二十七匹目 あり方
スマートフォンからのユニークpv者数が555で思わずニヤッとしちゃいましたよ。はい。
書くぜ〜めっちゃ書くぜ〜
『のう…もう行くのか?』
「長居する理由もないからな」
もう行くのかと言ってるが実際一ヶ月近く森にいた。帰ろうとすれば子竜達が集まってきて引き止める。夜中に出発しようと思えばミストに捕まる。
どうしたいんだお前らは。
勇者共が他の街に移動したらしく無駄な時間というわけではないが。
『しかしミストがまさか本体じゃなく分身で戦ってたとはねえ…』
『まあ…明らかに人間に倒させる様な弱さじゃねえからな』
『ミストさん、死んだ時どうだったんですゴブァ!』
「グレイ…黙って…」
見送りと称して大勢集まっていた。竜がこれだけいれば簡単に世界征服でも出来そうだ。
しかしグレイは人間態のミストより弱いなんて本当に竜なのだろうか?
かかと落としで無残にも頭がめり込んでいるグレイを見て考えていると心を呼んだかの様に
『ああ、ミストはフォートレスの娘じゃ。人間態でもそこらの竜よりよっぽど強いわい』
「初耳だ」
『言ってないからのう』
フォートレスはこの森のことだ。別に森全体が産み落としたと言うわけではなく休眠してる超超巨大竜。休眠状態と言うか骨になっている。そしてそこに竜たちが住んでいる。森は四方に4キロ程あるから…まあ仮に目覚めたらとてもじゃないが考えられないほどの大きさだ。過去に彼が暴れまわってた頃は大老と喧嘩したらしいが万年生きた大老もまさか息吹で倒れない同族がいるとは驚いたらしい。結局は数千年に一度。天災として起きて食事をするだけであとは基本こうやって寝てるらしい…本当に寝てるのか大老の息吹で冷めない眠りについたのかは謎だが。そして竜は能力が遺伝するときと変異する時がある。片方の能力だけ持っているのもいれば両方のいいところを合わせたもの…全く違う能力のもの。よくわからないが面白い生態だ。それにしても娘が霧の竜で超好戦的な時点で…まあ可哀想な話だがグレイは歯向かうことは無理だろう。
『かるみあー!いかないでよ!』
「ご、ごめんね!アベンさんとね、行かないといけないから…」
『もっと遊ぼうよー!』
「そうしたいんだけど旅しないと…」
カルミアは子竜達に懐かれた。わらわらと毎日毎日朝から晩まで遊んでいた。カルミアと遊びたいがために夜行性のくせして朝更かししてる竜もいたほどにだ。
「別についてこなくていいぞ。居たきゃ一生ここにいろ」
「もう、アベンさんったらツンデレなんだから〜!」
泣きながら縋り寄ってくる。この女も大概だ…
『まあ…それがお主が選んだ道なら何も言うまいな…ああ、そうじゃいくつか頼まれてはくれないか?』
「断る」
『まずは一つ目じゃが…』
話を全く聞かないな。このババア。
スパーン!
『誰がババアじゃ戯けが!』
「今のはアベンさんが悪いですよ」
『『そうだ!そうだ!』』
なんでこいつらは心の中を平気で読んでくるんだ…ああ、そんな能力持ってる奴いたな。
『話を戻しての。実は500年くらい前から連絡つかないのが1匹いての。其奴を探して欲しい』
「あんたが500年探して見つからないのをあんたより先に死ぬ俺に探させるか?普通」
『まあ、なんだかんだでお主よく知り合うじゃろ?竜に』
カルミアと会う前に街中でも偶に出会うことはあった。まあ、あっちは俺のことなんて知らないしこっちもわかってもわざわざ話しかけることはなかったから気にしていなかったが。
「まあ…で?それだけか」
『ぶっちゃけ次が本題じゃ。マグネス、エレクト。お主らの問題じゃ。自分で話せ』
呼ばれて奥から現れたのはホワイトと同じくらいの大きさの竜が2匹。左右で羽の色の違うマグネス。体に薄っすらと模様があるエレクト。一見普通に見えるが彼は感情の高ぶりでその模様が黄色く輝く。
『アベン。本来ならね…君に頼むのは筋違いだし…失礼な話なんだ…』
『エレクト…ねえ、アベン。私達が番いなのは知ってるわよね?』
「ああ」
実際エレクトの輝く模様を見たのは竜の番いの儀式の時だった。いまだに記憶にある。
『その…ね、卵できたのよ』
「竜の交尾に産卵か…興味深いな」
『ちょ、アベン!そんな真顔で!』
「それでどうした?」
マグネスは申し訳無さそうに顔を逸らす。今度はエレクトが話し出す。
『勇者達との戦いの時…産後だった彼女とそれを守るために僕は避難組にいたのだけれどね…卵が盗まれた』
「誰か食ったんじゃねえのか?」
『君も知ってるだろ!なによりも子を大切にする僕らのルールを!』
「冗談だ。落ち着け」
焦っているのはわかる。件の模様は本人の感情とは裏腹に綺麗に輝いているのだから。
『すまない…だが確かに戦えない竜達が多かったと言えど僕達は奥側でさらに周りには沢山竜がいたのに!なのに卵が忽然と姿を消したんだ!盗まれたんだよ!』
「いや、もしかしたら何かの拍子に生まれる前の子竜が何かしらの魔法を使い森のどこかに転移したとかの可能性はないのか?」
『のう、アベンよ…バルバトスで行われる闘技大会はわかるか?』
「どうした急に」
『今年の優勝商品がの竜の卵らしい…バルバトスや近隣諸国では大いに盛り上がっておる』
『だから僕たちは一度向かったのさバルバトスに…そしたら感じたんだ…僕らの卵が近くにあるってね』
「取り返す…ってわけにはいかないか。今は国の上を竜が飛ぶだけで邪竜認定されるもんな。それに今から親になるってのに親が邪竜なんて子も嫌だろうし」
『アベン。だからお願い。私たちの卵を取り返して。私たちの子を…貴方の弟を助けて』
『マグネス…僕からも頼む。この通りだ!』
2匹の竜は頭を下げる。
「出ろってんだろ。それによ」
『構わぬか?』
「ああ。やれるだけのことはやる。勝てないなら他に方法を考えればいいだけだ。時期的に考えて孵ったとしたらどうすればいい?」
『そしたら名前を付けてあげて。お兄ちゃんに初めておはよう出来るなんて幸せな子ね』
「…わかった。バルバトスまでは歩いて…三ヶ月程度か?今はいつ月だから開催はや月か…ギリギリ間に合えばいいが」
『頼み事を引き受けてくれたんだ。近くまで乗せていくよ』
「万が一に見つかりでもしたら卵を移される可能性もある。そこの馬鹿引きずってでもなんとかするから安心してくれ。最悪飛行船か列車を使う」
あれは高い。近代魔法の最高結晶とも言える魔法で空を飛ぶ船は陸路など関係なく簡単に…それこそ2週間ほどで目的地に着く。だが…いまだに使えるのは上流階級の人間ばかりだ。とてつもない金がかかる。せっかくぼろ儲けしてもパァになりそうだ。
列車はどちらかと言うと庶民向きだが…何回か乗り換えをしなくてはならない。結局金額的にはあまり変わらないだろう。
『金…あ、そうじゃ。わしの脱皮した鱗とか売れるかの?』
「どう考えても国宝級の武器や防具に様変わりするからやめろ。多少は余裕あるから大丈夫だ」
そうと決まれば善は急げだ。
「ミア、行くぞ。次はバルバトスだ」
「は、はい!」
『アベン、最後に一つあるのじゃが!』
「今度はなんだ?」
再開した時のように顔に張り付いてくる。本当にこの竜は何がしたいんだ?
『ここはお主の故郷じゃ。わしらはずっと待っておる。大切な家族をな。辛くなったらいつでも帰ってくるのじゃぞ?』
「…そんな事のためにわざわざ呼び止めるな」
そんなこと言われなくてもわかってるからだ。
顔から引き剥がすとベロンとひと舐め。
『アベン…行ってらっしゃい…お守り…』
そう言って無理やりミストから握らされたのは指輪。魔法は使えなくても一応は魔法道具は使えるから使えと言うことか。
「……」
「素直に行ってきますって言えばいいじゃないですか」
「言われなくてもわかってる。行ってくる」
『気張るんじゃぞ!』
『またねー…』
『ちゃんと帰ってくるのよ〜!』
『子供のこと!お願いします!』
各々別れの挨拶を言っているが振り向かずに行く。前は言えなかった。突然誘拐されて…8年なんてあいつらからすればあっという間か。
『カルミアも気をつけるんじゃぞ〜!』
『『かるみあー!』』
「お世話になりましたー!」
なんだか妙に気分がいい。
今回の道のりはかなり長いが…道中村や宿のあるルートを通れば大丈夫だろう。
いい旅出だ。
「そう言えばアベンさん。さっきマグネス?さんから弟を頼むって言われてましたけど、アベンさんってマグネスさんに育てられたんですか?」
「いや、あの森のルールみたいなものだ」
「ルール?」
森を抜けて半日以上歩いた。もう少し行けば確か宿があったはずだ。今日はそこで休むとしよう。
「森に住む竜はみな家族であり友である。だから子竜たちの面倒はみんなで見る、何かあれば助け合う。意見が別れれば対立もするが基本全員仲良しこよしだ」
「なるほど…アベンさん家族とかに興味ないと思ってましたよ。というか知らないと思ってました」
「感情面では知らない。家族というグループの定義なら知っている。それだけだ」
よくわからないと思いながらもカルミアは話を続ける。疲れを誤魔化すために。
「ちなみにアベンさんはお兄さんなんですか?」
「あの森は元々寝てるフォートレスの上に勝手に魔樹が生えてきてそれを利用したものだ。だから一応は俺と出会って作った場だから長兄ってことになるな」
「じゃ、じゃあ私は⁉︎」
「末妹」
「えっ…」
「当たり前だろ。住み込んだ順に兄弟や姉妹や親子になるんだからな。成人していれば親になるがしてなければ子供だ。まあ、安心しろ。卵が孵ればお前も姉だ」
「な、なるほど…」
「大老も万年一人で世界をふらついていて寂しかったんだろうよ。まあ、今は囲まれて笑ってる。あいつにとってそれが幸せって感情なんだろうな」
「…幸せってなんなんですかね」
「少なくとも俺には一生縁の無い感情だ。あと疲れてるならもう少しで宿に着くから耐えろ」
「え?あ、はい!頑張ります!」
なんだがアベンさんは大老さん達と会って少しだけ…優しくなった気がする。今まで何度か置いていかれかけたし事実置いていかれたこともある。朝気付いたら横で寝てるはずのアベンがいなく偶々雨上がりだった為に足跡でわかったが雨降ってなかったら完全に置いていかれてた…そんなアベンが自分を心配するなんて…驚きだ。
「人間っぽくなりましたね」
「失礼な話だ。俺は元から半分はしっかりとした人間だ」
「え?それってどういう…」
「あと9キロくらいだな。暗くなる前につけてよかったな」
「あ!話を逸らさないでくださいよ!」
ここはとある国の王の御前。
王が部屋に来る30分前から謁見を望んだ者は平伏している。
それはいつもの光景でありその眼鏡をかけた汚らしいとてもではないが王の御前に出るのには失礼だろうと思われる男性は構わず王が来るのを待っていた。
キラレイスよりはるか北西に位置する帝国ターミナル。長年キラレイスとの戦争をして来たがここ最近は常に負けていた。理由は簡単。覚醒者と呼ばれる理不尽な者たち。未来予知にも等しい采配や第六門魔法すら効かない鉄壁の守り。一切読むことの出来ない転移からの奇襲にたった3人で幾万もの兵士を相手にする無双ぶり…しかし停戦するわけでもましてや和平などもありえない。国家間の争いはあらゆる面で行われていた。
そして今。悠々と歩き玉座に座った者は言わずもがなこの国の帝王。アーデルハイト・インパートリース=ターミナル。齢は既に50は超えているが未だ先陣を切り戦う姿は多くの兵士を奮い立たせまた敵を恐怖させていた。
「面をあげよ」
「陛下、このテルミュード=オーロラに発言の許可をくださりませんか?」
「ふむ…構わぬ。申してみよ」
テルミュードは静かに顔を上げると現在の国の情勢を話し始めた。
「ありがとうございます。では、最初に…兵の招集や戦力の拡大の目安として約半年ほどかかります故にお時間をいただきたいのが一つ目です」
「ほう。構わぬ、無様に逃げ果せる兵など1人も作るでないぞ?して、憎きキラレイス共を滅するが方法は見つかったか?」
「残念ながら…魔法局の方も1000人規模での擬似的な第七門魔法の成功は確認しましたが未だに天上の域…第八門魔法の成功には至りません。理論上では鎧骨の破壊及び喰口の奇襲はなんとか防げそうですが…」
「流血、銀腕、双脚はどうなのだ?」
「あの連中には対固有技能部隊でのデータを今一度照らし合わせたのですが…やはり能力を奪うこともましてや再現なども出来そうにありません…」
一騎当千とも言える。流血の視界に入れば身体中から無数の刃物が突き出る、銀腕は近距離にも遠距離にも対応し即座に兵を蹴散らす。双脚にいたっては蹴りの一つで何百もの人間が簡単に真っ二つになる。本当に理不尽だ。
「天眼の買収の方はどうだ?」
「はい、奴は確かにキラレイスの者に並々ならぬ復讐心を持っています…が、何故か頑なに断っております…まるで我らが未来を見据えている様な…」
「我が国が滅びるとでも言いたいのか!」
「め、滅相もございません!あ!そ、それとなのですが!どうやら半覚醒者なる者達が現れました!」
「なに…?」
怒り心頭も束の間に即座に冷めていく。顔にこそ出ていないがテルミュードの背中には冷や汗が流れている。もし仮にも機嫌を損ねれば…研究はおろか家族すら危険に晒される。
「申してみよ。どの様な者達だ」
「は、はい!先ずはロック=サンタレアとリムペット=ソネイルの二人組みの冒険者、それにエインヘリアルが勇者の仲間ダン=バネシアの三名です!」
「ほう…剣闘鬼ダンはわかるが…聞かぬ名だな。能力の方はわかっているのか?」
「ははっ!ロック=サンタレアは触れた物を固定する能力であり下位種である小飛竜を時間ごと停止させた様です。リムペット=ソネイルは触れた対象を爆弾に変える能力の様です。ダン=バネシアは…申し訳ありません。聞き及んだ能力では東方四幻獣の青龍を一刀両断したなどの噂がありますが…詳細は分かりかねます」
「そのリムペッドとやらはなんだ?魔法でも他人を爆弾に変える物はあるのになにが半覚醒者と呼ばれる所以だ?」
「兼ねてより見込みのある冒険者達は観察対象とし帝国軍へと勧誘しようとの手筈でした…最近頭角を出し始めた2人を観察していたところなのですが最初はロック=サンタレアだけが半覚醒者なる者だと思っていたのですが…確かに普通の魔法の様に魔物を爆弾にして範囲攻撃等を行なっていたのですが、ある時にロックが怪我をし身動きが取れなくなった時…いえ、陛下。お時間を頂ければ映像水晶にてお見せしますがよろしいでしょうか?」
「続けよ」
「ははっ!」
目配りすると後ろからテルミュードの部下が水晶球を持ってくる。
映像水晶は魔力を込めることによって目の前の情報を映し取る。また、違う場所に同期させた物を置いておけば現在水晶前で起きていることも遠方から見ることができる魔法道具の一つ。
テルミュードは手をかざすと映像水晶が起動し空中に映像が映し出される。
1人の男が地に倒れ伏した所からだ。
「申し訳ありませんが不快な音声で御身が耳を穢れさせるわけにもいかず音声の方は切らせてもらっております」
「構わぬ」
映像を見た限りではどうやらエルダーサーペントが相手らしい。
片方の男…ロックは噛まれたのか毒で麻痺して体が動かない様だ。そこをリムが何かを必死に呼びかけている。確かにこれの音声付きは茶番劇でも見せられている気分で不快になるだろう。
そして目前にエルダーサーペントが迫った時リムが魔法を放つ。無論、第二門の火炎などという低能な魔法などで傷つく事もなくエルダーサーペントは接近している。そして…画面が真っ白になりそこで映像が途切れる。
「おい、次のを寄越せ。早くしろ。モタモタするな。王の御前だぞ」
「は、はい!ただいま!」
次に持ってきた物に手をかざすと再び空中に映像が映し出される。
「これは…‼︎」
王の目は歓喜で満ち溢れていた。エルダーサーペントの住む大毒の森はキラレイスよりも遠くにある霧の森と同じくらいに危険な場所だ。別に一般人が何人巻き込まれようがそれがキラレイスの民なら構わない。
「森は一瞬で消滅…いえ、これはそれどころではありません。空間干渉能力を有していました」
「なに?」
「裂け目があったのです。かつて異界から落ちてきて我らが文明を発展させた魔道動式殲滅移動大砲やジュウといった物が落ちてきた時と同じ様に…」
「素晴らしい!此奴を何が何でも手に入れよ!どんな手を使ってもだ!」
「ははっ!御身の為に!」
「とは言ったもののどうしようか?」
「言ってしまった以上はやらねば私たちの首が飛びますよね」
「ああ…そうだね」
謁見も終わり研究所へ戻ってきたテルミュードと部下達はそんな事を言いながら先ほどの映像を見ていた。
実際に彼らには接触した。だが下手に手を出せばこの国も簡単に次元の虚数領域にでも飛ばされてしまう。
「あの耄碌は威厳こそあるが…頭の中はキラレイスを潰すことしかねえですから…はあ…」
「ちょ、ちょっとテルミュードさん!」
「本当のことだろう?国は疲弊してる。それなのに未だに戦争なんかやってる。国民のためじゃねえ自分の面子を保つ為にな」
確かに過去。彼に心酔していたのは事実だ。民を愛し、国を愛し、誰よりも戦場で前に出て戦う姿を皆が誇りに思っていた。三年前までは…
「それにあの事。言ってないじゃないですか」
「あんな奴に知られたらそれこそ罪のねえ野郎が死ぬまでこき使われるだろ?それに代わりになりそうなのも見つけたしな」
ぼろぼろの手紙の様な物を見る。それは過去に自分の先祖が残した苦難の言葉。帝国虐殺事件。400年前に先祖がやらかした事だ。魔法技術はほぼ無かったにしろ固有技能や自然発生した魔法道具や武具、錬金術等はあり当時絶対的な力を持っていた帝国が…たった一つの兵器により滅びかけた…
「国の連中は未だに俺らの事を腫れ物扱いしてくるからな…チッ」
「テルミュードさん…」
「さて、アリシャ君。向かうとするか。先祖が隠した兵器を回収しにな」
人型の兵器らしいソレは一撃で都市の半分を蒸発させたらしい。それこそ髪の毛も皮膚の一片すら残さずに…
それは過去にあったある技術の結晶…科学技術。それは今の子供達に話せば笑い出すだろう。薬学と同じ迷信の物なのだから…




