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【完結までほぼ毎日更新】超巨大テーマパークで働いたら連続殺人に巻き込まれました。怪奇と幻想『ストレンジ・ワールド』へようこそ!  作者: 森月真冬


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髑髏

 慌ててジャージの上からブーツや篭手、胸当てを順番に身につけていく。

 最後に受け取ったヘルメットには、リアルな目玉と髑髏の面がついていた。

 黒を基調をしたデザインが、とんでもなく禍々しい。


「その……オーナー……?」


「それ、なぜか評判が悪かったのよ。黒一色で夜は見えにくいとか、いきなり出てくると気持ち悪いとか、とにかく苦情が多くって」


「そりゃあ、そうでしょうよ」


 思わず突っ込む。


(夜道であったら心臓止まるぞ、これ)

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