鬼の姫
昨夜の深夜の帰宅中の電車の中で鬼の姫様に出遭った。
土日はちょっとした用事で、東京まで出かけていた。
空港が閉まってしまう直前まで遅くなった帰路、私は疲れ切って深夜の電車に乗車した。
多くの人が乗車し混雑する車中で四人掛けの合い向かいにトンデモなく派手な赤いダボついた服、黒のピッチリしたホットパンツを着たゴリゴリのビジュアル系?の女性が座った。
美しい顔、赤いアイラインとルージュ…そしてピアス。
オジサンの完全な勘違いが分かっていても「鬼の姫様だ…」という感想しか浮かばなかった。
少し前に完成させた「ラリってボンノー!」にもギャルの鬼を登場させているのだが、そのキャラクター設定にはもう少し世俗的なギャル的記号を込めていたのだが、ああ、こういうビジュアルかっちょ良!ってなりました…という。
人間理解し難い現象に遭遇すると、自分の理解の範囲に納めようとして勝手に自己知識の範囲に収束させようってしちゃうから、この絵も似てるとか似てないとか無いと思うけど…スパイクピアスは攻撃的でオジサン除けには効果が高いと証明していると思った次第。




