17話 海底神殿の中へ行く3人ではないお話
ブクマ・評価・感想 待ってるにゃ!
誤字とか矛盾点あったら教えて欲しいにゃにゃ~
きゅ、急激な腹痛で執筆遅れるにゃ…き、きれじぃだにゃぁ
3人は装備を確認してしっかり回復した後、呪われた防人が歩いてきた場所へ向かい、先へ進むことにした。
その頃他のプレイヤー達は・・・・・・。
平均レベル7の4人パーティーが戦闘をしていた。
「攻撃来るぞ!」
鉄シリーズを装備した剣使いが鉄の大盾を持つプレイヤーに声をかけた。
「おう、バイタルチャージ」
スキル盾術LV2で使用可能になるバイタルチャージ、合計VITをプラス10%する効果。全身を鉄の重装で身を守っているこのプレイヤーのVITは非常に高い。
相対するはホブゴブリン、ジャンプの勢いでハンマーを叩きつけてくる。
バゴォ!!
ホブゴブリンの初撃を大盾で正面から受け止めた。
「うぐぅぅぅ!?」
「今だ!」
剣使いが後ろに指示を出すと素早い動きで後ろからプレイヤーが飛び出し、槍を突き出す。
「スピア」
スキル槍術LV1で使用可能になるスピア、強化された突きの攻撃だ。
ホブゴブリンの左肘に的確にヒットした、槍使いはすぐに離脱し次の攻撃のスペースを作った。
「かまうなぁ!」
大盾に隠れながら叫んだ。
「ファイヤーボム!」
左から真っ赤な炎の球体がホブゴブリンの顔にぶつかると
ボフ!
破裂してダメージを与えた。その隙に大盾でホブゴブリンを押し込み、隙を作ろうとするが・・・・・・
「よこ!」
魔法を使っていた女性プレイヤーが大盾使いに叫ぶが遅い、ホブゴブリンは右手でハンマーを持ち、横から大盾使い本体を狙って振る。
「ツインスラッシュ」
スキル剣術LV2で使用可能になるツインスラッシュ、スラッシュと動きは一緒だが2回分の攻撃ができる。
剣使いがハンマーに合わせてツインスラッシュを放ち相殺する。
「なに!?」
ハンマーを相殺したのはよかったが左手で剣を持つ腕を握られ後ろの木まで投げ飛ばされる。
「ヒール」
大盾使いは自分にヒールを使いもう一度攻撃を受ける態勢を整えた。
剣使いはホブゴブリンから目を離さずに立ち上がる。
「や、やつはハンマーを何度も防がれると無理やり攻撃をしてくる。気をつけろ」
「ヒール」
大盾使いが剣使いにヒールを使い、HPを回復させる。
この段階で大盾使いのMPは少なくなっており、盾術スキルは1回しか使えなくなっていた。
大盾使いに負荷をかけられなくなり少しづつ焦りを感じるが、槍使いは冷静に攻撃を始める。
「スパイクスピア」
槍術LV2で使用可能になるスパイクスピア、強力な突き攻撃の後に槍の先端から衝撃波が出る。
ホブゴブリンの背中に攻撃するとシュウィン!と衝撃波を放ちダメージを蓄積していく。
連続でダメージを受けて危機感を持ったのか、ホブゴブリンは腕を振り回し闇雲に攻撃をし始める。
「っく」
槍使いは槍を前に出して何とか直撃は免れたがダメージを受けた。
大盾から注意が逸れて槍使いにそのまま攻撃を始める。
「まて!」
大盾使いが叫ぶがホブゴブリンの速度について行けず、そのまま槍使いに向かってハンマーを振り下ろす。
「ファイヤショット!」
ホブゴブリンの頭を狙ったが少しずれてハンマーにヒットした。だが、むしろそれでよかった、ファイヤショットの衝撃で軌道がずれて槍使いに攻撃は当たらなかった。槍使いは距離を取った。
「っふ」
飛ばされていた剣使いが復帰してきてホブゴブリンの後ろから一撃与える。
「まだ耐えるか、こっちはもう何度も攻撃を喰らえないと言うのに」
さすがボスモンスターと言うべきか、一撃が致命傷となるためプレイヤーからするとそう簡単にはダメージを許容できない。
ホブゴブリンはハンマーを横に振って剣使いを攻撃するがあっさりと避けられてしまった。剣使いに目線があるうちに・・・・・・
「スピア!」
隙を狙っていた槍使いが首めがけてスキルを繰り出した。ホブゴブリンは一瞬硬直するがハンマー振り回し範囲攻撃を繰り出した。槍使いと剣使いはハンマーに吹き飛ばされてHPがかなり減ってしまった。しかし吹き飛ばされたおかげで被弾を気にしなくてよくなった。
「ファイヤーボム!」
吸い込まれるように胴体に直撃、爆発エフェクトが消えるとホブゴブリンも消滅していた。
「や、やりましたー!」
「俺たちの勝ちだな!ハ!ハ!ハ!」
「レベル上がった」
「はあ、ドロップアイテムを分けるぞ」
こんな風に楽しむプレイヤー達もこのゲームにはいるらしい。
約二千文字意識で書いたにゃ。もうしばらく続くから何文字位がいいか教えて欲しいにゃ。
まあさすがユニークスキル黒炎剣って感じにゃ!