想う言葉
今日は卒業式
それぞれの道に旅立っても
友達だ 言うまでもないじゃん
今日は卒業式。
僕達は、残される方。
大好きな先輩たちが、卒業した。
もっと、色々教えて欲しかった。
話したかった。
もう二度と会えない訳じゃないけれど、
今までみたいにはいかなくなる。
卒業式のあとに、僕らは部活をした。
三時から四時まで。
たった一時間の部活動。
その時
ガラガラって音がして、
先輩たちが入ってきた。
全部で三人の先輩が来てくれた。
半年前みたいに
自分たちの色を振りまいてくれる先輩達。
落ち着くんだ、その雰囲気。
みんなで歌った。
『証』
その歌声は
僕らの活動の証。
変わりなき僕らの証
先輩の指揮で
伴奏では
もう歌いおさめかな。
卒業式のときは大丈夫だったのに、
歌ってると
涙が溢れそうになる。
歌の部分部分に
僕達の思い出が詰まってる。
この部分、こんなのだったな。
こうやって歌ってた。
ここを歌う先輩、面白かった。
この言葉で議論した。
この音綺麗にハモらなくて大変だった。
ここは…
ここは……
ここは………
歌詞が今まで以上に
胸に響く。
これからは本当に
自分達だけで歩いていかないといけない。
僕の部活の思い出のなかに
先輩達のいないページはない。
溢れだす涙を拭う頃には
もう、先輩たちは見えないのかな。
想う言葉はありがとう。
傷ついたこともあったけど
なんども笑いあって
築いてきた絆を胸に秘めて
――――――――――僕も歩き出す。
これ、規制かかったら(´・ω・`)ソボンヌ
さびしいです。
でも、引きとめることなんて絶対できないし
出来たとしてもやっちゃいけない。
僕らで頑張るから。
安心して高校に行ってきてください。
大阪に
僕らの歌を聞きに来てください。