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時とこね 時の詩

夢の通い路

作者: 時 とこね

明転の部屋

飛び出せば

暗転の視界

空を仰げば


ポツポツと

雨降る様に

見えてくる


微かな光が

泡沫色へと

移り変わり


慣れたなら

目映く輝く

恒星ホシたちと


夢の通い路

天の川流れ

忘れ難きは

声なき声で


白波の大声

岩で砕けて

風に両袖を

広げ飛ぶ様


無数の星は

白くて淡く

耳を傾けて

きこえる光年


届くだろうか?

私の声で


儚く弱い

潤んだ声で


夢の通い路

流れる夜空

届く事無い

0,02(コンマゼロニ)


残像の刹那

再三唱えた

叶うだろうか?

天の川流れ


叶うだろうか?


目を開いて

声を靡かす

それじゃだめだと

風が笑った


心の中では

諦めていた

それでも今

目前にある


飽き足らず

追い求める

一千の星が

一層輝いて


忘れ難きは

白波の大声

声なき声で

負けない位


夢の通い路

再三叫んだ

叶うだろうか


叶うだろうか


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