最後で最高で最初の話
銅賞。
銅賞だった。
引退になる。
引退は寂しい。
でもさ、最高の発表ができたと思う。
僕は今までの練習が出し切れた。
その成果が銅賞。
勿論、金賞がよかった。
近畿大会に出たかった。
引退したくなかった。
でも、力が出し切れたのに銅だったってことは、そこまでだったんだろうな。
来年こそって思うけど、来年はない。
初めての入賞。
嬉しいです。
そして悔しい。
もう一年あれば、銀賞に届くかもしれない。金賞に手が触れるかもしれない。
それでも、何を言っても終わりなんだ。
中学の部活動だから、絶対終わりは来る。
自分の都合で終わったり、続けたり出来ない。
寂しいし、悔しい。
でも、入賞は嬉しい。
というか、全力で喜ばないと、他の学校の人に、支えてくれた先生など大人たちに、先輩に申し訳ない。
あぁ、うまく言えないな。
引退と共に〈ぼくまも〉も簡潔させるべきかもしれないけど、これを終わらせると本当に、合唱部だって証が、また一つなくなってしまう。
昔のことになってしまう。
そうあるべきだとは思うけど。
今はまだ、終わって欲しくない。
後一つだけ、どうしても言っておくことがある。
そいつを更新するまで、ここは連載中にしておく。
とりあえず、僕の愚痴たちはこれで終わりだ。
引退したから、もう更新することも無いはずになる。
寂しいけど、がんばるから。
僕は、守れたのかな?
君を。
あの場所を。
この時を。
思い出も。
受け継がれることも。
守れたかな。
ね、
次は誰かを
君が
守ってよ。