第4話 ゲーム開始
前回のあらすじ
ゲーム説明が終わり洩夜という男に会った愛。そしてついにゲームが始まるまで1日となった。
〜翌朝〜
翔子「愛起きなさい。もう始まるらしいわよ。」
愛「う・・・うん?」
愛は目を擦りながら起きた。時計を見ると8時30分だった。
愛「もうこんな時間なんだ。」
翔子「そんな事よりもう出発するらしいわよ。」
愛「えっ!?もう!?」
愛は急いで着替え準備をした。その後2人は別れてそれぞれの場所に移動された。
「そこで始まりの合図があるまでお待ち下さい。」
愛「あっはい。」
そして何十分か経つと急に右腕が痛くなった。
愛「痛なんか急に腕輪がキツくなったけど、なんなの?」
愛は腕輪を見ると腕輪にある画面から文字が出てきた。そこにはこう書いてあった?
「どうも皆様。これよりゲームを開催します。お知らせがある場合は今回のように腕輪で知らせますので宜しくお願いします。」
すると腕輪が震えて画面の文字が消えた。
愛「画面に何か出てきた。」
画面には[残り時間]と[お知らせ]と書いてあった。愛は[残り時間]の所を押すと残り29日23:59:42と書いてあった。
愛「何かAppleWatchみたい。あっそんな事よりリュックには何が入ってるんだろう。」
リュックの中身を見てみると、そこには食料と何か資料みたいなのがあった。
愛「武器・・・説明書?何これ?あとこれは地図か。」
愛は一旦全部リュックに仕舞って歩き始めた。
愛「うん?あれは?」
そこにはすごく小さい銃が落ちてあった。愛は当然武器の事など知らないので急いで武器説明書を開いた。
愛「Swiss mini gunねー。威力は・・・・・・はーー!エアソフトガンのbb弾以下で銃の中で1番威力が弱いだって!?これでどうやって戦えばいいのよ!」
愛は膝を付いた。
愛「とにかく生きる事だけを考えなきゃ。別に人は殺さなくても良いんだし。」
その後愛はルール説明書という物を見ていた。
愛「ふーん。5日に一回ずつエリアが半分ずつ減っていくのね。つまり最終的にエリアは2つしかないという事ね。でももしエリアから出たらどうなるのかしら。」
愛はページを捲った。そこには厳しい事が書かれていた。
愛「この腕輪が鳴って、島に居る自衛隊に捕まり死刑ですって!そんなー。」
とりあえずと愛は適当に歩いていた。
愛「残り時間は。」
腕輪には残り29日23:02:12と書いてあった。すると突然後ろからガサガサと音がした。愛はとりあえず自分の持っている銃を構えた。
愛(ていうか・・・この銃でこれ意味あんの?)
草から1人の男が出てきた。
「ばれたか。まあいい。じゃあお嬢ちゃん大人しく死んでもらおうか。」
愛は銃を男に向けて言った。
愛「わっわっ私にはね!じゅっ銃があるのよ。」
男は笑いながら
「ハッハッハッ笑わせるな、そんな小さいのが銃か。まあいいじゃあこっちの銃も見せようか。」
男は銃を出し愛に向けた。
「UZIというサブマシンガンだ。毎分600発ずつという、まあまあ早いぞ。お前の銃よりかは絶対・・・ん?」
男が前を見るとそこに愛がいなかった。
「ってあいつ逃げやがったな。」
愛「うーーあんなのにこれで勝てる訳ないよーーー。」
愛は猛スピードで男から逃げた。
愛「はーっはーっはーっ。何とか撃たれる前に逃げられたけど、本当にこんな銃じゃあ勝てる訳ないよ。しかもこの銃一回落としたら、絶対失くしちゃうわよ。」
喉が乾いた為水を飲んでいた。
愛「今は何処に居るのかしら。エリア147。つまり南東に走っていたって事か。」
愛は少し休憩とそこにあった洞窟に入った。