<顧問視点> お菓子と紅茶と爆弾とその7
どうも、お茶です
遅くなってすみませんm(__)m
あと、意味も無くどうでもいい話入れてすみません。
そのくせ、短くてすみません。貫徹の頭じゃあこれが限界でした
事件は無事解決。
ティーセットの犯人は久留宮姉妹で、その原因となった久留宮大空は先ほど久留宮姉妹と共に下校した。
俺は今、生徒会室に戻る途中である。
生徒会室に戻って誰かしら居れば、先のことを説明するし、居なければ居ないでお菓子でも食べるつもりだ。
Pirrr...
「……ん?」
電話、いや、メールか。
廊下に響く着信音に少し焦って、ポッケトからケータイを取り出す。
画面を見ると「新着通知ありEメール1件」の文字
ロックを外して、メールを開く。
from:風真
sb:(non title)
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来月の第一土曜
正午、駅前通りの喫茶店で
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簡素な内容。
たった2行の、必要な事しか記されていない、なんの面白みもない文面。
そんなメールにあいつらしさを感じてか、足が重くなる。
今度は何を言われるんだか……。わざわざ会うってことは、また面倒なことを押し付けるつもりか
Pirrr...
再び振動するケータイ。
今度は何だ。気が変わったか?それとも何かの変更か?
カチカチと少し、先ほどよりもちょっとだけ乱暴にボタンを押してメールを開く
from:松本
sb:わけわからん
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よっ!元気してるか?
俺は元気は元気だが、やばい。
あれ、前言っただろ?俺の弟分の話
あいつ誘拐されちまったんだとよ
詳細はわかんねーけど、心配だから俺も探しに行くことにした。
またしばらくメール出来ねえかも
遥か遠くの親友様より
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……相変わらず大変そうだ。
適当に労わりの言葉をいれつつ返信する。
カチカチ。ペタペタ。
そーいや、雨上がってるな。
ざあざあとリズムのいい、眠気を誘うようなBGMのかわりに、運動部の声がやいのやいのと聞こえてくる。
カチカチ。ペタペタ。カツカツ。
「明日は暑くなりそうだな」
「そうですね」
ペタペタ。カツカツ。
「にしても、お菓子についてた火薬の匂いって何だったんだろうな」
「さあ?近くにあったからうつったんじゃないですかね。僕には分かりかねます」
ペタペタ。カツカツ。
「で、どこから聞いてた?」
「いつも弟がお世話になってます~、からですかねぇ」
「久留宮が来る前からじゃねえか」
いつの間にか、後ろから隣に移動した(俺より6センチも高い)真崎を見上げる。
「ところで二宮先生、これから生徒会室に戻るつもりですか?」
「ああ。それがどうかしたか?」
「いえ、その、」
珍しく口ごもる真崎。
え、本当にどうしたよ?火薬が発火したか?
「……ご愁傷さまです」
それだけ言うと、真崎は足を止めて、今来た道を戻っていった。
「はあ?」
よく分からんが……まあ、いいか。
かなり気になるがあまり気にせずにいようと思う。
そして、着く生徒会室。と、大惨事
……………………Why?
おっと、驚きすぎてつい慣れない英語が。
とりあえず、一言、いいか?
「俺のお菓子……っ!!」
そっちかよ!?
鈴木らしきツッコミの空耳が青い空に響いて消えた。
おわり。
色々と申し訳ない<(__)>
次から本気出す。いや、もう本気だしてるんですけど^^;
蒼空くんの「ご愁傷様」は部屋の惨事についてですよ?一応
以上、お菓子も紅茶も爆弾も関係ない話でした。……すみません