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PROTOTYPE  作者: トマ桜
1/1

『実験結果』

プロローグ

『実験結果』


「----はい、申し訳ありません。試作品1は謎の失踪。2~1000号は死亡しました。

はい、こちらで確認済みです」

「一号に関しては、全精力を注ぎ、見つけ次第施設に連行し、抹殺します。」

と、真っ黒のガラケーを持ちつつ、ボールペンを動かしながら白衣を着た科学者らしき人物は語る。

誰かと話しているようだ。

「はい、1001号は只今、調整しております。」

続いて

「おそらく1~1000号の身体能力、頭脳などを兼ね備えておりますので、心配はいりません。」

「はい、それでは。」

真っ黒なガラケーの画面を耳から話し、ボールペンを胸のポケットにしまう。

「おい、1001号の様子は?」

と、先ほど電話をしていた科学者が問う。

「はい。およそ1時間ほどで完成いたします。 いまところ、異常はないようです。」

と、眼鏡をかけた女性科学者がその問いに答える。

「そうか。そのまま様子を観察してくれ。もし異常があったら、シャットダウンだ。いいな?」

と、電話をしていた科学者がいうと

「シャ、シャットダウンですか・・・、承知しました。」

眼鏡をかけた女性科学者がまずい顔をしながらいうと、その辺にいた科学者も苦笑を浮かべている。

「よし、一時間後・・・だな。」

にやりと笑うと、その場を立ち去る。



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