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魔宝石物語  作者: かうる
幕間3《帰国編》
182/491

甘い時間

※システィナ帰国編※

 

「ん〜〜!」


 アーリアは生クリームを口いっぱいに頬張ると、声にならない喜びを身体いっぱいに表現した。


 机に並ぶ数種類のケーキ。 見た目も華やかで、フルーツをふんだんに使ったタルトや生クリームを惜しげもなく乗せたケーキなど、女の子なら目を奪われる物ばかりだ。現にアーリアの目はいつになく爛々と煌めいていた。


「可愛い、美味しい、幸せっ!」


 向かいに座る美形壮年紳士ナイスミドルの表情は明るい。爽やかな笑みをたたえてアーリアの様子を眺めている。


「喜んで貰えたようで、よかった」

「ありがとうございます!公爵様」


 王都オーセン。王城を囲む王宮、さらにその麓に広がる街はエステルの古都ウルトとはまた違った雰囲気がある。

 どこか女性的な柔らかさと神秘的な雰囲気のあったウルトとは違い、オーセンは直線的な造形物が多く機能美に溢れている。治水整備が施されたオーセンは街中では、塵が落ちている所を見ることもない。感染症や病気などの健康被害の出ぬように、オーセンでは生活環境が徹底的に整えられているのだ。法も遵守されており、国民も納得の元で取り組まれている。特に王都オーセンに住まう民の意識はシスティナ国一と言われている。

 また、西に港を要するシスティナ国では他国との貿易も盛んで、様々な食材が入り込む食の宝庫だ。その王都ともなれば、口に出来ぬ物はないとまで言われている。現に、内陸では高級品である乳製品を扱う店、乳製品を多く使った製菓店もある。しかも比較的に安価で購入できるのだ。

 とはいえ『比較的に安価』であり、庶民に優しい価格ではない。そこはやはり『王都』という事だろう。王都は王城と王宮を擁する都。貴族や裕福な家庭、商人の住まう街なのだ。他の街に比べれば物価が高いのも頷ける理由だ。


 そんな王都オーセンの一等地にある一件のカフェ、その一角に少女と紳士の二人組が陣取っている。

 白皙、白髪の美しい少女は大変人目をひく容姿で、何も知らずに店を訪れた客が二度見した後、スゴスゴと引き返すほどであった。また壮年紳士の方も負けず劣らず美しく整った容姿であり、若かりし頃はさぞご令嬢たちの的だっただろうと想像に難くなかった。

 二人を守るように騎士も配置されており、外では『何処の高貴なお方が来店している』と静かな騒めきが起きているほどで、その結果、店は二人の貸切状態になってしまっていた。


「連れてきて頂いて、ありがとうございます」

「それだけ喜んで貰えれば本望ですよ」


 アーリアが満面の笑みで礼を言えば、壮年紳士ーーアルヴァンド公爵ルイスは柔らかな笑みを浮かべた。奥にいる店員がその微笑みに充てられてクラリしている。


「でも、大丈夫だったのですか?アルヴァンド公爵様」

「ただのルイスと、アーリア殿」

「えっ、でも……それは不敬罪ではありませんか?」

「貴女は私の命の恩人なのですよ?」

「そんな大袈裟な……」


 首と手を左右に振るアーリア。


「私自身が貴女に名で呼んで欲しいと頼んでいるのです。誰に罰せられる事がありますか?」

「……それなら、私の事は呼び捨てでお願いします。私こそ身分違いにも程がありますので……ルイス様」


 アーリアは観念すると、アルヴァンド公爵の頼みを泣く泣く承諾する。すると、アルヴァンド公爵は柔らかな微笑みを浮かべた。


「では、アーリア。大丈夫とは……?」

「ルイス様はお忙しい身でしょう?それなのに私なんかとこんな処へ来てしまって、大丈夫だったんですか?」

「ハハハ!そんな事ですか?大丈夫ですよ。アーリアがそんな事を心配する必要はないのです」

「……?」

「私が仕事をしなくては回らぬ国など、放って置いても滅びましょう。私には部下も多くおります。一日くらい私が抜けた所で問題にはなりますまい」


 アルヴァンド公爵は、いつかのアーリアの師匠のようは言葉を言い放った。アーリアは「確かに」とその意見に賛同した。


「それに、アーリアといる時間も私にとっては大切な時間です」


 アルヴァンド公爵の柔らかな笑み。まるで愛する者にでも囁くような言葉に、うっかりトキメキそうになる。

 しかし、アーリアはトキメク前にアルヴァンド公爵の笑みに隠された言葉の意味を正確に読み取った。


「これも『お仕事』ですか?」


 アーリアからの言葉にアルヴァンド公爵は普通なら気づかぬほど僅かに眉を上げた。


「ーーええ。宰相が姫を接待するのも大事な仕事ですよ」


 アルヴァンド公爵は「よく気づきましたね」とは言わなかった。だが、その表情にはどこか満足したような笑みが浮かぶ。


「大人はズルイのですよ。私など仕事と称してこのように美しいお嬢様とデートできるのですから」


 そう言ってウィンクしたアルヴァンド公爵は大変チャーミングだ。自分と話す事は仕事の一環、と隠す事のないアルヴァンド公爵に、アーリアは益々その好感度を上げた。

 アーリアはエステル帝国での日々で、皇族・貴族の仕事をすぐ側で観察してきた。彼らは皆勤勉で、各々の仕事にプライドを持っていた。そして、私生活に於いても決して疎かにすることがなかったのだ。


「仕事を頑張る男性はとっても素敵です」


 にっこり微笑むアーリアに、アルヴァンド公爵は今度こそ破顔した。


「アハハハハ!お世辞でもそのような事を言われるのは嬉しいですね!」

「お世辞じゃありませんよ。本心です」

「それはそれは!」


 男尊女卑の改善が図られているシスティナであっても、まだまだ女性の地位は低い。政治に於いて女性の進出が許された昨今に於いても、まだまだ根付いた意識はなかなか抜けない。何故ならば、命を産み育てる女性は必然的に家庭に入らざるを得ないからだ。それは仕方のない事だとしても、男性が外で働く事も当たり前とされる現在、女性が男性の仕事態度に対して理解を示す事は難しい。

 だから、アーリアのように『仕事』と割り切れるタイプは少ないと言えた。


「そうそう、アーリア。エステルでの暮らしはどうでしたか?」


 アルヴァンド公爵は話題をエステル帝国での暮らしについてにシフトした。


「おかげさまで、恙無く暮らす事ができました」

彼方あちらはシスティナよりも寒いでしょう?」

「はい。帝都でも雪が降りましたよ。システィナではあのように積もるのは見た事がなかったので、大変驚きました!」


 アーリアは当たり障りのない内容を選びながら話した。

 本来ならばこのように人目のある場所でする話題ではない。それを敢えて尋ねてくるアルヴァンド公爵の狙いはわからない。アーリアはアルヴァンド公爵から試されているような気持ちになった。


「それは凄い!こちらは積もるといってもほんのくるぶし程度。彼の国はその比ではないのでしょうな?」

「はい。帝都でも膝下ほどはありましたよ。ーーあ、でも、あちらは魔法を使って寒暖差を調整なさってました。あれには感心しました」

「ほう?魔法で……」

「やはり魔法では帝国が優りますね。私も勉強させて頂きました」


 アルヴァンド公爵はアーリアの話に頻りに頷いている。


「お辛い事も、あったのでは?」

「……でも『仕事』とは本来、楽しい事ばかりではないでしょう?」


 アーリアはアルヴァンド公爵の問いに『はい』とも『いいえ』とも言わず、それだけ返した。


「その通りです。それに、貴女には頼もしい騎士ナイトがいた」

「……はい」


 頼もしい騎士ナイトーーアーリアの専属護衛騎士であるリュゼ。リュゼは敵国エステルでアーリアをその身一つで守りきった。アーリアだけの護衛騎士なのだ。

 アーリアはフォークを置くと、何とも言えない表情で押し黙った。


「彼は、貴女のお役に立ちませんでしたか?」

「いいえ、いいえ!リュゼは私の……私の事をずっと守ってくれました。私が鈍臭いばかりにリュゼに沢山の迷惑をかけたのに、リュゼは私を責めたことはありません」


 アーリアの身柄がエステル帝国に渡ったのは、アーリアの鈍臭さに半分くらい原因がある。また、エステル帝国に於いては、ユークリウス殿下の婚約者役を演じるアーリアをフォローし、ずっと側で支えてくれた。

 リュゼはどんな事があっても、決してアーリアの所為にした事はない。寧ろ、『全ては自分の所為だ』と謝っていたくらいなのだ。

 エステル帝国での日々で『護衛騎士リュゼ』という存在は、アーリアにとって心の拠り所だった。だからリュゼに対して、アーリアの心の中には『感謝の気持ち』しかない。


「寧ろ……私の方が、リュゼの役には全く立っていなくて……。私……本当に、鈍くて……リュゼに迷惑ばかりを……」


 ーパタ、パタ、パタリ……ー


 知らず、アーリアの瞳から涙が溢れ出ていた。ハラハラと落ちた涙がアーリアの膝を濡らす。


「わ……私、あまり、人の気持ちが、分からないんです……。だからリュゼが、なんであんなことを……やっぱり、私のことが、嫌いに……」


 いつの間にか席を立ち移動していたアルヴァンド公爵はアーリアの前でスッと跪くと、俯いたアーリアの頬に手を添えてそっと上向かせた。そして頬に白いハンカチを当てた。


「アーリアは彼を嫌いになりましたか?それとも……」


 アルヴァンド公爵の言葉にアーリアは首を振った。落ち着くように鼻をすすって一呼吸すると、アーリアは一息で話した。


「リュゼは私の騎士です。彼を嫌いになる事なんて、絶対にありません」


 その裏のない言葉にアルヴァンド公爵はにっこりと笑って一つ頷いた。アーリアとリュゼとの間に確かな絆があるのを見つけて……。


「それをリュゼに伝えてやりなさい。きっと彼は喜ぶでしょう」


 アルヴァンド公爵の言葉に、アーリアはふるふると首を振った。


「会わす顔がないんです。私、きっと嫌われてしまって……」

「それこそ絶対にない事です。彼はアーリアを本当に大切に思っているからね」


 アルヴァンド公爵は涙に濡れた頬を、そっと親指で拭いた。その時……


 ーカラン、カラン……ー


「やっと見つけた!」


 カフェの扉の鐘が鳴り、息を切らした青年が乱暴な入店を果たした。


「リュゼ……」


 リュゼはハアハアと息を切らしながらアーリアとアルヴァンド公爵の方へと大股で歩み寄ってくる。アルヴァンド公爵とアーリアを守る騎士たちが不審者の登場に一様に身構えた。

 しかしリュゼの服装から護衛騎士だと分かると、皆一様に怪訝な表情をしつつ一応の警告を放った。


「お待ちください」

「ごめん、ムリ」


 手で静止する騎士の忠告を無視して突き進むと、緊張の馳しる店内の中、リュゼはアーリアとアルヴァンド公爵の正面に立った。そして……


「っはぁ〜〜〜〜」


 徐にしゃがみこむと、リュゼはそのこうべを垂れ、深い溜息を吐いた。


「やっと見つけたよ……」

「随分と遅かったではないか?リュゼ」

「公爵様がソレ言う⁉︎ こーんな書き置き残してさッ」


 興奮していてもここは公共の場。リュゼは口調こそ荒いものの、アルヴァンド公爵の事をいつものように『ルイスさん』とは呼ばなかった。 

 リュゼは懐から一枚の用紙を取り出した。半分に折られていた紙がペロンと広がり、中身がアルヴァンド公爵とアーリアに晒された。


『アーリア殿は預かった。大切ならば探してみよ。ルイス』


 達筆なシスティナ国共用語で書かれたソレを見たアーリアは首を傾げた。


 ー私、誘拐されてたの⁇ー


 誘拐犯からの手紙のような文面だ。

 窓際で警護していた近衛騎士にもそれが読めたようで、リュゼを止めようとした手が宙に浮いたままで、その目が半眼になっている。


「なんなのよ、コレ?こんなんベッドの上に残しておいて、どーゆーことよ⁉︎」

「ハハハ!別に探しに来なくても良かったのだがね?ーーと言うか帰りたまえ。私は今、アーリアと甘い時間を過ごしているのでね。君、邪魔しないで頂けるかな?」


 アルヴァンド公爵は立ち上がるとアーリアの背後からフワリと抱きしめた。


「あの、ルイス様……」


 アーリアはアルヴァンド公爵の行動にやや困惑気味だが、決してアルヴァンド公爵を突き飛ばしたりしなかった。

 アーリアのその遠慮がちな声にアルヴァンド公爵は益々笑みを深めると、アーリアを抱きしめたまま愛おしそうにその白い髪を梳いて、朝露に濡れた薔薇のような唇に指を這わした。


「ッーーーー⁉︎ な、なーにが『甘い時間』だよ。そんなズルイ……じゃない、羨ましい……あぁ、もう!どーでもいいじゃん!それにアーリア泣かしちゃって、いくら公爵様でも許さないよ⁉︎」


 リュゼは鬼の形相でアルヴァンド公爵を睨みつけた。だが逆に、アルヴァンド公爵は身勝手な憤りを見せるリュゼを責める様な視線を投げた。


「泣かせたのは私じゃない。君だよ、リュゼ」

「ーーーー⁉︎」


 アルヴァンド公爵はリュゼを挑発するようにアーリアを抱きしめたまま、その瞳に悪戯な光を宿した。


「君がアーリアを泣かせたんだ」


 アルヴァンド公爵はリュゼの傷に塩を塗り込むように、同じ言葉を二度繰り返した。


「リュゼ、君は何か思い違いをしているね?アーリアは私に連れ出されたのではなく、私について来たんだよ?」

「ーーッ!」

「そしてね、アーリアの護衛の任命権は私にある。アーリアを傷つけた君を、私はいつでも解雇にできるんだがね」

「「ーー‼︎ 」」


 リュゼは勿論、アーリアもその言葉には驚愕し、目を見開いた。思わず腰を浮かせたアーリアを、アルヴァンド公爵は腕に力を込める事で動きを静止させた。


「さて、君はどうする?」


 口を開きかけたアーリアの口を、アルヴァンド公爵がその大きな手でやんわりと塞いだ。

 リュゼは悔しそうに奥歯を噛み締めると、その場に膝をついた。


「……アルヴァンド宰相閣下。私にアーリアを守護する護衛の任を継続させてください」

「それは何故かね?」

「アーリアは私の唯一のあるじです。アーリア以上の者などありません。私の命はアーリアのものです!」

「だから……?君の本心を聞きたい」

「ッーー‼︎ アーリアが大切なんだ……‼︎ 僕がアーリアを守りたいんだッ‼︎」


 リュゼはとうとう、叫ぶように懇願していた。アルヴァンド公爵含め、公爵を護衛する騎士やコソコソ隠れている店員の目など気にせず、なりふり構わず懇願した。

 それはいつも笑顔で本心を隠し、斜に構えた態度で他人を翻弄してきたリュゼが、初めて見せた姿であり、その言葉は心の奥底に隠してきた想いーー『強い願い』だった。


「……ようやく言ったな、リュゼ。カッコばかりつけだがるのは、君の悪いクセだ」


 アルヴァンド公爵はそれまでの厳しい表情を和らげ、アーリアから手を離した。


「アーリア、君はどうする?後は貴女の気持ち次第だが……」


 アルヴァンド公爵からの視線を受けたアーリアだが、アーリアはもうずっと、リュゼしか見ていなかった。


「わ、私も……これからもリュゼに守って欲しい。リュゼは私の大切な騎士だから……!」


 そう言うとアーリアは椅子から立ち上がって、自分の前で跪くリュゼに抱きついた。


「ごめん、リュゼ……ありがとう」

「ん。こっちこそ、ごめんね。ありがとう、アーリア」


 リュゼは涙に濡れるアーリアの頬に両手を添えると、そっと自分の額とアーリアの額とをくっつけた。そして見つめ合うとにっこりと微笑み合った。


 そこには確かに二人だけに分かる絆があった。


 アルヴァンド公爵はそんな二人を見ながら「ジークには悪いことをしたやもしれんなぁ……」と遠い目をして呟いた。愚息ジークフリードが完璧に出遅れている気がしてならないのだ。


「あーー、ごほんごほん。それでは王宮に帰るぞ。其方そなたたちには聞かねばならぬコトが沢山あるのでね」

 

 アルヴァンド公爵からはイチャついて見える二人を半眼になりつつ見下ろすと、わざとらしい咳払いと共に指示を出した。


「はい!あ、でもケーキ……」

「店主よ。ケーキ全品テイクアウトでお願いする」

「はーい、ただ今!」


 アーリアの呟きにアルヴァンド公爵が太っ腹な注文を出した後、アーリアの腰に手を回し手を引いて、ちゃっかりエスコートして歩き出した。


「あーあ。やっぱり公爵様には敵わないよ!」


 その明るいリュゼの声にアルヴァンド公爵はほくそ笑んだ。年若い友の助けになれたと知って。

 その後、このケーキ屋兼カフェには『王宮御用達』の看板が掲げられる事になったのは、余談である。



お読み頂きまして、ありがとうございます!

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システィナ帰国編『甘い時間』をお送りしました。

とうとうリュゼの心からの叫び、その想いをぶち撒けました。『アーリア以上の者はいない』『僕がアーリアを守りたい』などの言葉には、護衛騎士としての想いと大切な女性を想う想い、その両方が込められているのでしょう。

これからもリュゼとアーリア、二人の関係も変化していくでしょう。

どうぞ、温かく見守って頂ければ幸いです。


次話も是非、ご覧ください!

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