表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/50

「さくら」


錯乱!錯乱!


錯乱♪Run♪LA♪LA♪Lan♪


錯乱・乱♪ 錯乱・欄!


錯乱♪Run♪LA♪LA♪Lan♪



錯乱、錯乱と喚いては

吹き止まない風の中、刹那に落ちる友を

小田急線の窓から眺めてたのさ

涙と笑顔に消されたアイツらを見たところで

忘れた記憶も淡い香りも戻ってくる訳ねえだろ


お前、笑わせてくれるんだろ?

「僕がそばにいるよ」って言っただろうよ

負けないようにくじけないように今歌ってみろよ

土の中に眠る友のためによ

浮かれてんじゃねえぞ



惜別なんてもう決別よ

「愛がある」とか「安心しろ」とかもういいんだ

言葉かけるくらいなら金をくれ

安心させる何かくれ

でなきゃ桜の花びら散るようにお前も散れや



錯乱!錯乱!


錯乱♪Run♪LA♪LA♪Lan♪


錯乱・乱♪ 錯乱・欄!


錯乱♪Run♪LA♪LA♪Lan♪




桜の歌は好きですか?


桜の唄は好きですか?


桜の詩は好きですか?


錯乱する歌は、好きですか?



錯乱!錯乱!


錯乱♪Run♪LA♪LA♪Lan♪


錯乱・乱♪ 錯乱・欄!


錯乱♪Run♪LA♪LA♪Lan♪



桜の歌は錯乱する歌


愛だとか希望だとかに翻弄される歌


光輝くイメージにダイブして


そのままあらゆるポジティブの概念に溶ける者の歌


桜の詩は錯乱する詩


桜を見て錯乱する詩


桜の花びらみたいに散るヤツのための詩




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ