第2話 ゲーム開催地
前回のあらすじ
普通の生活をしていた愛だったが、彼氏により罪を擦り付けられてしまった。
〜一ヶ月後〜
愛はあの後もう馬鹿馬鹿しくなって、窓を毎日眺めていた。
愛(死刑はいつなのかわからないって聞いた事があるけど、私の死刑はいつになるんだろう・・・。)
愛の目から少しだが涙が出た。すると突然長い髪を誰かに引っ張られた。
愛「痛い!痛い!」
????「また涙なんか流してー。元気出しなさいよ。」
髪を引っ張ったのは浅葉 翔子。愛と一緒の部屋の人である。彼女は女にしては珍しいヤクザの1人で、何人も殺して警察に捕まり今ここにいる。だからか右腕にタトゥーを入れている。だが今は本当にヤクザだったのかと思うぐらい愛に優しくしていた。
愛「だって元彼に裏切られてここにいるという事を考えると何時も悲しくなって。」
翔子「もうこうなったら仕方がないじゃないの。残りの人生楽しみましょうよ!」
愛「監獄でどうやって楽しめというんですか?」
翔子「さぁーわかんなーい。」
翔子は何時もこんな感じである。すると警官が来た。
警官「おいお前ら出ろ。」
そう言って鍵を開けた。
愛「え?まさか私達の死刑?」
警官「それは着いて来ればわかる。」
2人は言われるがままに警官に着いていった。そして外に出た。そこにはヘリコプターがあった。すると警官が2人に目隠しをして、
手を縛った。
翔子「何処に連れて行くきなの?」
警官「お前らの処刑場の場所だ。」
愛と翔子はその瞬間心臓が止まりそうになった。
愛(ついに私は処刑されるの・・・怖い怖い怖い。)
2人はヘリコプターに入れられて飛んでいった。
〜2時間後〜
操縦士「着いたぞ。」
そう言って愛と翔子の手を解いた。すると別の人が来る音がした。
????「目隠しを外して頂いてよろしいですよ。」
2人は目隠しを外した。そこには1人のスーツ姿の若い男がいた。
????「私の事をアレースとお呼び下さい。本名はあまり言いたくないので。」
愛「アレース?」
アレース「はい。この名前は、戦を司る神の名前から取りました。」
するとアレースは目の前にある建物のドアを開けて
アレース「どうぞ中へ。」
2人は中に入った。アレースは2人が入った後ドアを閉めた。
アレース「そこのお部屋にお入り下さい。また後でお会いしましょう。」
そう言うとアレースは御辞儀をした後何処かに行った。
翔子「行きましょう。」
愛「あっはい。」
2人は部屋に入るとそこには百数十人の数の人がいた。2人が入った後も何人か入ってきた。しばらくするとドアに鍵が閉まった。そしてアレースが前に出てきた。
アレース「どうも皆様。もう知っているとおりますがもう一度名前を言わせて頂きます。私の事はアレースとお呼び下さい。ではこれより皆様がやるゲームについて説明をさせて頂きます。」
皆「ゲーム!?」
愛もアレースが言った事に驚いた。
アレース「はいそうです。つまりこの無人島がゲームの開催地という事です。」
愛(警官は処刑場って言っていた。一体何が行われるというの・・・。)
皆も愛と同じ気持ちだった。
この小説は下書き無しなので1話1話文字数がかなり違う時がございます。(例えば前回1000文字で次の話が10000文字になるかもしれないという事です。)
そういう事なのでご了承ください。
簡単に言うと文字数が一定していないという事です。