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姫様を助けたのは失敗だったが、割と好き勝手に生きています。  作者: 井田六
第九章 異世界生活編05 生活基盤を整えよう編
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< 18 (王都7日目 午前) 買い物05 食材の買い足し それと盗賊退治の報酬 >


今日は食材の買い足しをする。

最初の食材の買い出しでは、”この異世界の食材の味の確認”という意味が大きかったので、買う量を控えていたからね。

まぁ、ガッツリ買おうにも、周りの人たちに怪しまれない程度でしか買えないんだけどね。

特に王都では注意しないとね。

いまだに俺の様子をうかがっている者が居ないとも限らないしね。


王都の市場に来た。

何気なにげに王都の市場は初めてだ。

調味料を見て回り、あと、野菜を買おうと思う。


調味料を売っているお店に来た。

塩以外の味付けをしたいからお店に来たのだが、正直、何を買っていいのか分からない。

香辛料に手を出そうにも、上手くいく未来がまったく見えません。(苦笑)

醤油や味噌が有れば楽なんだけどなぁ。

無いんだから仕方が無いよね。

はぁ。

酢が売られていた。

マヨネーズを作るのに必要だったよね。

味付けに困ったら、マヨネーズもいいよね。

作っておいて、【無限収納】に仕舞っておくべきだね。

うん。酢は買って行こう。

酢が意外と高くて驚いた。

量り売りでは無く、ビンに入れられた状態で売られていたので、それを一ビン買った。

他に何かないかと見ていたら、クレ〇ジーソルトっぽいの売られていた。

これだっ!

速攻で一袋買いました。(笑顔)


その後、容器などを扱っているお店に行き、マヨネーズを入れる為のビンを買い足したり、クレ〇ジーソルトっぽいの入れる容器や、酢を入れる為の醤油差しっぽいの買った。

よし、いい買い物をしたぜ。

次は野菜を買いに行こう。


野菜を売っている一角に来た。

ジャガイモを多めに買う。

フライドポテトやコロッケを作るのに使うからね。

その他に、キャベツ、玉ねぎ、トマト、ナス、大根、ニンジンを買った。

大根は大根おろしにして、魚と一緒に食べるつもりだ。

米が無いのが悔やまれるが、無いものは仕方が無いね。

これらを背負い袋に入れたら、もういっぱいになってしまった。

揚げ物に使う玉子を買い足したかったのだが、もう入りそうにない。

玉子を買うのを諦めて、市場をあとにした。


市場を出た後、街中をぶらぶら歩いた。

背負い袋を背負った俺の姿を見せる為にね。

そうしていたら、頭の中で【多重思考さん】に言われた。

『盗賊たちを捕らえた報酬を受け取りに行きましょう。』と。

ああ、そう言えば報酬を貰えるって話だったね。

王都に来てから色々やっていたから、すっかり忘れてたわ。


王都に来る前、盗賊に捕らえられていた人たちを助ける為に、俺が気絶させてロープで縛って転がしておいた盗賊たち。

王都に到着した時に、詰所つめしょで盗賊のアジトの場所とかを報告しておいていた。

その盗賊たちを捕らえて、取り調べを終えて、報酬額が決まったらしい。

報酬は、詰所で貰えると言う話だったよね。

よし、詰所に行くか。

俺は歩いて詰所に向かった。


詰所に来た。

衛兵に話し掛ける。

「七日ほど前に盗賊たちを捕らえたと報告した者なのですが、報酬を受け取りに来ました。」

そう言ったら、すぐに中の個室に案内してくれた。

盗賊たちの事を報告した人が来たので、スムーズに話が進み、報酬を受け取った。

結構な金額だった。

袋が重いです。(笑顔)

背負い袋に入れるフリをしながら【無限収納】に仕舞った。

「また、盗賊を見付ける事が有ったら、捕まえて報告してほしい。」と、言われた。

俺は一応「はい。」と返事をした。

期待されている様な事は、面倒だからしない気がするけどね。

たんまりと報酬を貰ったので、俺は笑顔で詰所を後にした。


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