表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
50/355

42. 再開

 昼ご飯を天津飯ですませ俺は再び西門のところへやってきた。午後からはヨルさん達と昨日の続きで猫探しだ。昨日痕跡を見つけたところから再開するらしい。今日はヨルさん達のほうが早かった。やっぱり一度宿に戻ったのがいけなかったのかな?


 昨日旗を立てたところまでやってきた。もちろん道中の草取りに余念はない。



ガチャポイント:12761→13553



 昨日歩いたせいか雑草しか取れなかったのが残念だ。でもまあ短くても1雑草1ポイントだうまい。歩いている間ところどころ草がなくなっているところを不思議そうに眺めながらみんなは歩いていたっけね。俺が仕事でむしったからです。思ったよりも広範囲だったみたいで銀貨5枚ももらえましたとは言わない!


「ねえヨルさん」

「なんだ?」

「そういえばネコって何が好物ですか?」

「そんなことを知ってどうするつもりだ?」

「あれですよ、餌付けとかすれば簡単につかまるんじゃないかなーと?」

「餌付けか…そうだな~ 比較的なんでも食べるが好物は魚やミルクじゃないか? 実際に見たわけじゃないがそう聞いたことがあるな」

「どもっす」


 なるほど…ネコは猫と好物は同じっと。アルバトロスとセブンシ―が旗を回収している間に俺はカードの在庫を確認していた。比較的なんでも食べるって言うけど流石に生野菜とかは食わんだろう? あと味の濃いものや辛い物とかもか…そうなると調理しないと食べられないものから選ぶことになるよな。


「回収終了しました」

「よし、では行動を開始しよう。隊列は昨日と同じようにっ」

「あ~い」

「はい」


 おっと移動開始のようだ。

 森林の中へ入り昨日羽を見つけた場所へと進んでいく。まあ割と浅い場所で見つかったのですぐにそこにたどり着いた。再び周辺を見ながら先へと進む。ええ、ちゃんと覚えていますよ? 痕跡を探しながらだから余分なことをしてはいてないってね! …帰りならいいかな?


「警戒、索敵反応あり…魔物? 少し大きめです」

「ネコかもしれないわね」

「ふむ…ではアルバ以外待機。アルバは警戒しつつ対象の確認を」

「はい」


 おお? もしかしなくてもネコ見つかったのかっ アルバトロスだけが様子を見に行くみたいだ。まあねどう見てもゼブンシ―には出来そうもない行動だわな。慎重さが必要だろうし、言葉遣いが悪く、態度も悪く、乱暴っぽい彼女には…おっと顔に出てたか? なんか睨まれた!


「どうだ?」


 アルバトロスが戻って来た。だがどうも少し様子がおかしい。


「白いネコには違いないのですが…」

「なにがあった?」

「血まみれでした…傍には人だと思われる者も倒れています」

「おかしいな…リョータたしかペットだったよなそのネコは」

「そうだと思うけど…」


 ちょっと自信がないな。うちのメアリーって書いてあったんだよなたしか。


「ペット、つまりテイム状態になっているはずなら人を襲うことはないはずなんだ。ただテイマーの命令ならまた別になるが」


 うーん? つまりテイム状態じゃない可能性があるってことか?? つまり普通の魔物と同じってことか…だとすると普通に捕まえるのが難易度があがりそうだが大丈夫なんだろうか? というかこんなもん駆け出しの冒険者の受ける仕事じゃないだろう!?


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ