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姫様を助けたのは失敗だったが、割と好き勝手に生きています。  作者: 井田六
第七章 異世界生活編03 魔術師の街
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< 10end 魔術師の街05 >


朝食後。

部屋に戻ってベッドに腰掛けて、今日の行動を考える。

この街からさっさと出る事に決めていたが、この街を出る前に、何かすべき事がないか確認する。

【目玉(仮称。魔法で作られた目)】を十個、この街に置いていこう。

俺がこの街から離れて五日後から、問題を起こす魔術師たちのMP(Magic Point)の値を”1/1”にしてしまおう。

そうすれば、馬鹿な魔術師たちは魔法が使えなくなる。

魔法が使えなくなれば、街の中で魔法をぶっぱなす馬鹿も居なくなるし、えらそうにすることも出来なくなるだろう。(黒い笑顔)

五日後までは、馬鹿には【スリーブ】で対応しておこう。

うん。これでいいね。


【多重思考さん】に、『ご自身のステータスの値を上げておきましょう。』と言われ、STRやDEXとかの値を上げる事を提案された。

まぁ、出来るのだから、しておいた方が良いよね。

どのくらいの値だと高い値になるのかがさっぱり分からないので、取り敢えず”500”にしてみた。

しかし、そのままの値が反映される訳ではないらしい。

500よりは大分だいぶ低い値になった。

実際の体に合った値になったのかもね。

LUK(Luck)の値は変えられない様だった。

他の物とは本質的に違ったりするのかもね。


それと、【多重思考さん】に、『【高速思考】のスキルを取得してほしい。』と言われた。

【目玉(仮称)】の数が多くなり過ぎて、収集した情報の処理が追い付いていないらしい。

要望のまま、【高速思考】のスキルを取得した。

『多くなり過ぎた』と言う【目玉(仮称)】の数は、怖くて訊けませんでした。


念の為、今まで付与していなかった耐性も付与した。

【石化耐性】と【恐怖耐性】だ。

これでステータスは以下の通りとなった。


”名前:”

”年齢:4日”

”性別:男”

”職業:魔術師”

”レベル:8”


”HP(Hit Point):****/****”

”MP(Magic Point):6224/****”

”STR(Strength):197”

”DEX(Dexterity):219”

”VIT(Vitality):167”

”AGI(Agility):291”

”INT(Intelligence):221”

”MND(Mind):253”

”LUK(Luck):15”


【スキル】:【全魔法使用可能】【魔法創造】【鑑定】【多重思考】【言語理解】【無限収納】【高速思考】

【耐性】:【毒耐性】【麻痺耐性】【状態異常耐性】【疲労耐性】【睡眠耐性】【乗り物酔い耐性】【精神魔法耐性】【石化耐性】【恐怖耐性】

【付与効果】:【暗視】【侵入不可】【魔法無効】【物理無効】【偽装情報発信】

【加護】:【神サクラの加護(極小)】【神の寵愛】

【称号】:


そして、偽装したステータスは以下のままだ。


”名前:ナナシ”

”年齢:22歳”

”性別:男”

”職業:魔術師”

”レベル:1”


”HP(Hit Point):20/20”

”MP(Magic Point):25/25”

”STR(Strength):19”

”DEX(Dexterity):19”

”VIT(Vitality):20”

”AGI(Agility):20”

”INT(Intelligence):25”

”MND(Mind):25”

”LUK(Luck):15”


【スキル】:

【耐性】:

【付与効果】:

【加護】:

【称号】:



体の調子を確認してみよう。

STRの値が高くなったから、力が強くなっているはずだ。

部屋に在る椅子を持ってみようと思い、移動する。

体が軽いか?

歩いてみたら違和感を感じたので、立ち止まる。

その場で軽くジャンプしてみる。体がちょっとだけ浮く感じで。

思った以上に体が浮いた。

椅子の在るところまで慎重に歩いて、椅子を持ち上げる。

やべぇ、すごく軽い。

部屋の中を歩き回る。

体が軽くて違和感がある。

これは、危険かもしれない。

迂闊うかつに走れない気がする。

STRの値を”50”にしてみた。

普通に歩ける様に感じる。

椅子を持つ。

軽く感じるが、違和感はそれほど無いかな。

取り敢えず、この値にしておこう。

街の外に出たら、実際に走って確認しよう。

いざという時に、走って逃げられないと困るからね。


さて、準備はこんなところかな?

さっさと、この街を出よう。

1階にり、かぎを返して外に出た。


東門まで歩いて、手続きをしてこの街を出た。

何事なにごとも無く街から出られた。

ふぅ。

さぁ、次は王都だ。きっと治安ちあんは良いだろう。


楽しみにしながら街道を東に向かった。


2019/06/20

ステータスに、”性別”と【称号】を追記しました。


2019/11/24

ルビの追加と、「」の一部を『』に変更しました。

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