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【完結までほぼ毎日更新】超巨大テーマパークで働いたら連続殺人に巻き込まれました。怪奇と幻想『ストレンジ・ワールド』へようこそ!  作者: 森月真冬


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 睦月は大声で叫んで、ベットの上に立ち上がる。


「そんなの俺だけじゃない! みんな吸い込んでるじゃないか! 一体なにを混ぜてるんだ!?」


 その剣幕に、華音は慌てて否定した。


「ご、誤解よ! 霧自体は、ノクターンの湖から汲み出した水を、濾過して機械で噴霧してるだけなの! メンテだって業者が時々入るし、変な物を混ぜてるわけじゃないわ! 吸い込んだって、生きてる人とか動物には、まったく影響しないから大丈夫なのっ!」


「……本当ですか?」


 華音は頷きながら言う。


「本当よ。生きてる人は霧が身体に入っても、すぐに吐き出しちゃうから平気なのよ。でも、死んだ人の体には、霧が染み込んじゃうからこうなるみたいね」


「ん。……まだ、よくわかりません。つまり、俺は死なないって事ですか?」


「ううん。死なないってのとは違うわ。死ぬけど、生き返るのよ」


「どう、違うんですか」

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