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【完結までほぼ毎日更新】超巨大テーマパークで働いたら連続殺人に巻き込まれました。怪奇と幻想『ストレンジ・ワールド』へようこそ!  作者: 森月真冬


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なにもなかった

 しかし、転は平然と答える。


「まあ、問題続きのテーマパークに、鑑識乗せた警察車両が、大慌て乗り付けたんだ。そいつを嗅ぎつけたマスコミ連中は、喜んで騒ぎたてる。騒ぎ立てちゃあいるが……報道できるのは、せいぜいが客や従業員へのインタビューと、妄想を膨らませた噂話なのさ。だって、事件そのものが存在してない扱いだからな。もっとも、そうでなかったら、営業の許可などおりるはずもないだろう。そもそも、君だって、こんなに早く帰れなかったんだぞ」


 睦月は絶句する。昨日、華音の言っていた、『なにもない』とは、こういう意味だったのだ!

 文字通りに、何もない。

 何もないから、心配しなくていい。

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