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五匹目 雇われ見捨てて助ける

「まあ、そう言うわけで焦天の邪竜(アポカリプスドラゴン)は勇者とマッチポンプして勇者に倒される代わりに平穏に暮らせるようになったんだ」


「嘘…ですわよね!?」


「いや、本当の話だ。本人が言っていた」


 いや、まあ…本人…本竜…かは不明だが言っていたし。もうしばらく滞在されていかれたらどうだと言われ…まあ、いいかと先日から時間を見つけてはカルミアのところにこうして話しにきている。鍵は毎回掛かってるがスライムの前では飾りのようなものだ。自分でもここまで飽きずに欠かさずに来てることには驚きだ。


「私…奴隷になる前…勇者の伝説…一番大好きでしたのに…」


「実際、史実なんてものは大抵は都合のいいとこだけ切り取ったようなものだ。それでも勇者とか冒険家は子供の頃は純粋に憧れるもんだろ。多分」


「知りたくなかったわ…」


 最初に会った時よりかは幾分楽になったのかこちらの話を楽しそうに聞いてくる。余計なことをしたとは理解してるが…まあいいか。

 しかい、うちのスライム達はいい仕事をしてくれる。カルミアの後ろの壁には擬態してる二匹が構ってほしさそうにこちらを見ている。どうせ元に戻ったら同一個体に戻るのだからいいだろう。


「そういえば…最近傷の治りが早いんですよ…」


「そうか。精霊でもいるんじゃないか?」


「私…魔法適性ないですって…」


「適性が無くても精霊に気に入られれば加護は付く。連中は気に入れば本人の了承無しにとり憑く。結果として加護に繋がるのは救いだろ」


「そんなもんなんですか…」


 魔法が使えなくても精霊魔法は使える者は…まあ、知り合いにいるが…実際には契約してる者の肉体を媒介に精霊が魔法を使うので適性は関係ない。あまり関わりたくないが主に精霊の方に。


「どうかしましたの…?」


「うん?いや、いつまでそのわけのわからない話し方を続けるのかと思ってな」


「あ、いえ…あの…最初が大事かなというちっぽけなプライドからの…」


 出会って数日の相手ではあるが無理してるというよりはまあ自分を守るために少しでも自分を大きく見せようとしているように見えた。人を見る目は無い方だが。


「初めて会った人と話すと…その…緊張しまして…」


「まあ、どうでもいい。まだ少し話す時間があるし、他に聞きたい話とかあるか?」


 奴隷など今まで散々見てきた。こいつもそのうちの一人になるんだろう。そのうち顔も忘れると思うが、まあ暇つぶしにはちょうどいい。泊まっていけなどと言った領主は色々と忙しいらしい。国との連絡云々だとかで立て籠もっているらしい。正直な話、飲食と寝所を提供してくれるのはありがたいがそろそろ居心地が悪くなってきたのも事実だ。使用人達の目線が痛い。


「あの…その…とても…どうでもいいことなのですが…」


「なんだ?」


「もし…ここを出られたら…一緒に旅をしてもいいですか…?その…アベンさん…話をしてる時とても…楽しそうなんで…あ、無理でしたら大丈夫なので!」


「国に追われて夜もまともに寝れない旅でいいなら好きにしろよ」


 どうせ出れるわけないだろうしな。口約束だけでもしといてやろう。


「ありがとうございます!」


 そんな会話していたから気付かなかったのだが…地下牢に向けて足音が近づいてくる。さて…どうするかな?殺すか?いや、あとが面倒そうだし。


「おや…?薬師様ではありませんか?どうしてこのようなところに?」


「……扉が開いてたから入ったら中に奴隷がいたのでな、暇つぶしに相手してやっていた」


 そこには燕尾服を着た見覚えのある男が立っていた。そして眉一つ動かさずにこちらをじろりと一瞥すると溜息を吐く。まあ、流石に信じてはいないだろうが。

 

「そうですか。それは、また奴隷などのお相手など…薬師様はお優しいですね。ああ、自己紹介がまだでしたね。私、アーノルド様に使える執事。ゼラニウム=マルベスと申します。以後お見知り置きを」


「そうか。俺の名前は別に言わなくてもいいだろう?ゼラニウム…さん。ところで、この奴隷はどうしてここに?」


「躾ですよ。あまりに命令を聞かないので…ね」


 執事がそう言ってカルミアを睨むと体をびくつかせ怯えたように縮こまる。なるほど、鞭打ってたのはこいつか。いやまあ、屋敷に案内された時点で腹蹴ってたしな。


「…まあ、それはいいとして…さて、薬師様。どうせなら少しお手伝いをしていただきたいですね」


「躾のか?悪いが女を甚振る趣味は俺には無い」


「いえいえ。薬師としも…そしてなによりも我らの同類として是非」


「同類?俺は旅の薬師なんていう怪しさしかないがあんたは執事だろ?真っ当な職だ」


「執事…ですか。ふふふ。違いますよ。私は盗賊です。とある盗賊団の団長を務める者です」


「生憎、傷を治す薬はあっても頭の中までは俺は治せない。よかったな優秀な魔導士がいるじゃないか。奴のところへ行ってくれ」


「まあ、信じてくれなくても結構です。さて、本題に入りましょう」


 パンと手を叩き先程のように人の良い笑顔でこちらへ話しかけてくる。カルミアは余程恐ろしいのかさっきから黙り込んでずっと牢屋で黙っている。まあ、騒がれて色々話がこじれるくらいなら静かにしていた方が話も進みやすい。


「私はアーノルド様に拾われました。勿論、命を救ってくださったので全力であの方に仕えましょう。でも、産まれた時から奪い奪われた人間はそう変わりません。最近かつての野心は戻り始めましてね…昔の仲間達を奴隷身分と偽って屋敷に迎え入れとある計画を進めてきました」


 ちらりとカルミアの方を向くと首をぶんぶん振っている。私は仲間じゃないと言うことだろうか?そんなこと見りゃわかる。


「アーノルド様は特殊な固有技能をお持ちです。本来ならば一から魔法で鍛えるべき武器や防具に魔法属性の付与を行える!エンチャントよりは些か質は落ちますが何より簡単に量産が出来る!そこで私は考えたのです!救ってくれたことに感謝をしています!だから彼は生かしておきましょう。その能力を我らの悲願の為に使わせ生きながらえる権利を与えようと」


「つまり、盗賊団を復活させるから手伝えと?」


「ええ!かつての仲間達だけでなく他の者達、はぐれの冒険者などを呼びました!ここで戦力を集め、かつての盗賊団を強化し、かつて我らを討伐せんとしたあの愚か者達に復讐を!お手伝いお願いします!薬師アベン!いえ、王国が生んだ史上最悪の大犯罪者!|病魔を招く者(ペストウォーカー)!」


 ポーチから新たに黒い液体の入った小瓶を取り出す。万が一の場合だ。知らばっくれるのが一番だ。もしくは今ここにいる人間を全員殺せばいい。魔導士も、娘も領主も。死体は話さないしな。


「落ち着いてくれ。話が途方もなさすぎてついていけないし、そもそも俺は病魔を招く者じゃない。ただの旅の薬師だ。それともなんだ?何か証拠でもあるのか?」


「おや、それはおかしい。それにそう言える証拠もあります。あの鉄の扉…随分と特殊に出来ておりましてね…第6門に相当する『アイテム破壊』か専用の鍵以外では開かないのです。無論、大魔法などであれば壊れますが屋敷毎壊れるでしょう。そう考えれば開けられる者はそう多くないでしょう。あの魔導士も領主娘にも無理でしょう。それを出来る人物は自ずと絞られてきますよ。ましてや、こんな片田舎なら尚更です…というのは冗談でして、昔私は貴方にあったことがあるので」


 昔…はて?記憶にはないが物覚えはいい方ではないから忘れてしまっているのだろうな。しかしどうするか?犯罪の片棒持たされるのは別に慣れているし、何なら嬉々として自らも行うが…まあ、最終的には金回りが良ければいいか。


「少しながら報酬は払わせてもらいますよ?...お手伝いをお願いします病魔を招く者」


 ふむ…そろそろ貨幣を入れている袋も軽くなってきたしいいか。


「はあ…アベンでいい。その長ったらしい名前は好きじゃないんだ」


「わかりましたアベン。我が悲願の為に貴方を使わせてもらいましょう」


「使い潰せるもんなら潰してみろ」


 さて、いい仕事が見つかった。暫く屋敷の中にいることになるが…我慢するか。適当な覚悟を決めているとカルミアが細々とした声を絞り出して一言、言葉を漏らす。


「アベンさん…あの…ご冗談です…よね?」


「どれがだ?」


 正体を知られると面倒が多い。いや、顔見知りならともかく何ならこの名前を使って犯罪を行っている奴らもいるしな。殺すか?いや、でも…魔法の使えないノルドなど貴重なサンプルだ。


「アベンさん!あの…」


「奴隷。口を慎みなさい。お前は我らの道具です。精々、その血がなくなるまで寸前まで利用したら、捨てるだけです。まあ、見た目だけはいいですからね…部下の玩具にでもにしてあげましょう。どうにも最近入った連中は女好きらしくてね…そのうち私の妻も襲いかねない。生かさせてもらえるだけ感謝してほしいですね」


 カルミアはなにか言い出そうとするがゼラニウムに有無を言わせず言葉を被せられ黙らされる。泣きそうな目で見てきても助けはしない。悪いがこちらとしても暇つぶしの道具としてしか見ていない。助ける気なぞ全くない。


「さて、アベン。早速ですが仕事です。この奴隷の血で魔力強化剤を作ってくれませんか?一つ銀貨3枚でどうでしょう?」


 他の国ならともかく薬一個つで銀貨3枚など破格だ。銅貨100枚で銀貨1枚、銀貨100枚で金貨一枚、銀貨100枚で白金貨一枚…うむ、路銀になりそうだ。旅してても最近薬を買ってくれる奴は死にかけのジジババくらいだからありがたい。


「一応言っとくが普通はポーション屋にでも頼むものだろ?使い捨てるつもりなら手前の奥さん目の前で斬殺するからな?

 で、こいつノルド族だろ?品質に関してはいいものが作れるだろうよ。だがここじゃやりにくい。適当な空き部屋を貸してくれ。ついでにこいつも連れてく」


「ええ。ありますよ。しかし、素晴らしいですね。簡単に作れると?うちの薬師が聞いたら殴りかかりますよ?」


 くつくつと愉快そうに笑いながら部屋まで案内しますよとカルミアの牢屋の鍵を開けカルミアの髪を掴み引きずり出す。他にも薬師がいるのか。どんな変人なのだろうか?まあいいや、興味湧かないし。


「うっ…痛っ…離して…ください…」


「さて、部屋へ向かいましょう。魔導士と領主娘は魔物狩りに行っているらしいので暫くは大丈夫でしょう。アーノルド様は国からの通達があるらしく部屋に篭っておりますからね。まあ、仮にバレたところでこの屋敷にはもう味方はほぼいないですからね…」


根回しが早いとはいい仕事してくれるな。




「では、後で幹部達とお話をしていただきますので、それまで作成をお願いします」


「ああ。了解した。期待しといてくれ」


 そう言ってゼラニウムが部屋の外へ出て行く。いい商売相手だ。さて、折角だし実験がてらにいくつか毒薬でも入れておくか。


「あ、あの!えーと…」


「悪いな。そう言う事だ。ただ働きならまだしも金を払ってくれるらしい。まあ人間の血で作った魔力強化剤なんて、趣味は悪いが効果は絶大だ。ましてやノルドの物なぞなおさらだ…まあ、折角だし人間の域を超えた物を作るとするか」


 魔力強化のポーションは普通に市場でも売られているが…違法なものの方が効力は強い。そりゃあ、人体への影響なんざ度外視だからな。魔力を強化するという事は魔法を当然強くなるが身体能力も上がる。要するにドーピング用の薬だ。本来ならポーション屋が作るが作り方は知っている。望んだものを提供するとしよう。


「わ、私はどうなるんですか…?」


「さっき言われただろ?血で薬を作り体は連中に弄ばれる。奴隷になった時点で拒否権なんてないからな。まあ、非常に残念だが生かしてもらえるらしいから。頑張って生きろよ」


 そんなことを言いつつ持ってきた籠から必要な材料を探す。いい加減に掃除をしないとなにが入ってるかわからない。これが終わったら不要な物は捨てよう。


「あ、あの!私はアベンさんが病魔を招く者でも怖がりませんし!捨てられても貴方を恨みませんから!」


「あ、そう。生き残りたいのかなんだが知らないが今までだってそう言った奴はいたさ。決まって最後は裏切ったけどな。それとも、一人一人根絶丁寧にどんな殺し方したか教えててやろうか?」


「裏切るってのは信用されてる間柄に使える言葉です!アベンさんは私を信用してないじゃないですか!」


「煩えな。わかってるなら少し静かにしててくれ。材料が見つからないんだ。それに地下室じゃあんなに弱々しかったのに随分と元気だな?」


 さっきまで元気にはなったが別に完全回復という訳ではなかった。顔色は悪かったのは演技か?いや、なんか凄く顔色がいい気がする。服はボロボロで前かがみになれば貧相なものが見えるし、汚れた体のせいでおおよそ女の出していけない臭いを体から出しているし。だが、どうにも元気だ。


「あ、それなんですけど…なんだかとっても元気なんです。お腹は空きましたが体のどこも怠くないしなんだがとっても気分がいいです!5年ぶりくらいに陽の光浴びたからでしょうか?」


 モグラでももう少し日光浴していると思うが何故急に元気になったのかは分かった。カルミアの上で擬態を解いた二匹が交互に跳ねていた。


「…あー」


「え?ど、どうしたんですか?」


「頭の上の連中だよ。さっきから跳ねてるだろ」


 言われて気付いたのかカルミアはそっと頭に触る。それに反応して2匹の半身がその手にくっつく。驚いて思い切り腕を振り払うが一度くっつかれると中々離れないので諦めろ。


「え?え?なんかベチャっというかヌルって…」


「スライムだ。多分安全だから、安心しろ」


「「ジェル!」」


 手乗りサイズの二匹はカルミアの手の上で跳ねている。ああ、なるほど…治し過ぎたか。


「手乗りサイズで跳ねてて、可愛いです!」


 そう言ってつついてると嬉しそうに二匹がまた跳ね出す。餌判定食らってないの珍しいな。チコですら…あ、いやアイツは一番食欲あるしな。



「余計な事しやがって…まあいい。ほら、そいつはこれから使うんだ。二匹とも戻れ」

 そう言って小瓶を開けると小瓶の中に残っていた半身達が小瓶から出てきてカルミアの方へ向かって行き、そのまま手の上の半身と混ざり合った


「ジェル!」


「ジェリル!ジェル!」


「あ、あの…頑なに手から離れようとしないのですが…」


 相変わらず手乗りサイズの二匹は体を左右に揺らし拒否している。どうやら二匹とも離れないと言いたいらしい。なんだ?まさか…何か変な物でも食ったか?


「もしかして…ソイツを気に入ったのか?」


「「ジェル!」」


 なるほど、こいつら魔力食うし、ノルドの珍しい魔力を気に入ったのか?基本命令を聞いて動くスライム達だが自我のようなもの一応はあるらしく、手の上で跳ねたり頭の上に登ろうと服の中に入り込んでじゃれついている。まあ、ボロボロで服と呼んでいいのかも謎な布切れは、スライムが動くたびに色々と見えている。


「…綺麗な色しているな」


「へ?」


 指をさして教えてやるとやっと自分がどのような状態なのか理解したようで顔を真っ赤にして慌てて胸元を隠す。


「ひゃっ!?ちょ、ちょっと!どこ見ているのですか!?」


「...まあいい。じゃれているのは勝手だが雑に扱うなよ?」


「アベンさんの変態!」


「黙ってろ、煩い。血だけ抜いて連中のとこに連れてくぞ」


「ご、ごめんなさい…あ、そう言えば私は殺されはしないけど大勢の男の人に慰みものにされ最後まで使われるんでしたね…あははは…」


 …情緒が不安定な女だな。


「だが…スライム達に気に入られた手前を見殺しにするのはそいつらに嫌われるかもしれない。だから手前を助けようと思う」


「えっ、あの…私を殺すかどうかってスライム基準なんですか?」」


「まあな。とりあえずは助けてやるが…そのあとは好きにしろ。連中がなにしでかすかは知らないが、まあなにかしらの騒ぎを起こすんだろうよ。そん時に逃げ出すからそのつもりでな」


 そう言うとぱあっと笑顔になり喜び始める。子供っぽい奴だ。二匹もそれに合わせて相変わらず跳ねている。本当になついてるな。


「あ、でも。魔力強化剤を作れというのは…」


「それは作る、色々混ぜてな」


「じゃあじゃあ!あのお話ししてくれた宝石の降る街道も降り続ける雪魔法も見に行けるって事ですよね!」


「ああ。だが…自分の身は自分で守れ。ノルドってだけで下手すりゃ今度こそ二度と陽の光を見ることはない」


 この先どんな人生を送るにしても俺には関係のない話だが忠告くらいはしとくか。

 カルミアを見ると余程嬉しいのか先程からずっとぴょんぴょんスライム達と跳ねている。時々こっちを見てはえへへと笑っている。


「問題ありません!奴隷人生、様々なものを見てきました!多少のヤバいのでも余裕で耐えてみせます!だから貴方について行かせてください!」


「そ、そうか」


「はい!」


 なんだ、ただの阿呆か。スライムどもが食べたら馬鹿が移るとでも思って食わないのかもしれないな。


「なら、助けてやるんだ。薬草をすり潰す事くらいは手伝ってくれ」


「わかりました!あ、そう言えばこの子達は発言からすると私の傷や体の悪かった部分を治してくれたみたいな言い方でしたけど…ノルドの村の外のスライムはこんな子達がいるんですか?」


「いないな。そいつらが特別なだけだ。能力に関しては…まあ、気にするな。短い間だと思うが遊んでやってくれ」


 さて金は貰える事だし素晴らしいものでも作ってやるとするか。副作用は知らないがな。最悪、死んでも体に合わなかったとか強化しすぎたとかで誤魔化せるだろう。実験体を沢山用意してくれたゼラニウムに感謝しなくてはな。

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