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54. 買い物祭り

 午後からはまずは露店をしよう。商人ギルドにいって本日の使用料銅貨5枚を払ってくる。一応今から暗くなるまでの料金だ。ある程度売れたら暗くなる前に引き上げるけどいつまでと正確に言えないから仕方がない。

 木箱を並べ本日の商品を並べる。今日は再びガラスのコップと砂糖あと…やっぱもう一つくらいおきたいよな。どんぶりが貯まって来てるし、一度処分しておくかな。


「…で、ヨルさんはいつまでついてくるんですか?」

「リョータ…これ調味料か?」

「砂糖ですよ」

「すごい白いじゃないかっ」

「はい、どうぞ味見ですよ」


 こっちの話聞こえてないみたいだぞ…とりあえず気になるみたいだから少し手のひらにのせてやった。


「リョータ! これ今あるものを全部くれっ」

「…え、5つですよ? 金貨2枚と銀貨5枚だよ??」

「ああ。それとその皿に出ているやつもだ。少し減っていそうだから皿込みでまとめて金貨3枚でいいか?」

「ど、どうぞ…」


 砂糖とお金を交換するとヨルさんはどこかに行ってしまった…えー何なの?

 おかしいな…店出したばかりなのに2品しかないんただけど。これじゃあちょっと売りにくいじゃないか…何か追加するべきかしないべきか…


「ちょっといいかい?」

「はい?」

「これなんだが…もしかしなくても陶器なのか?」

「あーはいそうですよ~ 銀貨1枚ですけどどうですか?」

「安い! こんなに艶と発色がいいのに本当にいいのかい?」

「いいですよ…?」


 やべー そんなに気に入ったの? 怖いんですけど…この男性銀貨4枚払って黒いどんぶりを嬉しそうに抱えて帰っていった。ほんといろんな人がいるなー…


 それからほどなくしてガラスのコップも金貨3枚で売れて品切れとなった。予定より早くて時間が余ってしまったな。まあ買い物がゆっくりと出来るってことだ。


 となればまずは昨日行った店からだな。まず高い目的の物から買っていこう。店に行くと昨日の店員さんがいたので話が早かった。寝室タイプ、浴室タイプ、調理場タイプ3つ合わせて金貨13枚…かなり大きな買い物だ。もちろんその場で中を見せて貰い使い方も聞いてきたから問題なし。無茶な使い方をしなければ一生ものだそうだ。破壊防止付与がしてあるとかで物理的には壊れないらしい。ちょっと意味がわからない…ちなみに俺が買ったのは1番安いサイズだ。室内が広くなるともっと高い。


 次はスプーンとフォークを買った金物屋。ここでは両手鍋と片手鍋とフライパンを2つずつ購入。それぞれ銅貨3枚で銀貨1枚と銅貨8枚。それとトング2つにおたまを1つ購入で銅貨3枚、合わせて銀貨2枚と銅貨1枚払った。


 あとは本当にそう書いてあるかわからないが鑑定では木工屋と出ている店。ここでは食器関係を揃える。陶器や金属でもいいんだけど、重くなるとマジックバックの負担が増えるので妥協だ。食器に贅沢は出来ないな。買ったのは平皿大、平皿小、深皿大、深皿小、コップ、フォーク、スプーンこれらを5個ずつ、あとまな板と麺棒の中と短を買った。まな板は銅貨2枚で他が銅貨1枚、全部で銀貨3枚と銅貨9枚。


 今日はほんとたくさん買い物したな~

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― 新着の感想 ―
[良い点] 食材に対して、やっと自炊がみえてきた
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