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乙女ゲームをぶっ壊す☆  作者: ユキア
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転生は道ずれに

 今日、不幸にも死んでしまった私は神を名乗る不審者の元へと送られた。


「えーと、佐々木リサさん。貴方は死にました。不幸にも転んだところにあった校長の銅像に頭をぶつけてwww」


「笑わないでもらえます?!結構シリアスな場面でしょ?!」


「えーと、シリアスぶはっwwwそうですね。」


 なんだこの神を名乗る少年マジでうざい。


「と、言う事で今度こそ幸せになれるように転生させてあげますよ!」


 ニコッ。いい笑顔である。話さなければイケメンなのに勿体無い。


「転生先はどこ?」


「うーん!決めました!乙女ゲームの世界なんてどうでしょう?」


「乙女ゲーム?」


「そう!そこなら上手くいけばハーレムですよ!おめでとうございます!」

 パチパチパチと拍手された。


「別にハーレムなんて望んでないけど……」


「あー、ついでと言えばなんですが、何かアイテムを持っていく事が可能です。何にします?」


「うーん。」


「あー、早めに決めてくださいねー。ぼくも時間押してるので。忙しい忙しい。はぁ。休暇がとれればいいのに…」


「その言葉!後悔させてあげるわ!」


「はい?」


貴方(・・)を持っていくわ!」


「は?」


 その瞬間異世界のゲートが開き異世界へと飛ばされたのである。


「うそだーーー!?」

「いえーい!」


 異世界に辿りついたリサは辺りを見渡す。見渡す限り高原だった。


「いったた……どいてくださいよー。」


 下に何か居ると思ったら神を名乗る少年を下敷きにしていた。


「あら、ごめんなさい。」



「ぼく何も出来ないんですけど……。どうしましょう?」


「え?神なのに?」


「ここは天界じゃないから神の力は使えないんですよー。あ!そうだ!1つだけ役に立つものがあります!」


「何何?」


 神はリサの顎をクイッと持つ。


「このイケメンと付き合う、とか?」


 殴った。思いっきり殴った。顔面殴ってやった。


「使えないわね!……は?!」


 そうこうしているとモンスターに囲まれていた。


「ちょっとなんとかしてよ!神!」


「無、無理ですよー!?」


 2人は走って逃げる。なんとか巻いた。


「はあ、はあ、本当に使えないわね。」


「どうしてくれるんですかー!帰れなくなっちゃいました!」


「ここって乙女ゲームの世界なのよね?」


「はい。魔法学園が舞台ですね。」


「ここ、どこ?」


「…………」


 見事に座標を間違えて、乙女ゲームの舞台まで、旅に出ることになった。

読了ありがとうございます!


少しでも面白い、続きが気になるという方は下の☆☆☆☆☆を★★★★★にして評価していただけると嬉しいです。

また、ブックマークや感想等もお待ちしております。

今後ともよろしくお願いします!

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