32 ナナシ、シルフィと一緒に買い物に行く。それと、当たり屋
今朝も遅めの朝食を終えて、ソファーで寛いでいます。
二度寝最高!(←ダメ人間まっしぐらです)
そんな、ソファーで寛ぐ俺の膝の上では、シルフィが俺に抱き着いてクンカクンカクンカクンカしています。
そのお陰なのかは知りたくもありませんが、一時、生気の無い目をしていたシルフィも元気を取り戻しつつある様に感じます。
クンカクンカのお陰なのかは知りたくもありませんがっ。
シルフィが元気を取り戻しつつあるのはいいんだけど…。
『昨日のあの『ドオオオォォォン』は必要無かったんぢゃないか?』とか、『絶対、【多重思考さん】たちが『ドオオオォォォン』ってやりたかっただけだろ!』とか考えてしまって、何だかモヤモヤします。
『買い物に行きましょう。』
モヤモヤしていたら、その【多重思考さん】に頭の中でそう言われた。
買い物…。
ウィンドウショッピングでキャッキャウフフってことなのかな?
シルフィに気分転換をしてもらうのには良さそうだね。
クンカクンカよりも。
俺の精神的に。
うむ。
たまには【多重思考さん】も良い事を言うんだね。
『何を言ってるんですか。食材を買わないと食べる物が無くなってしまいますよ。ふぅ、やれやれだぜ。』
いつもの【多重思考さん】だった!
おまけに『ふぅ、やれやれだぜ。』とまで言われちゃったし!
でも、食材か…。
『食材を買わないと食べる物が無くなってしまう』となると、王宮の厨房で作ってもらった料理が残り少なくなったということなのだろう。
でも、そんなに食べたっけ? まだ数日分は残っていそうに思うんだけど。
『ダーラムさんにも毎日食べてもらっているので、残りが少なくなりました。』
なるほど。それでか…。
一人分、消費量が増えているのだから、そうなって当然だよね。
もう少しこの隠れ家に居る予定だから、食材を買っておかないといけないね。
今の俺たちはダンジョンに行っていることになっているから、王都の市場ではなく、隣の国の海沿いの街の市場に行くか。
もちろん身分証を使う訳にはいかないから、銀貨を1枚渡して門から入る事になるね。
門のところで確認されるステータスについては、偽装しているから大丈夫だ。
顔を憶えられるのは避けた方がいいのかな?
自分の顔に掛けている『顔を憶えられないけどその事に気付けない魔法』を、シルフィにも掛けて行くことにしよう。
やる事が決まったので、シルフィに言う。
「シルフィ、今日は買い物に行くよ。」
「………………。」
俺に抱き着いたままのシルフィの反応が薄いです。
『また何かとんでもない物を見せられたりするんじゃないか?』とか考えているのかな?
そんな事はないよね?
もう少し、シルフィに説明する。
「料理と食材が残り少ないから食材を買いに行くよ。もう少しここに居る予定だからね。」
「…はい。」
そう返事をして俺から離れるシルフィ。
「そうですね。もう少しここに居るんですものね。(ニッコリ)」
そう笑顔で言うシルフィ。
シルフィもここに居る事に賛成みたいだね。
むしろ、王宮に帰りたくなかったりするのかな? 王宮ではお仕事をしているみたいだから。
「食材を沢山買いましょうね。(ニッコリ)」
さらにそんな事を笑顔で言うシルフィ。
”王宮に帰りたくない疑惑”が、さらに深まります。(苦笑)
まぁ、シルフィが王宮に帰りたくないのならそれでもいいかー。
あまりここに長居してダラけた生活に慣れてしまうと、帰った後でシンドクなるかもしれないけど、きっと、大丈夫でしょう。…多分。
着替えをして、シルフィに街への入り方なんかを説明してから、転移魔法で街の近くに向かいます。
何度も買い物に来ている、隣の国の海沿いの街の近くまで来た。
少し離れたところに街の外壁が見えます。
シルフィと一緒に街に向かって歩きます。周りの景色を眺めながら。
視線を街から横にズラすと、海が見えます。
その海を見るシルフィの表情が『無』なのは、何でなんですかね?
昨日の出来事を思い出していたりするんですかね?
ちょっと気になります。
門のところで街に入る手続きをします。
水晶玉に手を当てたり銀貨を1枚渡したりして、サクッと手続きを終えます。
何度もやっているので手慣れたものです。
街に入りました。
市場に向かって、真っ直ぐに歩きます。
俺の腕に掴まっているシルフィは、周りをキョロキョロしています。
『俺も初めて来た時はこんなだったなぁ。』とか思い出すね。
シルフィの様子を微笑ましく思いながら、街の中を歩きます。
街の中を歩きながら、ふと、考えた。
ここに来る前に『顔を憶えられないけどその事に気付けない魔法』をシルフィにも掛けたけど、その魔法を掛けるんだったら王都で買い物をしても良かったよね。
まぁ、いいか。
この魔法って、俺自身もいまいち効果を把握していないからね。
王宮に居る時は、ちゃんと俺だと判断されているっぽいんだよね。顔を憶えられていないはずなのに。
体形とか服装とか一緒に居るメイドさんなんかで判断されてるのかもしれないけど、本当に効果が有るのか、実は良く分かっていません。(てへ)
そんな事を考えている内に市場に着いた。
サクッと買い物をして帰ろう。
露店を回って、色々な野菜や揚げ物に必要な小麦粉や玉子、それからソースなんかも買う。
大きな背負い袋に突っ込んでは、目立たない様に【多重思考さん】に【無限収納】に移してもらっているので、いくらでも食材を入れられます。
買った量と、それらがすべて入ってしまった背負い袋に、ちょっとだけシルフィが驚いた顔をしましたが、すぐに納得した表情になりました。
きっと、『ナナシさんですからねぇ。』とか思っているのでしょう。
説明する手間が掛からなくて助かります。
市場での買い物を済ませた後、魚市場の方へも来ました。
肉ばかりではなく魚も食べたいので。
露店でアジやサバっぽい魚の干物を買います。フライ用に。
ただ焼くだけだと、”ごはんを食べたい病”を発症してしまうので、魚はほとんどフライにして食べます。
『揚げ物は正義』とは言え、焼き魚とごはんの組み合わせを懐かしく思います。
早く米が見付かってほしいね。
魚の干物を買って露店を離れようとした時。
少年が斜め後ろからぶつかって来た。
少年は転んで、持っていた箱を地面に落とし、ガシャンと音が鳴った。
「ああ! 大切な商品のツボが!」
少し棒読みな感じで、少年がそう言った。
この少年が当たり屋なのは分かっている。
割れたツボらしき破片が入った箱を持ってこちらを窺っていたことは、前もって【多重思考さん】に教えてもらっていたので。
この世界に来てから初めてだね。当たり屋に絡まれたのは。
さて、どうしようかね。
コマッタ、コマッタ。(悪人ヅラ)
「何てことしてくれんだよ!」
そう俺に向かって怒鳴る少年に、俺は訊く。内心ニヤニヤしながら。
「怪我はしてないかい?」
「そんな事はどうでもいいんだよ! お前の所為でツボが割れちまっただろうが! 弁償しろ! 金貨10枚だ!」
「ふーん。」
あ、思わず口から出ちゃった。(てへ)
「てめぇ、オレの話を聞いていなかったのか! 金貨10枚だぞ!」
そう言って怒鳴る少年の事は無視して、地面に落ちている箱を拾い上げる。
その箱を露店のおじさんに渡しつつ、お願いする。
「箱の中身が割れているそうなのですが、確認していただけます?」
「…ああ、そのくらいは別にいいけど。…あんた、いいのかい?」
そんな風におじさんが俺に訊く。おじさんも、この少年が当たり屋だと思っているみたいだね。
「ええ。箱の中身が割れているか確認してください。」
俺がそう言うと、おじさんは少年に一言「開けるぞ。」と断ってから、箱を開ける。
箱を開けたおじさんは驚いた表情をした後、中身を取り出して見せながら言う。
「割れてないぞ。」
「え?」
少年は驚いて固まった。
そりゃあ驚くよね。割れた状態で箱に入っていたんだもんね。
ちなみに、俺は無言です。
箱の中から取り出されたブツの形が、あまりにもあんまりだったので。
箱の中に入っていた”割れたツボらしき破片”を、【多重思考さん】が【結合】で繋げておいてくれた事は頭の中で教えてもらっていた。
それは助かったのだが、形をもう少し頑張れなかったのだろうか?
箱の中から取り出されたブツは、割れたツボらしき破片を繋げて数字の『6』の様な形にして、一番上に、ツボの口の部分らしき小さな輪が取り付けられた、そんな形をしていた。
一番上だけを見れば花瓶っぽく見えなくもないが、その下の部分が水を溜められる様な形状になっていないし、自立できる様にも見えないので、パッと見、何に使う物なのか分かりません。(苦笑)
鑑賞に堪えられるほどの造形でもなく、子供の作ったガラクタ以下の様に見えます。
とても金貨10枚もの価値が有る様には見えませんし、そんな事を言う人が居たら、その人のオツムが心配になってしまいます。
そういう意味では、『【多重思考さん】グッジョブ』なのかなぁ。
形があまりにもあんまりですがっ。
驚いて固まっている少年を無視して、俺はおじさんに訊く。
「箱の中に破片は有りますか?」
「いや、破片なんて一つも無いな。」
よし。
欠けてもいないのだから、何も文句を言われる筋合はないね。
「良かったね。割れてなくて。(ニマニマ)」
俺は、少年に向かってそう言った。ニマニマしながら。(←この滲み出る性格の悪さよ)
「え…、なんで…、そんなはずは…。」
少年は、小さい声でそんな事を言う。
まだ戸惑っている様だ。
俺は、そんな少年にさらに言う。笑顔で。
「ツボは割れていないし、怪我もしてないんだから、何の問題も無いね。(ニマニマ)」
そう言ったら、少年に睨まれた。
おかしいなー。睨まれる理由なんて何もナイノニナー。(←コイツ絶対性格悪いだろ)
こちらを睨みつける少年を無視して、おじさんに同意を求める。
「何の問題も無いですよね?(ニマニマ)」
「ああ、そうだな。(ニマニマ)」
おじさんは笑顔でそう言って、あまりにもあんまりなブツを箱に入れて少年に渡す。
「はいよ。良かったな。(ニマニマ)」
おじさんは、少年を小馬鹿にした様なイイ笑顔をしています。
少年は、おじさんから箱をひったくると「憶えてろよ!」と言って、走り去って行きました。
俺は、おじさんに礼を言って、シルフィと一緒に買い物を続けます。
もちろん、あの少年への対策を【多重思考さん】に頼むのも忘れません。
『憶えてろよ!』とか言われちゃったから、仕方なくです。
きちんと対策をしておかないと、またここに買い物に来た時に絡まれてしまうかもしれないので、仕方がないのです。ええ。(ニマニマ)(←コイツ絶対性格悪いだろ)
今はシルフィと一緒に買い物をしないといけないので、対応は【多重思考さん】に丸投げします。
『よろしく頼むよー。』
『お任せください。(ニマニマ)』
【多重思考さん】が楽しそうです。
俺は上機嫌で買い物を続けます。
別にあの少年がどんな目に遭うのかが楽しみな訳ではないデスヨ?(←ダウト!)
魚市場での買い物を終えた。
『どこかで一休みしようかな?』とか思っていたら、海の方から大きな音が聞こえた。
ドガドーーン!! ガラガラガラ!
バシャッ
バシャッ
バシャッ
「!?」
何の音だ?
思わず立ち止まり、キョロキョロする。
見ると、シルフィも何が起きたのか不安そうな表情をしています。
キョロキョロしていたら、海の方から「堤防が崩れたぞー!」なんて声が聞こえた。
堤防が崩れた?
それって、大事ぢゃね?
少し気になったので【多重思考さん】に訊く。
『何が起きたのか分かる?』
『堤防に穴が空いて、一部が崩れました。幅2mくらいデスヨ。』
頭の中で聞こえる【多重思考さん】の声が少しおかしかった。
それと、すぐに何があったのかが分かるのもおかしいよね?
その現場に【目玉】が居たって事なんぢゃないのかな? ないのかなっ?
頭の中で【多重思考さん】に訊く。
『何をしたのかな?』
『あの少年が持って行ったツボ(笑)に【不懐】の魔法を掛けて、【リフレクション】の魔法を掛けただけデスヨ。(汗)』
どうやら【多重思考さん】が堤防を魔法で壊した訳ではなさそうだ。
その事には安堵した。その事にはね。
【多重思考さん】に、もう少し詳しく訊く。
『何があって、堤防が崩れたのかな?』
『あの少年が、堤防にあのツボ(笑)を叩き付けたからです。』
随分と脆い堤防だなっ。
ツボ(笑)に負けちゃダメだろう。あのツボ(笑)に負けちゃあ。(苦笑)
俺はそう思ったのだが…。
さっき、あのツボ(笑)に【不懐】やら【リフレクション】やらの魔法を掛けたと聞いた事を思い出したので、さらに詳しく【多重思考さん】から話を聞く為にシルフィを連れて喫茶店に入りました。
喫茶店で一休みしながら、【多重思考さん】から詳しく話を聞く。
すると…。
あの少年がツボ(笑)の入った箱を持って立ち去った後。
少年は海の近くの建物の陰に行き、ツボ(笑)を確認すると、箱に入れ直してから箱ごと地面に叩き付けたんだそうだ。
あのツボ(笑)を割ろうとしたんだろうね。
箱ごと地面に叩き付けたのは、また当たり屋をする為には、割れた破片が箱の中に残っていないといけないからだろう。
だが、その時には既にツボ(笑)に【不懐】の魔法が掛けられていた為、ツボ(笑)は割れなかったそうだ。
うん。グッジョブだね。
見事に再犯防止になったね。(ニッコリ)
少年は何度か地面に叩き付けたのだが、ツボ(笑)は割れずに箱の方が壊れたんだそうだ。
それに怒った少年が、ツボ(笑)を壁に叩き付けようとしたのを見て、咄嗟の思い付きで【リフレクション】の魔法を掛けたのだそうだ。
壁に思いっきり叩き付けられたツボ(笑)は、【リフレクション】の効果で壁(実は堤防だった)に穴を空けて崩し、勢いよく跳ね返った。
跳ね返ったツボ(笑)は少年にぶち当たって少年を吹き飛ばし、吹き飛ばされた少年は建物に当たって全身打撲で失神。あちこちを骨折したらしい。
少年にぶち当たったツボ(笑)はさらに跳ね返って、堤防を越えて海へ。
海の上を跳ねながら遠ざかって行くツボ(笑)は、このまま放置しておくのは危険だと判断して、【無限収納】に仕舞ったのだそうだ。
『放置しておくのは危険』っていうのは分かるけど、そんな危険な物を【無限収納】に仕舞ってほしくないんだけどっ。
それって危なくね? 安全に取り出せるの?
【無限収納】に仕舞うと勢いは無くなるとのことで、一度【無限収納】に入れてしまえば安全なのだそうです。
それなら一安心だね。(ホッ)
【多重思考さん】から説明を聞いて、何が起きたのか分かった。
『ドガドーーン!!』とか『バシャッ バシャッ』の音の正体もね。
少年はガッツリと天罰を受けた様だ。(←天罰じゃなくね?)
少年が天罰を受けたことに俺は満足しました。うんうん。(←天罰じゃないよね?!)
何が起きたのかは分かりました。
でも、一つ気になる事が有ります。
ツボ(笑)を叩き付けられた堤防は、なんで崩れちゃったんですかね? なんで崩れちゃったんですかねっ?
気になっちゃうよね。
特に【リフレクション】が気になっちゃうんですがっ。すっごく!
【リフレクション】は、使い方を誤るとかなり危ない。
脳裏に、こたつの熱源の実験で大失敗した時の光景が浮かびます。
あの時は、【リフレクション(熱)10倍】にして地面を融かしちゃったんだよなー。(遠い目)
その光景を頭の中から消し去り、【多重思考さん】に訊く。
『…【リフレクション】は、どういう設定にしたのかな?』
『【リフレクション(力)100倍】デス。』
100倍かー。
そーかー。
100倍は怖いなー。100倍は怖いよねー。ソーカー、100倍カー。
なるほど。
それなら堤防が崩れてしまっても仕方がないね!(←仕方がなくはありません)
俺は、何が起きたのかが分かって満足しました。(←おい! それだけかよ!)
その後。
街の中を少し歩き、シルフィにアクセサリーを買ってあげました。
デートの記念です。
決して、何か忘れたい出来事が有った訳ではアリマセン。(←ダウト!)
買ってあげたのは、あまり高価でないブレスレットです。
お忍びで来ているので、目立つ買い物は出来ないのです。
細いチェーンのブレスレットに、さらに短いチェーンがいくつか付けられ、その先に貝殻やら珊瑚やらが取り付けられていて海っぽい感じがします。
シルフィは、早速手首に着けて、喜んでくれています。
でも、シルフィさん。
あなたが今ダンジョンに行っていることになっている事は忘れちゃダメですよー。
うっかり、王宮で自慢とかしちゃダメですよー。
お願いしますよー。
そんな心配をしながら門を出て、隠れ家に帰りました。
数日後。
最近は料理をする機会が多くなりました。
【無限収納】に入れていた料理が残りわずかになってしまったので。
作った料理をテーブルに並べながら、シルフィを見ます。
シルフィはテーブルの上の料理を見て、微妙な表情をしています。
最近、俺がキッチンで料理をしても、キッチンに行かずに料理をしても、シルフィが微妙な目で俺を見ます。
一体、何でなんですかね?
解せぬ。(←手を使って料理をすればいいだけです)
食後。
お茶を飲みながら寛いでいたら、【多重思考さん】からあの少年のその後の話を聞きました。
あの少年は、堤防を破壊した犯人として港で荷下ろしの強制労働をさせられているそうです。
怪我を治す為にハイポーションが使われたそうで、その代金の分も強制労働させられるそうです。
ふむ。
天罰としては十分だね。うむうむ。(←まだ天罰とか言い張っていやがる)
天罰に満足していたら、さらに【多重思考さん】に言われた。
『あのツボ(笑)はゴーレムにしました。』
へ? ゴーレム?
何でゴーレムにしたんだろう? あんな変な ツボ(笑)を。
まったく理由が分からないね。
『あの少年は強制労働が終わった後、街から追放されるそうです。』
あー、港街で堤防を壊せば、そうなっても当然かもね。
『でも、それとゴーレムに何の関係が?』
『ゴーレムにして、あの少年の後をフワフワと付いて行く様にさせます。あの杖みたいに。』
『………。』
『きっと、涙を流して喜んでくれますよ。』
『いやいや。涙を流すだろうけど、それは恐怖の涙だからね!』
可哀想だと思わなくもないね。ちょびっとだけ。
止める気はまったく無いけど。
俺は心の中で、少年の健闘を祈りました。(←止めてやれよ)
(ひとりごと)
【不懐】と【リフレクション(力)100倍】の相乗効果がヤバイ。
石に付与して、人が居る屋内に放り込んだら大惨事になってしまうね。
相変わらず、【多重思考さん】たちが仕出かすことがヤバイ。
どうして、いつも”普通”になってくれないのか…。orz
『日常パート』ェ…。
2022.03.07 数字間違い修正
『あの時は、【リフレクション(熱)100倍】にして地面を融かしちゃったんだよなー。(遠い目)』の部分、100倍→10倍に間違いを修正。
ご指摘いただい方、ありがとうございました。




