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乙女ゲームをぶっ壊す☆  作者: ユキア
3/22

空中浮遊

 豚箱からなんとか出られた2人だったが学園までの道のりは遠い。


「どうやっていくのよ!」


「知りませんよ!」


 2人で言い合っていた時だった。ふと魔法使いが横切る。


「「はっ!そこの魔法使いさーーん!待ってーーー!」」


 魔法使いを捕まえる事に成功した。


「あの、魔法学園レジェに行きたいんですけど!」

 リサはなんとか頼んでみる。

「レジェに?反対側だよね?転送魔法使えば行けるけど…」


「お願いします!転送してください!」

 ランも必死に頼んだ。

「うーん、わかった。ただ、どこに出るかはわからないから。そこはごめんね?」


「「大丈夫です!」」


 転送魔法が展開される。光の粒に包まれ、2人は転送された。


「自信あり!きっとうまくついてるよね!」


 ☆☆☆☆☆



「「ぎゃーーーー!!」」


 2人が転送されたのは魔法学園の上空である。


「し、死ぬーー!!」


「リサさん!ぼくに掴まって!!」


「え??」

  「いいから早く!」


 リサは言われた通りにランの手を取る。


「ここは上空、つまり!少しなら神の力を使えまっ」


 落ちた。ちょっと決断が遅かったらしい。学園の屋根に刺さった。リサは打撲しながら木々の上へと落ちる。


「いったた……」


「もう!ぼくのイケメン返してくださいよぉおお!」


 屋根に刺さったランは泣いている。ささったランをなんとか抜いた。


「もう!ぼくイケメンなのに!なんでこんな扱いなんですかぁあああっ!(泣)」


「鳴くな鳴くな」


「鳴いてないですよぉ?!」


 屋根から降りると学園長に捕まった。


 ☆☆☆☆



 学園長室にて説教されて弁償させられるかと思いきや、そうではないらしい。

「ラン様!?何故下界に?!」


「いやぁ、いろいろありまして……」


「知り合いなの?」


「あー、転生者なんですよ。」


「へー。」


「ラン様のおかげで今の地位にいますからなぁ。何か困っている事があればなんなりと」


「この子とぼくを学園に入学させてください!」


「ふむふむ、なるほど。承知しました。」


 話しはトントン拍子に進んでゆく。そして2人は無事に入学できた。

「ほら、ぼくの(イケメン)が役に立ったでしょ?」


「へー、あっそ。」


「あっそー!て、なんですか!ぼくのおかげなんですから!もっと感謝してください!信仰心がたりませんよ!?」


「信者じゃないでーす。」


 こうして2人の学園生活が始まる?!かもしれない!

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