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人化♀したドラゴンが遊びに来るんだよ_〜暁光帝、降りる〜  作者: Et_Cetera
<<歴史です。暁光帝の悪行? 偉業?>>
9/197

歴史です。スポーツの秋なので暁光帝も走ることにしました。思いっきりww

神話の時代から少し下りまして、人間も神々もだいぶ落ち着いた頃の話です。

 かつて、この惑星ヴォイデでもっとも大きなエレーウォン大陸を揺るがす大事件があった。

 それは西洋と東洋、そして中央、まさに大陸全土を震撼(しんかん)させた。


 “暁光帝(ぎょうこうてい)のマラソン”である。


 いにしえの昔から知らぬ者とてない、いずれ世界を喰らいつくすであろう最大最強のドラゴン、暁光帝こと、“唯一無二の、大いなるアストライアー”が大マラソン大会を催したのである。

 一頭で。

 誰にも相談せず。

 誰にも連絡せず。

 誰にも遠慮せず。

 自由気ままに。

 力の限り、さわやかな青春の汗を流したのである。

 別に必死というわけでもないから「力の限り」とは言えないし、そもそも何万年も生きているであろう不老不死の超神に“青春”があるか、定かではないけれども。

 本人は何を思っていたのだろう。

 ある初秋の早朝、エレーウォン大陸の西端に、かの超巨大ドラゴン“(あかつき)の女帝”が舞い降りた。

 蒼天(そうてん)(おお)い、太陽を隠すほどの、巨大な六翼。

 金属のように輝く紫色の(うろこ)

 銀河を散らす虹色の瞳(アースアイ)

 只、歩くだけで地響きを起こし、立っていられなくなる大質量。

 何よりも。

 雲を()く、その巨体は見上げる者に心臓を鷲掴(わしづか)みにするような恐怖と絶望をもたらした。

 彼女はおもむろに伸びを繰り返したかと思えば。

 やおら、とんでもない速さで地上を駆け出したのだ。

 音速の3倍ほどの超スピードで。

 脚で駆けても地面との摩擦力に限界があるから音速は越えられないとのたまう博物学者を(あざけ)り笑うように。

 超高速がもたらす媒体の抵抗、音の壁。大気の断熱圧縮がもたらす、熱の壁。これら、物理法則によって現れる限界すらも、ものともせずに突き破る。

 なぜか、曲がらず、飛ばず、潜らず、定規(じょうぎ)で引いたかのようにまっすぐに。

 立ちはだかる大山脈には破滅の極光(カタストロフバーン)をぶち込んで風穴(かざあな)()け。

 古来より人間の手が入ることをかたくなに拒んできた大森林を消し飛ばし。

 千尋(せんじん)峡谷(きょうこく)を飛び越え。

 繁栄する都市を踏み(つぶ)し。

 民草(たみくさ)を支配する国王とその玉座(ぎょくざ)を宮殿ごと粉砕し。

 大河を渡り。

 定期的に淡水湖で水分補給することを忘れず。

 なければ、土魔法と水魔法で淡水湖を創って水を飲み。

 草原も、荒れ地も、砂漠も、お構いなしに。

 突っ走った。

 そして昼頃、東端に到達すると反転して西へ。

 日が沈む前には西端に帰還していた。

 夜はしっかりと眠り。

 翌日の早朝、日の出とともに超巨大ドラゴンは起き出して十分に伸びをしてから。

 駆け出した。

 またしても超音速で。

 前日とまったく同じことを繰り返して大陸東端にたどり着き、夕方、日没とともにも西端に帰ってきた。

 まるで、マラソンでもしているようだった。

 暁光帝はきっかり23日間、1日も休まず、エレーウォン大陸を往復したのである。

 大陸東の最高峰リゼルザインドでは、かの“神殺し”に並ぶ大異変の発生に神々が恐れおののいて神界深くに引きこもった。

 各地の聖域にやかましいほど降りていた神託(しんたく)はピタリとやみ、巫女も預言者も空気しか吐かなくなった。

 只、「唯一無二の、大いなるアストライアー、(おそ)れるべし。(さわ)るべからず。障るべからず」という、悲鳴のような一句のみが告げられた。

 神が口をつぐんだので。

 神殿や教会も何も言わず。

 只、慰霊の炎だけが()かれた。

 やがて被害の状況が明らかになる。

 人間から見て、それは惨憺(さんたん)たる有様(ありさま)であった。

 膨大な体積と信じがたいほどの質量が超音速で地上を走ったらどうなるのか、そんな実験であろうか。

 滅びた中には(じか)に踏み潰された国もあったが、その後の混乱から起きた戦争で終わった国も多い。

 その混乱もまた暁光帝のせいではあるが。

 東部ヒト族の諸侯は空位となった玉座と空き地と化した王国跡地(あとち)を巡って戦争を始めた。群雄割拠(ぐんゆうかっきょ)の状態に陥り、戦乱は大陸東部を(なが)く荒廃させ、発展を(さまた)げた。

 それまで「同じドラゴン、暁の女帝は俺様のマブダチだから言うことを聞かせられる」と喧伝(けんでん)していた、フキャーエ竜帝国だったが、実は舎弟(しゃてい)にもなれていなかったことが明らかになり。

 竜帝カザラダニヴァインズが退位した。

 その後、大口を叩いた責任を取って街道の整備に尽くした。

 大柄な地竜が泣き顔で土砂を運ぶ姿は人々の涙を誘ったり、笑いを誘ったり。

 その道は暁光帝の走った(あと)であった。

 竜帝国は混乱を収めるために初の蜥蜴人(リザードマン)皇帝が即位。

 中央から大陸全土を統率した。

 帝国はリザードマンの威信を賭けて復興に取り組み、戦乱の大陸東部を除く各地に救援の手を差し伸べた。

 その支援により多くの国々、多くの人間達が救われたことは事実である。

 しかし、それによってもたらされた竜帝国による平和(パクス・フキャーエナ)は多くの国々の独立を揺らがし、様々な人種のリザードマン依存を深める結果に繋がったと批判されている。

 それでも、悪いことばかりでもない。

 超音速で整地された足跡は街道として整備され、重要な交易路となった。

 山脈に空けられた大穴は軍隊も通れる巨大トンネルとして活用された。

 超巨大ドラゴンの水飲み場は淡水湖なので豊かな生活用水をもたらし、新たな町や村が生まれた。

 折よく、大陸に農業革命が起こり、増産された食糧は新たな交易路によって大陸中に運ばれ、飢餓を抑え、都市の発展を(ささ)えた。

 おかげで大陸の人口は大幅に増えた。

 暁光帝のマラソンによって多くの犠牲が出たことは確かである。しかし、暁の女帝は大陸横断の交易路を開通させた。それは過去のありとあらゆる英雄英傑、その誰ひとりとして実現し得なかった、真の偉業であることもまた事実なのである。

 それも工期がたった23日間で。

 彼女は荒御魂(あらみたま)なのか、和御魂(にぎみたま)なのか。

 評価が難しい。

 さておき、何人(なんぴと)であれ。

 超音速で走る暁光帝に対して、あらかじめ気づくことも、止めることも、避けることも、防ぐことも、できない。

 その事実が広く認識されたことは大きい。

 何しろ、音が伝わるよりも速いので大地を踏み砕く音を聞こえる前に本人がやって来る。

 進行方向に存在する人間も建物も一瞬で消滅させられる。

 超音速の疾走(しっそう)が引き起こす衝撃波は進路から離れた物体も只では置かず、その多くが吹き飛ばされてしまう。

 邪魔だからと、天高くそびえる山脈に風穴を穿(うが)つ者をどうして止められよう。

 あらかじめ気づくことも、止めることも、避けることも、防ぐことも、絶対にできない。まったく(もっ)て不可能である。

 人間の作った法律を破るよりもたやすく自然の法則を歪ませる、その行動は不条理とか、理不尽とか、そういうものを超越する何かであり。

 なるほど、これぞ暁の女帝なりと納得させられるものであった。

 (ゆえ)に、その後の世界は暁光帝の行方と行動に注視することが急務となった。

 それを意図的に隠す行為は大罪であると認識されたのだ。


 かくして再び、『(つぶ)した国は百を下らず、(あや)めた敵は万を下らず』が格言通りに実現したのである。

 まさに“忍び寄る天災”であった。


 恐るべき“暁光帝のマラソン”により、人間の国々だけでも目を覆わんばかりの被害が出た。

 とりわけ、後世に悲劇と伝えられた事件が“アールヴ森林の大虐殺”である。

 それはまず、大陸の西端、北ゴブリン王国に暁光帝が訪れ、この超巨大ドラゴンにおびえた住民が難民となって国境に押し寄せたことから始まった。

 “北ゴブリン族の大移動”である。

 人種の特性として、ゴブリンは危機に際して単為生殖(たんいせいしょく)で大繁殖する。

 亡国の脅威に対して、ゴブリン達は地平線を埋め尽くすほどの軍勢を(もっ)て対抗しようとしたのだろうか。

 その意図は不明だが、膨大な数のゴブリンが押し寄せたことでドワーフ地下王国の中央大工房が壊滅した。これで王国は衰退し、国民は地上の街を廃棄して地下に逃れ、更に国際交流を絶って鎖国した。

 この事件により、ゴブリン難民を脅威とみなしたヒト族の民族国家アプタル=オルジア帝国とエルフ族の妖精郷(エルファム)が同盟を組み、戦いが始まった。

 “ゴブリン大戦”の勃発(ぼっぱつ)である。

 膨大な数を頼んで押し寄せるゴブリンに対してエルフ族はヒト族に協力して大規模な魔法戦を展開。

 草原が血に染まり、街道が両軍の死体で埋め尽くされるという悲惨な状況を作りつつも、何とか、これを駆逐した。

 北ゴブリン族をアールヴ大森林に追い詰めたのである。

 しかし、これはやり過ぎであった。

 食糧不足に苦しむゴブリン難民が近隣の巨人(パタゴン)族の国に侵入して住民を襲ったのである。ヒト族よりも大柄なパタゴン族であったが不意打ちと数の暴威(ぼうい)に犠牲を出してしまった。

 パタゴン達はすぐさま苛烈(かれつ)な報復に打って出た。

 亡国の危機ととらえた国民が総出でゴブリン達と戦う決意を示したのでる。

 老若男女(ろうにゃくなんにょ)の別なく突撃するパタゴン達。

 彼らはゴブリンを全力で殲滅(せんめつ)すべく向かう。

 エルフ族とアプタル=オルジア帝国はこれを座視。

 一言で言えば見捨てたのである。

 北ゴブリン族の集団はアールヴ大森林に(ひら)けた街道を逃げる。

 それは暁の女帝が例のマラソンで踏み蹴散(けち)らした森の(あと)であった。

 しかし、大森林に設えられた陣地が道を封鎖していた。

 たしかにヒト族とエルフ族は何もしなかった。

 只、そこにあった陣地がゴブリン達の逃げ道を(さえぎ)っただけだ。

 怒り狂うパタゴンは容赦(ようしゃ)なくゴブリンを追い詰める。

 武装した巨人(パタゴン)侏儒(ゴブリン)(かな)うはずもない。

 必死の抵抗も(むな)しく、ひとり残らず殲滅(せんめつ)させられた。

 無慈悲(むじひ)な虐殺であった。

 男が不要な、多産のゴブリンがひとりでも生き残れば、すぐに人口を増やして反撃に転じることができるから、だ。

 それは無理からぬことでもあった。

 王女を含む、最後のゴブリン集団が息絶(いきた)えた場所はくしくも淡水湖のほとり、暁光帝の水飲み場であった。

 ここに北ゴブリン王国は滅亡し、すべての住民が死に絶えるという悲劇に至ったのだ。

 これが“アールヴ森林の大虐殺”である。

 ちなみに、ゴブリン大戦の終盤、パタゴン族の近くにゴブリン難民を誘い込む作戦を立案した者はヒト族の宰相(さいしょう)であったという。(しぶ)るエルフに対して「(おのれ)の手を汚さずに脅威を(はい)す、後の平和と繁栄のために」と(ささや)いたと言われる。

 アールヴ森林の大虐殺は生き延びた南ゴブリン王国を始め、多くのゴブリン達の記憶に(きざ)まれ、ヒト族とエルフ族、パタゴン族に対するぬぐいがたい(うら)みとして残った。

 これは今でも人種間に暗い影を落としている。

 地竜カザラダニヴァインズは悲劇を(いた)んで大規模な国際慰霊祭(いれいさい)(もよお)した。

 これにはエルフ族の代表とアプタル=オルジア皇帝が参加したものの、「暁光帝の被害にあったすべての人間を悼む」との共同声明だけを残し、ゴブリンへの謝罪を拒んだ形に終わった。

 そのため、更に遺恨(いこん)は深まったとも言われる。

 その後、街道整備への尽力とこの慰霊祭が評価されて地竜カザラダニヴァインズはフキャーエ竜帝国の竜帝として復位した。


 ところで。

 一連の事件が収束するずっと前に、ひとりマラソン大会をやり抜いた(あかつき)の女帝は碧中海(へきちゅうかい)でさわやかな汗を流してさっさと飛び立っていった。

 彼女が悲劇や事件について何をどう思い、何を語ったのか、知る者はいない。

 数々の詩や歌が(ぎん)じられた。

 通りや広場で、教会や神殿で、吟遊詩人が龍マラソンの悲劇を嘆き、奇蹟(きせき)の復興を礼賛(らいさん)して(うた)う。

 多くの人々が涙したものの。

 おそらく、暁光帝が何も知らないし、何も感じていないであろうことは世界の了解するところであった。


 国際調査委員会が組織されて公式の発表が行われたのである。

 それが明らかにするところは長らく疑わしいとされてきた、古代天翔人(ハルピュイア)文明の記録と完全に一致しており。

 古代文明の発展が(あらた)めて評価された。

 リザードマン族のフキャーエ竜帝国、エルフ族の妖精郷(エルファム)、ヒト族のアプタル=オルジア帝国ら、主だった国々が共同で滅びた北ゴブリン王国の跡地(あとち)を調査。

 何より、すべての悲劇の始まりとなった超巨大ドラゴンの“巣”について重点的に調べたのである。

 その結果、わかったことは。

 「巣」と信じられていた場所は寝床(ねどこ)があるだけで単なる「休憩所」であった。

 寝床と足跡の調査から彼女の全長と体重が正確に確認された。

 旧王国の廃都(はいと)を横切る、交差する巨大な谷の群れは天龍の鉤爪によって刻まれた痕である。

 巨大な谷ならぬ“爪痕(つめあと)”はきっかり23本あり、ほぼ間違いなく、本人による“走り込み(ジョギング)”の記録と理解される。

 それらの情報から総合的に判断すると。

 人間は、暁の女帝から見て蚊柱(かばしら)のユスリカ程度の大きさでしかない。

 音速の3倍という超高速は、人間に換算すれば軍隊の伝令が走る速さと同じか、少し遅いくらい。

 そのように結論付けられ、調査報告として公表された。


 世界中を震撼させた、神殺しは恐るべき出来事だったが、その実、神々が地上から追い出されて宗教団体の勢力が抑えられただけだ。犠牲は甚大だったが、神魔大戦のせいであって暁光帝は関係ない。

 その後も地上に降りては国を踏み潰したり、戦争を蹴散らしたりしてはいたものの、稀な出来事であり、暁の女帝はもっぱら遙か雲の上を飛ぶだけの存在だった。

 ところが、今回の(おこな)いは地上に及んだ激甚(げきじん)災害そのものである。

 「障るべからず」と言われた宗教指導者は口をつぐんだが。

 多く学者が考察し、論文を発表し。

 多くの文筆家が悲劇や英雄の功績について本を描き。

 様々な流言飛語(りゅうげんひご)が飛び交って。

 「フキャーエ竜帝国の横暴(おうぼう)(いまし)められた」

 「重税を課して(たみ)を苦しめるアプタル=オルジア皇帝の悪政を叱責(しっせき)した」

 「淫蕩(いんとう)(ふけ)妖精女王(ティターニア)不興(ふきょう)を買った」

 「悪行三昧(あくぎょうざんまい)の醜いゴブリンに天誅(てんちゅう)を加えた」

 「実は暁光帝ではない。あれは復讐に燃える暗黒神の育てた魔王竜なのだ」

 「神を(ないがし)ろにする傲慢(ごうまん)な人間を光明神が罰したのである」

 「暗黒教団が秘密の召喚魔法で呼んだに違いない」

 「社会不安に乗じて権勢を強めようとする神聖ブジュミンド王国の陰謀だ」

 などなど、様々な仮説が立てられ、大いに議論された。

 だから、誰もが一度は思いつくものの、あまりの被害状況に「さすがにそれはないだろう」と打ち消していた、ゴミのような仮説が真実だと知れた時の衝撃は計り知れない。


 “暁光帝のマラソン”は本当に只のマラソンだったのである。

暁光帝のデザイン、ムカシアミバネムシです。

最初見たとき、あの六枚羽が衝撃的でした☆

昆虫は2対4枚羽なのにムカシアミバネムシは3対6枚なんですよ〜

首のあたりにある1対2枚が小さくてプリティー♪

さすが! 伊達に「ムカシ」ついてないぞ、アミバネムシ!

他のアミバネムシ、知らないけどw

そういうわけで暁光帝は2対4翼が巨大で1対2翼が小さくてプリティーです。

しっかし、なんですね〜

やたら、うちの暁光帝、でかくなっちゃいましたよ…o| ̄|_

いや、最初は身長168cmの体重68kgの女の子を基準に、これを100倍して168mの6万8千トン、でかいわ、ゲラゲラゲラw…とか笑ってたんですが。

ちょっと思考実験してみたんです。

ドラゴンが現代社会に現れたら脅威となりうるか?

そこでシロナガスクジラの全長34メートルはどうか? いや、でかすぎて中世の騎士団が敵いそうもないから、およそ半分の全長17.3メートルのレッドドラゴンをティラノサウルス基準で体重24600kg=24.6トンと仮定して。

「ああ、これなら中世ヨーロッパの騎士団でもがんばれば勝てそうじゃないか」と。

で、このドラゴンが現代に現れて大暴れしたらどうなるか?

うん、どうもなりませんでした(>_<)

地上はAPFSDS弾を撃つ旋回砲塔の戦車が、空中は空対空ミサイルを搭載した要撃機がいます。

地上戦で炎が吐けても戦車の複合装甲を撃ち抜けないだろうし、ドラゴンの鱗じゃAPFSDS弾は防げないし、避けられない。

超音速で飛ぶ誘導ミサイルは必ずドラゴンに中たるだろうし、そうなれば翼を撃たれて墜落死ですよね。

あれ? ドラゴン、弱くね? 駄目じゃね? そりゃ、冒険者にも退治されるわー

現代兵器、凄ぇ\(^o^)/

現代兵器の前でドラゴンが脅威にならないのなら、魔法が使える中世の軍隊にとっても脅威にならないんじゃ……

いや、そもそもシロナガスクジラってふつうに捕鯨されてるよね…o| ̄|_

…ってな話になり、「よし、空母より大きくなけきゃ!」「えっ、空母って世界一でかい船じゃないの?」「それなら!」みたいな勢いでどんどんでかくなってしまいましたぉ……

そこでこれくらいのサイズになってしまったわけです。

まぁ、世界最高峰の頂きを蹴っ飛ばして縮めるくらいにはでかくないと…ねww

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