学園の勉強
学園の魔法の勉強は難しいものだった。なんとか2人で考えてついて行く。休み時間も一緒勉強した。
「ねー、あの2人付き合ってるのかな?」
「いつも一緒にいるよね?」
「ねー」
なんて噂も立ってきた。
「ふふっ、噂されてますね!」
ドヤ顔のこいつを殴りたい。ぐっと堪える。
「ぼくと噂されるなんて光栄に思うことですね!はははっ」
殴りまくった。うざい。
「まあ、でも、冗談抜きにしてぼくってかっこいいじゃないですか!何が不満なんです?」
「性格が糞なところかな。」
「女の子がくそとか言っちゃダメですよー」
「はい、男女差別ー!女性の人権しんがーい!」
「っ!」
「それより攻略対象に近づくべきよね?」
「そうですねー(棒)」
「なによ?」
「本当になんとも思わないんですか?」
ランはいつになく真剣な顔でそう言った。
「うん!」
「むっ!これでも?」
顔を近づけられる。殴った。
「ぼくのイケメンがぁ(唯一のアイデンティティ)!?」
「でも、会う為のきっかけがないのよねー。」
「もうここはぼくルート(隠しルート)を攻略するしか…」
「そんなルートはありませーん!」
「むきぃ!!」
「でも、勉強はしないとだし、難しいわね。」
「まあ、運命ならであえるんじゃないっすかー!」
「適当ね。」
リサはこの先を案じるのだった。