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ベッド
部屋の中央には赤いシーツのベッドがあり、そこに橘が寝ていた。
「睦月君、聞いたよ。君、否死者になったんだってね」
「はい。橘さんもなんというか……その、なによりです」
(死んで生き返った人に、なんて声かけていいかわからん……。それにしても、すごい色のベッドだな……安眠できるのか?)
その視線を受け、橘が言う。
「失礼。まだ、体がしっかりと繋がってなくてね。寝たままで話をさせてもらうよ」
「どれくらいで普通に動けるようになるんですか?」
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部屋の中央には赤いシーツのベッドがあり、そこに橘が寝ていた。
「睦月君、聞いたよ。君、否死者になったんだってね」
「はい。橘さんもなんというか……その、なによりです」
(死んで生き返った人に、なんて声かけていいかわからん……。それにしても、すごい色のベッドだな……安眠できるのか?)
その視線を受け、橘が言う。
「失礼。まだ、体がしっかりと繋がってなくてね。寝たままで話をさせてもらうよ」
「どれくらいで普通に動けるようになるんですか?」
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