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魔宝石物語  作者: かうる
魔女と北国の皇子
146/492

夢と酒と殿下と

 

『お師さま、何故私にだけ研究室を出ろだなんて仰るんですか?独り立ちって……なんで……?』


 突然、師匠から『独り立ちをせよ』と申しつけられたあの日。俯いて『私を捨てるんですか?』と聞けば、師匠は困った顔をして『そんなワケないでしょ?』と答えてくれた。


 しかしここに居る師匠は、全く違う言葉をアーリアに突きつけた。


『僕に君は必要ないんだよ』

『元々、気まぐれに拾ったんだ。気まぐれに捨てても不思議はないでしょう?』

『君は人間ヒトにでもなった気でいるのかな?君は人間ヒトにはなれないんだよ』

『さようなら』


 師匠は笑顔のままアーリアを冷たく突き放した。そのまま背を向けて去って行く。

 アーリアは遠ざかっていく師匠の背を追いかけて走った。しかし、手を伸ばしても伸ばしても、その背に追いつく事ができない。


『待って!お師さまっ』


 艶やかな黒髪が揺れるが、その背は立ち止まる事も振り向く事もなかった。


 アーリアの身体は不意に暗闇に放り出され、ズブズブと足元から闇に飲まれていった。肌に染み込むように闇が身体中を染め上げていく。這い出す事もできず、身動きすら叶わずに……。


 そしてついに闇に囚われた。



 ※※※※※※※※※※



 上空を流れ行く雲のように、夜風に髪が揺れる。見上げれば薄い雲の隙間から月が覗いている。そこから柔らかな光が地上へと降り注いでいる。真円にほど近い大きさの月の光は強く、逆に星々の光は弱い。

 ホーホーと鳥の低い鳴き声が聞こえてくる。冬の足音が聞こえるこの季節にはもう、秋の虫の音は聞こえてこなくなった。大山には積雪が観測されたようで、帝都ウルトでももう間も無く初雪が降るそうだ。


 帝宮には様々な建物が点在する。その全てに魔法による結界が施されているという。その結界は外部からの侵入者を防ぐと共に空調を整備しているとのこと。

 大陸の北に位置するエステルはシスティナより平均気温が低い。冬には氷点下にまで下がるという。その為、エステルでは冷たい外気を遮断し、室内の温度を保つ事に結界魔法を重用しているのだ。

 アーリアが仮住まいしている皇太子宮でも同じように結界魔法が張られている。それは薄い空気の幕でできており、見ることも触ることも叶わない。なのに結界は新鮮な空気を通す作用はあるようで、窓を開け放てば心地よいそよ風が部屋に入ってくるのだった。

 システィナの魔導士が扱う魔術。その魔術による《結界》は『守り』に特化した術が多い。エステルような使い方は、システィナでは考えられないものだった。精霊魔法による術は『自然』と共存する事に特化しているのだろう。このように気候や風土に合わせた魔法に対して、アーリアは大きな関心を寄せていた。


 このように精霊魔法が著しく発達したエステル帝国で過ごす事は、アーリアにとって毎日が刺激的な日々だった。新しい発見に毎日のように出会うことができた。多様な価値観に触れ学ぶ事は、成長を促す起爆剤だとも言えた。


「確かにラッキーなのかも?」


 エステル帝国に囚われて来た当初、『システィナ国の姫』へと偽装工作に励むアーリアに対しリュゼは「衣食住完備の上タダで教えが乞えるなんてラッキーじゃん」と言っていた。

 確かにその通りだとアーリアも頷いた。

 学問を習う事は裕福な家庭のみに許された贅沢だ。エステル帝国よりも門戸の広いシスティナ国に於いてもそれは変わらない。貧しい家庭の子どもは小学塾にすら通えない。

 アーリアが魔導士たり得たのは、偏に、当時既に大魔導士だった師匠に拾われ、手ずから育てられたからに他ならない。幸運だったのだ。


「お師さま……」


 アーリアは掌に小さな宝石で造られた魔宝具を握りしめた。その魔宝具にはいくら魔力を籠めようとも、もう発動する事はない。効力が切れているからだ。

 それは魔術《鳥》が込められた魔宝石であった。ウィリアム殿下の護衛としてエステルへ来た近衛副団長から手渡されたものだ。この宝石には一度きりの効力のみが込められていたようで、あれ以来二度と起動する事はなかった。


『僕に君は必要ないんだよ』


 夢の中の師匠はアーリアにそう言い放った。とても冷たい声音だった。夢とはいえ師匠から齎されたその言葉に、アーリアの心臓は止まってしまいそうになった。そう思える程の衝撃が奔ったのだ。今思い出しても心臓がチクチクと痛み出す。それほど恐怖を孕む言葉だった。


「だい、じょうぶ。大丈夫。大丈夫だから……。師匠はそんなコト言わない。大丈夫。私は一人じゃない」


 アーリアは小さな翠の魔宝石を痛いほど強く握りしめると、身体を縮こませて何度も何度も「大丈夫」と呟いた。


「ーー何が『大丈夫』なんだ?」


 その声は突然、アーリアの頭上から降り注いだ。


 ここはアーリアに与えられた個室、それも寝室だ。真夜中を過ぎた今の時刻、侍女フィーネもその他の侍女たちも各自の部屋へと戻っており、この部屋にはアーリア一人だけだ。リュゼはアーリアが寝静まるまで夜間の警備もしているが、今夜はその姿を見ていなかった。

 アーリアは驚いて飛び上がり、擡げていた首を上げた。

 そこには月明かりに銀の髪を輝かせた美青年。バルコニーの手すりに足をかけながらアーリアを見下ろしていた。


「ユ、ユリウス殿下……⁉︎ 何故ここに?どうやって……」


 跳ねた心臓は早鐘のように鳴り響く。そんなアーリアの驚愕を他所に、ユークリウス殿下は軽い足取りでバルコニーに降り立った。

 そよ風と共にフワリと鼻をくすぐる芳醇な香り。ユークリウス殿下は身体から酒気を漂わせていた。


「飛んで来たが?」

「えっ……⁉︎ 飛んで⁇ そ、そうですか……」

「アーリア、堅苦しい言葉遣いはよせ。普段通りでよい」

「結界は……?」

「抜けてきた。……なんだ?呆けた顔をして。俺は天才だと言っただろうが?」


 そう言うとユークリウス殿下はアーリアの隣へドッカリと腰を下ろした。そして「夜着一枚とは何とも無防備な」と言うと慌てるアーリアを無視し、自分の上着でアーリアの身体を包んだ。


「ありがとう。……ユリウス殿下は夜会だったの?」

「そうだ。もういい加減面倒になってきてな。オヤジどもの愚痴にいつまでも付き合い切れぬ。と言うわけで、フケてきた!」

「そうなんだ。お疲れ様でした、殿下」

「ああ。本当に疲れた!オヤジどもの相手など何時迄もでやってられんわ。あんのクソオヤジども……!おべんちゃら聞くのもいい加減飽きた!」

「大変そうだね……」

「アーリアもそう思うだろ?酔っ払いは同じ話を何度も何度も繰り返すからな!聞いてる方はたまったモンじゃない」

「へぇ……?私の周りにはお酒を飲む人があまりいないから。酔っ払いってそんな感じなんだね?」

「特に皇帝陛下オヤジなんて精霊の話ばかりなんだぞ?どんだけ好きなんだよ、アイツは!ちったー母上の事を考えろよっ」

「…………」


 ー完璧に酔ってない?酔ってるよね⁉︎ー


 アーリアは管を巻くユークリウス殿下の横顔をそっと眺めつつ、内心動揺を隠しきれずにいた。

 このように酒に酔って管を巻くユークリウス殿下を初めて見たのだ。

 皇族や貴族は酒に酔って正体を晒す事のないように、身体に酒を慣らしてあるという。酒に酔うといらぬ言質を取られたり、命の危機に陥ったりするからだ。また『お持ち帰り』されて、どこぞの令嬢に既成事実を作られる危険性もある。記憶にないという状態は、事件の捏造に繋がる。そうならない為の措置が取られていると、アーリアは教えられていた。

 ユークリウス殿下も皇族として、酒に対する所作を心得ている。……ハズ。

 しかし今宵、アーリアの寝室に無断で現れたユークリウス殿下は、明らかに酔っているのが見て取れた。

 酔っ払いの相手などした事のないアーリアに、素面でないユークリウス殿下を相手するなど、到底、手に負えるものではなかった。


「夜会は帝宮であったの?」

「そうだ。あぁ、アーリアは行かなくても良い夜会だったから気にするな。所謂、政治家の集まりだ」

「それなら良かった。でもさ、夜会って月に何度もあるよね?」

「ああ。貴族どもの道楽夜会を入れたら、ほぼ毎日やっているんじゃないか?チッ暇人どもめ!」

「そう……ですか……」


 ーヤバイ!ユリウス殿下の目、完全に座ってる……!ー


 酔い覚ましには冷水だっただろうか?

 アーリアは兄弟子が酔った師匠の為に冷水を用意していた事があったのを思い出した。


「ユリウス殿下、お水飲む?私、用意するね?」


 そう言いながら立ち上がろうとしたアーリアの手首を、ユークリウス殿下は掴んで引っ張った。その途端アーリアの足が浮いて身体が傾ぐと、ユークリウス殿下の胸中へ倒れこんだ。痛みが来るかと思いきやそうはならず、アーリアはあっという間に胡座をかいたユークリウス殿下の膝の上にすっぽり収まっていた。


「え……⁉︎」


 何がどうなって、と困惑気味のアーリアを他所に、酔っ払いユークリウス殿下は絶好調だった。


「アーリアの手は冷たくて気持ちが良いな」


 ユークリウス殿下は掴んだままのアーリアの手を自分の頬へと寄せた。そのままスリスリと頬ずりをし始めた。


「っーー⁉︎」

「何だ?可愛らしい声を上げて。猫かお前は?あぁ、リュゼがお前のコトを『子猫ちゃん』とか抜かしていたな?そういう意味があったのか?」

「ひん……殿下⁉︎ くすぐったい」


 ユークリウス殿下はアーリアを抱き込むと、アーリアの手や頬、額や髪に頬ずりした。アーリアはろくな抵抗できずただ擽ったさに身をよじるのみだ。


「リュゼとお前とは、どう言う仲なんだ?」

「どう言う仲って……?リュゼは私の……何だろう?護衛は頼まれたお仕事だろうし。……友だち?かな」


 口に出してみたは良いがシックリこない。アーリアは首を捻った。リュゼと自分はどんな関係なのだろうか。そのような事を今まで考えた事がなかった。


「『友だち』か?奴はそんなモンに甘んじたりせんと思うがなぁ?」

「どういう……?」

「チッ!忌々しい。アーリアは俺の妃なのにな……」


 アーリアはユークリウス殿下の言う『俺の妃』という言葉に、今はもうトキメク事はない。それはアーリアの役割だからだ。そしてこれまでそう言葉にしてきたユークリウス殿下の口調には、その役割以上の感情や響きがなかったからだった。

 しかし今のユークリウス殿下の口調には、それ以外の感情が含まれているように思えた。

 だがそれよりも、リュゼへの悪態をつきながらアーリアを子猫のように愛撫する今のユークリウス殿下に、アーリアは困惑を通り越して混乱していた。マトモな思考もままならなかった。

 無駄に色気があり艶やかな表情を露わにするユークリウス殿下。その色を含んだ仕草に、アーリアは争う術を持ち合わせていなかった。魔法や魔術の存在などトンと忘れて出てこない程の衝撃を、アーリアの脳に与えていた。


 ユークリウス殿下の柔らかな唇がアーリアの髪や頬、耳や瞼など、鳥が啄ばむように触れていく。


「あッーーひゃん、そ、そのッ、でんか!ユリウス殿下ぁ!」

「何だ?我が姫」

「そ、そろそろ離してくださいっ」


 色気がダダ漏れのユークリウス殿下は瞳を蕩けさせて、瞳に涙を薄っすら浮かべ顔を真っ赤にさせたアーリアをとっくりと眺めた。そしてニヤリと口元を緩めると、アーリアの額に唇を落とした。


「嫌だ。そんな可愛い顔をしたら余計に離したくなくなるだろーが!お前はちっとも男心を知らんな?」

「〜〜〜〜⁉︎」


 ユークリウス殿下はアーリアの瞳に溜まった涙を舐めとった。頬と耳の先までを赤らめたアーリアに、ユークリウス殿下はほくそ笑んだ。アーリアの意に反して、殿下の中には征服欲が膨らんでいた。


「アーリア、知ってるか?」

「な、な、何をですか⁉︎」

人間ヒトはな、このように抱き合うと不安感が和らぐそうだぞ?」

「ひゃ。そう、なん、ですか?」

「ああ。お前の不安も和らぐと良いがなぁ……」


 ユークリウス殿下の唇がアーリアの瞳や額に落ちた。

 耳を擽ぐる柔らかな感触。身体に甘い痺れが疾り、アーリアはその肩をびくんと震えさせた。

 アーリアは悪夢に魘されていた時に襲われた不安感よりも、酔っ払いユークリウス殿下の襲来による不安感の方がずっと優っていた。その不安感は和らぐどころか募るばかりだ。普段野性味溢れるユークリウス殿下は、今や酒に酔って色気が溢れ出しており、アーリアを猫可愛がりしている。そのギャップが、アーリアを更に混乱させていた。


「お前は良い匂いがするなぁ……」

「でんか、は、ひゃん、お酒の匂いがします!殿下、離してっ。ーーわっ、むぐ?」

「土産のチョコレートだ。どうだ?美味いだろ?」


 いきなり口に突っ込まれた塊に驚いたアーリアは、口の中で広がる甘い香りに、ほんの一瞬だけ癒された。しかし……


 ーカリッー


 歯で噛むとチョコレートの中からトロリとした液体が口の中一杯に広がった。


「中にウィスキーが入っていてな……」

「ーー⁉︎」


 ーお酒ぇ⁉︎ー


 アーリアは喉を通るウィスキーの熱に驚いて、口の中をモゴモゴさせながら盛大に噎せた。


「オイオイ、大丈夫か?」


 ユークリウス殿下は激しく咳き込むアーリアの背を撫でた。

 アーリアはすっかり飲み込んでしまったウィスキーに、心臓をドキドキさせた。酒は少量であってもアーリアにとっては毒となるのだ。酔っ払いのユークリウス殿下どころの騒ぎではない。アーリアの場合は意識がパッタリなくなるのだから致命的だ。


「殿下!私、お酒は……」

「菓子だ。大した量は入っていない。ーーああ、甘いな」

「ッーー」


 ユークリウス殿下は徐にアーリアの唇についたチョコレートを親指で拭うと、そのままペロリと舐めたのだ。そして何時ものニヒルな笑みを浮かべてきた。

 アーリアは口をパクパク開けて言葉も出なかった。そしてそのまま腰を抜かしたかのように、ユークリウス殿下の膝の上で動けなくなってしまった。


「この程度で恥ずかしがるとはなぁ……」


 ユークリウス殿下は呆れた声を上げながらも、どこか楽しそうにアーリアをその腕の中に仕舞い込んだ。今のアーリアは子猫のように愛らしいく、ユークリウス殿下の中の何かが疼くようだった。


 ユークリウス殿下は片腕でアーリアの身体を支えると、もう片手を床について身を起こし、スッと立ち上がった。そして室内を奥へとズンズン進んでいく。

 アーリアの「何処に?」と言う問いにユークリウス殿下は「寝台だ」とアッサリ答えた。


 寝台にドサリと降ろされたアーリアは、上から覆い被さってきたユークリウス殿下に驚きを隠せず、肩を震わせた。

 ユークリウス殿下はアーリアの額に一つだけ唇を落とすと、アーリアの横に身体を横たえた。そして優しい仕草で髪を梳いたり、頭や肩を撫でたりした。時折思い出したかのように額や頬に唇を寄せた。


「ユ、ユリウス、あの、離れてっ……」

「大丈夫だ。嫁入り前のお前に無体な事はせん」


 どの口が言うのか。アーリアは既に虫の息だった。アーリアが両手で精一杯押せど、ユークリウス殿下の身体はピクリとも動かない。それどころか益々抱き込まれてしまい、終いには許容量を超えた殿下の猫可愛がりに、アーリアはただただ涙目になって訴えるしかなかった。

 心臓の音が耳に煩く体温は高い。アーリアは羞恥と緊張に震えた。


「大丈夫だ。お前は一人ではない。ここに俺がいる」

「っ……」

「こうして抱いていてやる。ーー今夜は悪夢など見ないだろうさ」


 寝台の上でユークリウス殿下はアーリアの小さな身体を抱き込んだ。そして向かい合うアーリアの頭に顔を埋めながらトントンと背を叩いた。


「ほら、眠たくなってきただろう?」


 ユークリウス殿下の言葉は言霊のようにアーリアの中に浸透していく。酒のチカラか、疲労感か。瞼がだんだんと重くなり、終いには勝手に閉じていくのだ。


「俺の側にいれば、夢魔むまなど現れぬだろう」


 あれだけ拒否感を出していたアーリアだが、力尽きたかのようにいつの間にが眠りについていた。自分の胸の中でスヤスヤと穏やかな寝息を立て始めたアーリアに、ユークリウス殿下は安堵の笑みを浮かべた。


「おやすみ、アーリア。俺の最愛の姫」


 その柔らかな頬にそっと口づけを落とすと、ユークリウス殿下はアーリアと共に眠りについた。



お読み頂きまして、ありがとうございます!

ブックマーク登録、感想、評価など、大変嬉しいです!!

ありがとうございます!


夢と酒と殿下と をお送りしました。

酒は飲んでも呑まれるなと言います。

皆さんも程々にしましょう!


次話も是非ご覧ください!

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