表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

もしも明日があるのなら

作者: なるせるり

後書きも読んでいただけると幸いです。

 毎日沢山の人が自ら命を投げる。


 皆それぞれ思うところがあって、それがどうしようもできなくて、辛くて辛くて、苦しくて苦しくて。


 そんな時、飛び込むつもりがなくても目の前に電車が来るタイミングで一歩を踏み出してる。


 その瞬間の想いは、確信的かもしれないし、瞬間的なものかもしれない。


 でも、踏み出した一歩は『リセット』できない。


 ゲームのようにボタン一つじゃ戻せないんだよ?


 人間に電源コードはないんだよ?


 きっとこんなこと、わざわざ言わなくても皆分かってる。


 分かっている上で行動に起こしてる。


 だって辛いんだよ。


 だってだって苦しいんだよ。


 生きるって、何でこんなに辛いんだ。


 自分で自分を守れない、そんな自分に腹が立つ。


 だからもし、神様がいたなら願うんだ。


 次は今より強い私で生まれ変わりたいって。


 そうすればきっと大丈夫だから、同じ事なんて繰り返さないから。


 でもね、わかってるんだ、次なんか無いって。


 だって私は私一人だけだもん。


 心だって、二つとして同じものなんて無いんだから。


 今ここにいる私自身が私の全て。


 でもじゃあどうすればいいの?


 決定的な事があったわけじゃない、日々の積み重ねかもしれない。


 理由がある人もいれば、無い人もいる。


 助けてくれる人がいる人もいれば、いない人もいる。


 皆が皆、整備され整った環境に身を置いているわけじゃないんだから。


 私だって恵まれた環境に生まれたかったよ。


 普通に学校行って、普通に働いて、普通に恋をして。


 それでも今の私にとっては普通が普通じゃないんだよ。


 大変なんだよ普通って。


 だから()めるの、生きること。


 こんな世界なら私にとって意味も未来も見つけられないだろうから。


 お母さん、お父さん

 ごめんね

 ありがとう

 そしてさよなら


 手紙はね、最後まで自分で持ってるの。


 少しでも気持ちを込めておきたいから。


 感謝の気持ちを…。


 遠くから電車の音がする。


 この駅には止まらない電車だから、スピードはさほど落ちない。


 後は勇気とタイミング。


 それと少しの後悔。


 足元には真っ黒い穴が開いていて、まるで私を呼んでるよう。


 少しずつ、少しずつ吸い込まれる。


 穴に全ての足が入った時、次の瞬間には宙を浮いてる。


 その時私はこう思う。


 もし次があるのなら、最後の最後で思い留められる勇気が欲しいって。


 その勇気があれば誰かに「助けて」って言えたかもしれないから。

時々私も自殺について考えることがあります。

勇気がないので実行することはもちろん無いとは思いますが、生きていることが辛い時って結構頻繁にあったりするんですよね。

些細な事でも溜まっていけばダメージ大きいですしね。

あんまり都合のいい事は言える立場に無いですけど、最後の最後で踏み留まる勇気を持つって凄く大変だと思います。

それでも、そんな勇気を持てる人間になりたいと思いますし、それで大切な人が困っている時、黙って手を差し伸べられる人になりたいですね。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ