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【完結までほぼ毎日更新】超巨大テーマパークで働いたら連続殺人に巻き込まれました。怪奇と幻想『ストレンジ・ワールド』へようこそ!  作者: 森月真冬


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責任

 気の毒そうに、獣耳の人影がおずおずと言う。


「なあ、元気出せよ。きっと、大丈夫だって」


「……ムーちゃんは普通の人だから、狙われないって……思ってたのに……」


 和服が、からかう様に言う。


「そうだぞ。誰かさんが、人手が足りないんだから睦月も呼んで来いって言い出さなけりゃ、死ぬこともなかったのにねえ」


「オ、オレは、またぞろオレらを標的にした、宗教がらみじゃねえかって言っただけだよ!」


 その言葉に、獣耳が後ずさりつつ反論する。と、巨大な人影が進み出た。


「兄さん! やめなよ。こんなの、誰のせいでもない。そうだろう?」


 蝙蝠羽も頷く。


「そうですよ。喧嘩はやめましょう。……オーナー、まだ帰ってきてないんでしょう?」


 その時、睦月がゴボリと血を吐いた。悲鳴をあげて、キョンシーがすがりつく。

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