表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
社会人の独り言  作者: 黒船雷光


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

36/68

雨女と晴れ男

朝のバス停でいつも同じ時間に乗り合わせる可愛い女性がいる。ショートボブでジャージを着て居るので未だ学生であろう。

彼女からすれば、いつも乗り合わせるオッサンにそんな事思われてると知ったらさぞかし気持ち悪いと思うかも知れないが、ストーキングして居るわけでも声を掛けて近づく事もしてないのでこの思考を読まれなければセクハラの類にはなるまい…


朝からどうでも良いオッサンの感想はさておき、その女性とは別に、稀に乗り合わせる長髪の女性もいる。


今日気づいたのだが、その女性がいる時は雨の日だ。


無論、雨の日にバスを利用して居ると言うなら、雨が先だが、今日は少し事情が違った。

雨が降る前に彼女がバス停で私の隣に立った。


すると、雷鳴と共に局地豪雨である。

道沿いに雨が近づいてくると言う光景を初めて見た。

コイツわ……と流石に思った。


この話には更に続きがあって、バスを待つ間に今度は雨脚が急激に弱まり晴れ間ささないものの、一気に折り畳み傘が不要になった。


目の前を恰幅の良い剃髪のおじさんが通り過ぎる。

その人は直前まで激しく降って居た雨など無かったかの様にてぶらでしかも服は濡れていない。


つ、強い!


と感心してたらバスが来た。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ