判断を仰ぐつもりだ」

「そんな猶予なんてない!」


 ルイスさんの行動理念は理解できる。例え宰相閣下と言えども勝手な判断は許されない。王都から他領への軍隊の派遣は一歩間違えれば、領地への侵害行為にも問われ兼ねない。しかも、騎士兵団の派遣となれば勿論、軍務省の許可も必要となる。国が動くには様々な手続きが必要なんだ。一見、面倒とも思える手続きだけどソレらをすっ飛ばしたら、後々、大きな問題になっていく事は目に見えていた。


 でも、それでも、僕はーーそんなモノを待ってなどいられなかった。


 こうしている間にもーーいや、今、正に、アーリアの……僕の『大切な主君』であり『大切な女性ヒト』の身に大事が降り注いでいるんだ。それが分かっていて、こんな所でのうのうと待ってなどいられない!


「ごめん。ルイスさん……分かっているんだ」


 ギリリと唇を噛み、拳を握り、瞑目して荒ぶる精神を落ち付けようと試みた。


「リュゼ……。君からはそうは見えぬかもしれんが、私自身、今すぐにでもアルカードに駆け付けたいと思っている」

「っ!」

「アーリアは私にとっても大切な友人。その友人に命の危機が迫っている。落ち着いてなどいられるものかッ」


 ルイスさんは『アルヴァンド公爵』という仮面を脱ぎ捨てていた。握った拳を柱に叩きつけ、獰猛な肉食獣のような瞳で明後日の方向を睨みつけている。


「だがな!私は宰相という立場を有している。おいそれとソレを放り出しては行けぬのだ」

「ごめん。ルイスさん……僕ばかり苛立って……」

「構わん。リュゼ、君の感情は当たり前のものだ。大切な主君の危機なのだから」


 ルイスさんからの視線を受けて僕は一つ頷いた。


「アーリアが助けを求めてる」


 僕は首下を押さえていた右手を外した。そこにはアーリアと行った《契約》の印があり、今それは痛いほど赤く腫れていた。いつの間にか、印が鬱血したかのように腫れたアザの様になっていたのだ。


「それが……?」

「さっき話してた《契約》の印。多分、獅子くんーージークも今頃、こうなってるはずだよ」


 ルイスさんは僕の首下を見ると、顎に手を置いてウンウンと頷き始めた。


「それが本当だというと、アルカードに騎士を派遣する算段はすぐにつくかもしれんな……」

「は……?どゆこと?」

「よし、リュゼ。お前は先んじてアルカードへ赴け」

「え⁉︎ 行ってイイの⁉︎」


 ルイスさんからの命令に僕は思いがけず問いかけ直した。


「ああ。先行偵察だ。君は元々、アーリアの……『東の塔の魔女』の専属護衛。その君が主君の身を案じてアルカードに戻るのはおかしい事ではない」


 何かを決断したようで、ルイスさんの言葉は明確だった。


「心配するな。煩い貴族は黙らせておくーーいや、黙らざるを得ないだろう」


 元々、ハーベスト侯爵みたいな煩い貴族なんてアルヴァント公爵にとっては取るに足りぬ小物貴族。ただそんな小物でも放っておくと後々面倒だっただけなんだ。


「私はこれから登城する。ついでに愚息ジークには証人を務めさせるとしよう」


 君と同じ《契約》の印があるのだろう?と問われ、僕は頷きで肯定を示した。


「君は《念話》の魔宝具を持って、私との中継になれ。それを君の派遣の言い訳としよう」

「了解」


 ルイスさんの意図を察して、僕はここで漸く詰めていた息を吐いた。ホッと息を吐くと上がっていた肩が下がっていった。どうやら身体がガチガチに固まっていたみたいだ。肩を軽く回し、何度か屈伸すると、隣で乾いた笑い声が聞こえてきた。


「ハハハ!リュゼ、お前でもそんな顔をするんだなぁ?」

「う、煩いよ!」

「いやはや、些か安心した。そうしてると年相応の青年のようだぞ?」

「〜〜恥ずかしいからこっち見ないで!」


 ニヤニヤした顔つきで僕の顔を覗いてくるルイスさんに、僕は手で顔を隠して視線を遮った。

 どんなマヌケな顔をしてたかなんて、自分じゃ分からない。けど、ルイスさんのあのニヤついた笑みを見ると、相当ヤバイ顔だったんだろう。


「くっそ!油断した」

「アハハ!そうそう。緊張していても良い展開にはならんぞ?この先にどんな事態が待っていようと、余裕を失ってはならん」

「うん……そう、かもね」


 怒りや焦りは判断能力を鈍らせる。これからアーリアを助けに行くって言うのに、バカな判断ミスなんてしていられないじゃないか。


「あいにく、ここには《転移》の魔宝具の持ち合わせが一つしかない」

「ありがと、ルイスさん」

「必ず軍務省を堕として軍事都市アチラへ援軍を派遣すると約束しよう」

「なるべく早くお願いね?」

「ハハ!言ってくれる」


 僕は公爵家の執事さんから《転移》の魔宝具と僕の外套と長剣、その他荷物一式を受け取ると、彼らから数歩下がった。ちょうど廊下のど真ん中だ。僕は魔宝具を握り締めるとそこへ魔力を流し込んだ。フワリと空気に温かみを感じた。すると足下に赤い魔術方陣が広がった。


「リュゼ。アーリアを頼む」


 ルイスさんからの視線を受けて僕は強く頷くと、大きく深呼吸した。そして、僕は一言「《転移》」と呟いた。



お読み頂きまして、ありがとうございます!

ブックマーク登録、感想、評価など、とても嬉しいです!ありがとうございます‼︎


争乱編『争乱は日常の中から起こり得るもの4』をお送りしました。

先輩騎士ナイルが送られた先は王都にいるリュゼの側でした。リュゼもナイルの転送に先んじて悪い予感に苛まれていました。

宰相閣下の許可を得たリュゼ。窮地にあるアーリアの救出はなるのでしょうか?


次話『争乱は日常の中から起こり得るもの5』をぜひご覧ください!

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