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200を書くには~アイデア編~

【アイデアへのきっかけ】


よく、アイデアがなかなか出ない、アイデアは難しい。みたいな意見があります。僕もそう思います。ただ、それは一般的なイメージです。

僕たち“小説家になろう”のユーザー、すなわち“作り手”である人種は、一般ではありません。むしろ一般であってはいけなくて、それでは素人なのです。(そんなスーパーアマチュアという戦略もありでしょうが)


一般に向けて、何らかの魅力や価値を提供する。

これが“作り手”です。

それを高いレベルで安定して提供し続け、その対価で生きていくのが“プロ”です。


もちろん、ニーズだかマーケティングだかコジャレた言い回しなどの、つまりは一般的な感覚を知っているのも重要なポイントでしょう。

でも、プロを目指す作り手に、甘えは禁物です。だからまず最初に、アイデアへの固いイメージを壊してください。


アイデアは、簡単に生まれます。


僕ですら、すこし効率的に生み出す方法を知っているのです。アイデアなんて簡単で、そもそも世の中にありふれた、普通なモノに過ぎません。

たいしたモノじゃないのです。だから、それを利用して、軽く周りに差をつけちゃいましょう。プロに近づいちゃいましょう。


アイデアを生み出す方法。

思いつく。というのが、アイデアを生み出す最後の工程、つまりはアイデア獲得の瞬間ですね。

そこからさかのぼりましょう。

思いつくには、考え抜くか、突然ふってわいてくる。このふたつがあると思います。

実はどちらも、同じようなものなのです。


要は、頭の中にたくわえがあるかどうか。

たくわえ。これを3種類に分類します。


知識や体験という“材料”

加工する思考の力“道具”

つねに機会を窺う“体力”


つまり、先に結論を述べますが、方針といいますか、日頃の思考をすこし変えるのです。それがアイデア生産力の向上に繋がります。


戻って、解説です。

1種類目。知識や体験が“材料”になるのは、わかりやすいと思います。

単純に、それらの素材そのものがアイデアへ変わることもあるでしょう。


2つ目の“道具”とは、手法や技術のことです。例えば、体験そのままではノンフィクションですが、それを脚色して面白くするイメージ。これらは、勉強やトレーニングで増えていくところです。


3つ目“体力”は、単純に、チャンスを増やす意味合いです。常に頭を働かせ、より知識を得ようとしたり、手法を考察してなるほどなと思ってみたり、そして何より生み出そうとしていることが、生み出す方法として真っ直ぐな正攻法です。



作業机に向かっている人をイメージすれば早いでしょうか。

“材料”と“道具”と“体力”が揃っていれば、アイデアはおのずと生まれやすくなるはずです。


意識です。

すべてはそこから始まって、すべてはそこから変わります。


僕は、美術系の専門学校にいて、デザインやらコンセプトやらプレゼンテーションやら、つまり、ただ生み出すのでなく、生み出したものの価値を立証して人に伝える、という部分を教わりました。

でも正確には、僕はそれには反発気味でした。

とにかく“良いもの”を追求すれば、それこそが世の中に必要なものだろう。という意識しかありませんでした。ものの良さ、それ以外で勝負するのはダサいし、少なくとも自分の仕事じゃないなと思っていました。それは甘えでしたが。

その学校で、珍しく僕がすぐ共感できた教え、それが上記のようなものです。


簡単に言って、“多く出すには、多く入れれろ”でしょう。


僕たちは常日頃、いろんなものを見たり、接したりします。それらから得る情報を、こちらで増やせばいいのです。


例えば、テレビで、2人でトークしているとします。それを見て、一般的思考では、トークの内容を追うだけです。

そこで、僕たちは3倍の情報を得るべきです。

トークのことはもちろん、話し手Aの視点、聞き手Bの視点、などです。加えてトークの内容から派生して、その後はこうなっただろうな……、や、何々だからそうしたんだろうな……と推測して想像力をきたえたりできます。


このようなチャンスは、世の中のすべてに当てはまります。コンビニに並ぶ商品のすべてに、販売戦略やデザインコンセプトが潜んでいるのと同じように。


そうして得るのも大事ですが、そう、それを常に頭の中で加工してみたり、と、とにかく頭を効率的に使っていれば良いのです。どんどん柔軟になり、発想力が豊かになることでしょう。常に求めること。


それさえすればアイデアなんて、ほとんど勝手に生まれるようなものです。良く食べて、健康に代謝していれば、出てくるのです。

頭をほぐしていきましょう。200の核になるアイデアだって、きっと簡単に生み出せます。もうすでにあるかも知れませんよ。

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