もしも明日があるのなら
後書きも読んでいただけると幸いです。
毎日沢山の人が自ら命を投げる。
皆それぞれ思うところがあって、それがどうしようもできなくて、辛くて辛くて、苦しくて苦しくて。
そんな時、飛び込むつもりがなくても目の前に電車が来るタイミングで一歩を踏み出してる。
その瞬間の想いは、確信的かもしれないし、瞬間的なものかもしれない。
でも、踏み出した一歩は『リセット』できない。
ゲームのようにボタン一つじゃ戻せないんだよ?
人間に電源コードはないんだよ?
きっとこんなこと、わざわざ言わなくても皆分かってる。
分かっている上で行動に起こしてる。
だって辛いんだよ。
だってだって苦しいんだよ。
生きるって、何でこんなに辛いんだ。
自分で自分を守れない、そんな自分に腹が立つ。
だからもし、神様がいたなら願うんだ。
次は今より強い私で生まれ変わりたいって。
そうすればきっと大丈夫だから、同じ事なんて繰り返さないから。
でもね、わかってるんだ、次なんか無いって。
だって私は私一人だけだもん。
心だって、二つとして同じものなんて無いんだから。
今ここにいる私自身が私の全て。
でもじゃあどうすればいいの?
決定的な事があったわけじゃない、日々の積み重ねかもしれない。
理由がある人もいれば、無い人もいる。
助けてくれる人がいる人もいれば、いない人もいる。
皆が皆、整備され整った環境に身を置いているわけじゃないんだから。
私だって恵まれた環境に生まれたかったよ。
普通に学校行って、普通に働いて、普通に恋をして。
それでも今の私にとっては普通が普通じゃないんだよ。
大変なんだよ普通って。
だから已めるの、生きること。
こんな世界なら私にとって意味も未来も見つけられないだろうから。
お母さん、お父さん
ごめんね
ありがとう
そしてさよなら
手紙はね、最後まで自分で持ってるの。
少しでも気持ちを込めておきたいから。
感謝の気持ちを…。
遠くから電車の音がする。
この駅には止まらない電車だから、スピードはさほど落ちない。
後は勇気とタイミング。
それと少しの後悔。
足元には真っ黒い穴が開いていて、まるで私を呼んでるよう。
少しずつ、少しずつ吸い込まれる。
穴に全ての足が入った時、次の瞬間には宙を浮いてる。
その時私はこう思う。
もし次があるのなら、最後の最後で思い留められる勇気が欲しいって。
その勇気があれば誰かに「助けて」って言えたかもしれないから。
時々私も自殺について考えることがあります。
勇気がないので実行することはもちろん無いとは思いますが、生きていることが辛い時って結構頻繁にあったりするんですよね。
些細な事でも溜まっていけばダメージ大きいですしね。
あんまり都合のいい事は言える立場に無いですけど、最後の最後で踏み留まる勇気を持つって凄く大変だと思います。
それでも、そんな勇気を持てる人間になりたいと思いますし、それで大切な人が困っている時、黙って手を差し伸べられる人になりたいですね。