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蝋石
カラカラカラ~
っと、それは笑われているかに聞こたヒグラシが鳴く日暮れ時の夏休み最終日、私はそのまま家に帰ると、尊い夏休みがとうとう終わってしまう気がし、蝋石と言われる白い石で道路に落書きなどをして、みんなが帰ってしまった後も、最後の抵抗の如くひとり帰らずに粘っていた。
花を描いたり、シャボン玉を描いたり、蝶々を描いたり、気付くと無意識に文字も書いていた。
その文字を少し距離を置き、上から順に読んで見ると……
か レ
エ ヨ な Σ『!』
[終]
カラカラカラ~
っと、それは笑われているかに聞こたヒグラシが鳴く日暮れ時の夏休み最終日、私はそのまま家に帰ると、尊い夏休みがとうとう終わってしまう気がし、蝋石と言われる白い石で道路に落書きなどをして、みんなが帰ってしまった後も、最後の抵抗の如くひとり帰らずに粘っていた。
花を描いたり、シャボン玉を描いたり、蝶々を描いたり、気付くと無意識に文字も書いていた。
その文字を少し距離を置き、上から順に読んで見ると……
か レ
エ ヨ な Σ『!』
[終]