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社会人の独り言  作者: 黒船雷光


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神仏迎合

昨日とあるお寺にお招きいただいて、修練中の古武道を演武させて頂いた。


武舞音の奉納共演という事だったが、更に神仏迎合という事で、お経と祝詞が同じ場所で唱えられ、祀られた人物法要でその碑の前で行うと、内容はともかく一通り型を七本を無事終わらせることは出来た。


自分の出番が終わり、他各種の踊りや太鼓、演武演舞を拝見している時、動悸が止まらなかった。

寧ろ演武中より激しくなった気がする。


確かに暑い最中の外で行ったのはある。

だが、事前に水分不足も考慮して大目にスポーツドリンク飲んでいたし、日曜日の夕方であったので、そこまで疲労している状態で行ったわけではない。


催事が進む中、観客に混ざってその場にいるだけで、激しい動悸が止まるどころか益々激しくなった。

これまでも大きな大会や試合で演武することはあり緊張したことはあって手に汗かいたり、トイレに頻繁に行きたくなるといったことも何度もある。


一度全日本の大会で「そもそもこんな緊張感を伴う状況を人生において何度あるだろうか?」と考えたときに、「オッス、おらクロフネ!オラわくわくすっぞ!」とその状況を愉しもうと思った時に、緊張感で震えるのではなく、感覚が冴えわたり、周囲が静かになったという状況を経験したことがある。


……そういった、感覚とは全く異なる体の反応に戸惑い、ひたすら深呼吸で落ち着こうと努力したのですが、余りの動悸に胸と背中の筋肉が痛くなるほどで、こりゃマズいかも……と思いながら耐えていたところ、催事が終わり、住職の締めの言葉と共に何もなかったが如く体が軽くなった。


何が起きたのかは分からない。

けど、何かが起きていたというひと夏の経験談

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