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【完結までほぼ毎日更新】超巨大テーマパークで働いたら連続殺人に巻き込まれました。怪奇と幻想『ストレンジ・ワールド』へようこそ!  作者: 森月真冬


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説明

 血の気の引いた顔で震えていた睦月だったが、しばらくしてから顔を上げて言った。


「……説明、してくださいよ」


「あ……いるよね? 説明……?」


「当たり前でしょうっ!」


「え、えっとね……首の骨がバラバラだったから、針金で繋ぎ合わせるためにね、首を切ったから縫い痕が……」


「そこじゃなくて。なんで、首が落ちて生きてるか」


 華音はしばし思案顔をした後、語り始めた。


「……ストレンジ・ワールド……つまり、この遊園地で死ぬとね……生き返るのよ」


「唐突ですね」


「なんでか……っていうのは、よくわからないんだけど……」


「そこは気にしてくださいよ」


「だって、気にしても仕方がないもの。オーナーは何か知ってるはずなんだけど……詳しく教えてくれないの。ただ、ここで死ぬと、霧が身体に染み込んじゃうからなんだって。そのせいで、夜になるたびに死んでも復活するんだって」


「えっ!? 霧って……だってあれ、ただの霧じゃないんですかっ!」

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