確認 目標
2話目の投稿です
ヨロシクお願いします
どうも北条 司です。色々あって魔王やることにしました。
「はい これからよろしくお願いします。魔王様」と目の前に立つエルフと言っていたシャルルという見た目が少し人間とは違う女の子が言った。
「おぅ これから頼むぞ我が主よ」とシャルルの後に続くようにしてこれもやはり人間とは少し違う竜人と言っていたドライドという男も言った。
「おい 魔王様や我が主だと少し堅苦しい、俺のことは司と呼んでくれ。」
「ですがそれで他の魔人達になめられる可能性がありますので」
うーん確かにシャルルの言っていることにも一理ある。でもやっぱり魔王様や我が主だと堅苦しくてやなんだよなぁ、と考えているとシャルルが
「なら魔王 司と名乗るのはどうでしょうか?」と言ってきた。
「でもそれだと少し長くないか?」
「なら キング司などはどうですか?」
「あまり変わってないし、しかもその方が恥ずかしいからそれは却下で」
「なら司様でどうでしょうか?」
うーんまだ少し堅苦しい気もするけどまぁとりあえずそれでいいか。
「わかった、それでいこう」
「はい では改めてよろしくお願いします司様。」
そういえば俺は人間だけどいいのか、確か魔人と人間は戦争してたはずだったよな。よし考えるより聞いてみたほうが早いな
「なぁ 確か魔人と人間は戦争してたんだろ、それで人間の俺が魔王でいいのか?」それを聞いた瞬間シャルルの顔が一瞬驚きで歪むと、今度は気まずそうにしながら口を開いた。
「あのー 司様は誰が見てもとても人間とは思えないのですが」
なに!いくらなんでもさすがにそれはひどいだろ確かにパットしない見た目ではあるけど人間に見えないはひどすぎるだろ。そう思いふと手を見てみると手の色が紫色であることに気がついた。
え、嘘でしょ
「シャルル鏡とかない?」
「これでいいですか」
まだ少し困惑気味な顔のシャルルが鏡を渡してきた。
「ありがとう」
鏡を見るとそこには金と赤のオットアイの肌の色は手と同じ紫色で少しつり目のイケメンがそこにはいた。
え、誰?
これが俺?
「いや どうなってんだーーー俺は普通の人間でこんな肌の色でもこんな目でもないぞ!」
「おそらく召喚の儀式の魔法の副作用で人間から魔人に変質してしまったんだと思います。」
「マジかよ」
つまり俺は結局魔王になるしかなかったのかよ
「ところで魔法ってなに」
「はい 魔法とは体内にある魔力を使っておこなう一種の奇跡です。また魔力は種族ごとに最大が決まっています。さらに種族には決まった固有魔法というその種族にしか使うことのできない魔法もあります」
「へー魔法ってのがあるのかそれ俺にも使えるかな?」
「はい 司様にも使うことができると思いますよでも練習しないと使えないので今度お教えします ね」
「うん それはとても楽しみだよろしく頼むぞ」
「はい」
「ところで初めに言っていた魔人の団結力を上げるって具体的になにをすればいいだ?」
「具体的に言いますと魔人を全員司様の配下にすればいいのです」
「そうかって具体的に魔人ってどのくらいいるんだ。」
「だいたい種族でいうと50~70くらい、魔人の数の総数は5千~1万くらいです。」
「マジですか」
「はい 目指せ最強の魔王軍です」
おいおい数おかしいだろでももう引き返せないし、仕方ないここはもう腹をくくるしかないな
「よし やってやる最強の魔王軍だろうが世界征服だろうがやってやろうじゃないか」
読んでいただき有難う御座いました