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250ccの恋人  作者: たまこ
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寝起き

目覚ましが鳴ったら起きて、顔を洗い歯を磨いて朝ごはんを食べる。着慣れた制服を自分好みに着こなして学校に向かう。高校二年生である私、曽我優雨の朝は高校生の一般的な朝だと自分でも思うほど普通だ。唯一私が他の『女子高生』と少しだけ違うとすれば、それは今から一緒に登校する『彼』のことだろう。


「おはよう。今日もあっついね、帰りは海でも寄ろうか。」


返事をするはずもないのに私はいつも『彼』に話しかけてしまう。その時間が私にとって何よりも落ち着いて心地よい時間だ。もし誰かに恋人がいるかどうか聞かれたらきっとこう答えるだろう。


「いるよ。250ccのかっこいいバイクがね!」

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