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嵐の中で輝いて
「睦月は、今の自分が不幸だと思ってるみたいだけど、まったく逆なんだぜ? 本当なら、見張り塔から落ちた時に死んじゃってるんだからね! お前、すっごく運がいいんだぞう!」
それだけ一息にまくし立てると、彼は背を向けて行ってしまった。
その後姿を呆然と見送りながら、睦月は呟く。
「な、なんだったんだ……ありゃ?」
ポテチ食べ散らかして、爆笑して、無理やり会話につき合わせて、言いたい放題に喋りまくり、色々と暴露した挙句、勝手に出て行ってしまう。まるで、嵐のようだった。
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「睦月は、今の自分が不幸だと思ってるみたいだけど、まったく逆なんだぜ? 本当なら、見張り塔から落ちた時に死んじゃってるんだからね! お前、すっごく運がいいんだぞう!」
それだけ一息にまくし立てると、彼は背を向けて行ってしまった。
その後姿を呆然と見送りながら、睦月は呟く。
「な、なんだったんだ……ありゃ?」
ポテチ食べ散らかして、爆笑して、無理やり会話につき合わせて、言いたい放題に喋りまくり、色々と暴露した挙句、勝手に出て行ってしまう。まるで、嵐のようだった。
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