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「お手柔らかに」



「お手柔らかに。」


貴方が、その挨拶と共に手を差し伸べた


これは握手をするサインなのだろう


私は、貴方の手を握ったの




すると、想像絶するくらい


貴方のお手手......柔らかい!


マジで貴方のお手手が柔らかい!


え、元はスライムだったとかそういうヤツですか?


とか冗談なく言えちゃうくらい柔らかい!


パッと見、脂肪とかついてない感じなんすけどね


......いや、この感じは脂肪的なヤツじゃない!


ともかく、貴方のお手手が柔らかい!




しばらくすると、何てこったい


私のお手手が、柔らかに!


オレンジを八回煮たヤツくらい柔らかい!


......ごめん自分でも言ってる意味わかんないけど


ともかくお手手が柔らかに!


「お手柔らかに」のその矢先


私のお手手も柔らかに!













それでね



後日聞いたんだけど



私に握手を求めたあの人は



どうも、魔法使いだったみたいなんで



後日、アポをとって治すよう頼んだのです



一応、私は受付の仕事をしていますので……



職業柄、手は割と使いますので……



人にすごく驚かれるほど柔らかいとさすがに支障をきたしますので……




そして私はその人に言ったんです



「貴方、魔法使いなんでしょう?だから、魔法を使って、この手を元に戻してください!」と



そしたら、その人言ったんです



「私は、魔法使いではありません。



"魔法つ"使いなのだ。」と









…………"魔法つ"かーーーーーーーーーーーィ!!!!!!!!!!!!!












…………魔法使い、なだけに
























…………(笑)


























……………
























……………。





























......ハゲ!





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