相川桜
相川桜 女子高生
恋人の作り方が分からない桜の
ドキドキする恋愛ストーリ!
「ねぇ、知ってた?17歳になるまでに彼氏出来ないと妖精になるんだよ!」
初めて聞いた、そんな迷信。
でも、私はなってしまう可能性もあるんだ。
彼女いない歴=年齢
顔もそこそこ悪くない、頭もまぁいい方。
みんなから嫌われてるわけでもない、
普通の女子高生 相川 桜。
でも、男子と話すのが苦手、なんか怖いじゃん。
彼氏が欲しいと思ったこともあった。
そんな中、中学2年生の時、
イケイケboyから告白される。
これは…人生最大のチャンスじゃないか!
だがしかし、何故か告白を受ける気には
ならなかった。
良く分からないプライドがあった。
好きな人と付き合うのが当然のこと、
私、この人好きじゃないもん、ただの友達だから。
この告白を断った。
そして、イケイケboyからの一言
「いいよ別に。俺、お前のこと好きじゃないから。」
理解ができなかった。
好きな人に告白して、付き合うことができたなら、毎日幸せそうに笑顔で話し合えることが「恋人」というもの!
ん?私の考え方って間違ってる?
「恋人」って?
恋愛経験のない私、ここで大転倒をしてしまった。
その後も、何度か告白を受けた。
意外とモテてたみたい。
私には、告白してくる男子が全て
イケイケboyにしか見えなかった。
そして、今にいたる。
とうとう高校生になってしまった。
女友達はすぐにできた。
そして、クラスのイケイケメンバーに気づけばなっていた。
昼休みになると、みんなの好みのお話。
クラス1番のおしゃべり、まりなは
恋愛経験豊富みたい。
「あー彼氏ほしーなー
このクラスで1番のイケメンはゆうたじゃない? めちゃ面白いし!」
背の高くて、美人かなんの一言。
「あーゆー、うるさい人きらーい」
「私はねー きいち君がいいと思うんだー♪」
最後にゆきはそう言った。
私は、まだ誰とも男子と話していない。
誰がいいとかわかんない。
とりあえず、頷いていた。
『さくらはどーなの??』
みんなそろって私に聞く。
どーしよう。正直、誰がいいとかわかんない。
「まぁしいて言うなら…たか君?」
たか君は、優しそうでどこか可愛い男の子。
たか君なら、いい人だと思う。
「へー、さくら、あーゆー人が好みなんだ(にや」
「なんかさくらっぽーい!」
なんか、恥ずかしい。
そして、デカイ声で言わないで欲しい。
きこえちゃうじゃん!
「まーでも、付き合うってなると
たかは違くない?」
え、そーなの?
戸惑う私。
「そーだよねー
優しいと思うけど、恋人となると
ひっぱってってくれるかなー笑」
やっぱり恋人って良く分からない。
まだ始まったばかりの高校生活。
恋人をつくるために、苦戦しそうです。
初めての投稿です!
楽しく読んでくれたら嬉しいです