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上階
睦月は食券を掴むと部屋を出て、フロアーへと向かった。食堂への通路はすぐに見つかる。
まっすぐ進むと上がりの階段になっていて、途中で一度折り返す。
階段を上がりきり、ドアを開けると、見慣れた食堂の風景が広がっていた。
連日の事件の影響で、そこはいつもより人が少ない。だが、それでも活気に満ちている。顔見知り同士で楽しげに会話しているし、ネガティブな噂に負けずに仕事に打ち込もうと熱心な者も大勢いる。
メニューの前で迷った挙句、睦月は月見そばを注文した。
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睦月は食券を掴むと部屋を出て、フロアーへと向かった。食堂への通路はすぐに見つかる。
まっすぐ進むと上がりの階段になっていて、途中で一度折り返す。
階段を上がりきり、ドアを開けると、見慣れた食堂の風景が広がっていた。
連日の事件の影響で、そこはいつもより人が少ない。だが、それでも活気に満ちている。顔見知り同士で楽しげに会話しているし、ネガティブな噂に負けずに仕事に打ち込もうと熱心な者も大勢いる。
メニューの前で迷った挙句、睦月は月見そばを注文した。
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